サッカーを知らない人でも、「中村俊輔」選手の名前は聞いたことがあると思います。数々の賞を受賞し、サッカーに惜しみない才能を発揮した選手ですね。

 私生活では5人の子供に恵まれ、優しいパパの顔も垣間見られます。一方で、彼が創価学会の会員ではないかという噂も流れています。彼の宗教関係について、噂の真偽を検証していきましょう。

プロフィール

生年月日 : 1978年6月24日(40歳)
出身地 : 神奈川県横浜市戸塚区
身長 : 178cm
体重 : 71kg
在籍チーム : ジュピロ磐田
ポジション : MF
背番号 : 10
利き足 : 左足

U-20代表

1996年 : AFCユース選手権 1996ベスト46試合出場(1得点)
1997年 : 1997 FIFAワールドユース選手権 ベスト85試合出場(1得点)

U-23代表

1998年 : アジア大会 2次リーグ敗退→3試合出場1得点
2000年 : シドニーオリンピックベスト8→4試合出場

フル代表

2000年 : AFCアジアカップ2000優勝→5試合出場
2003年 : FIFAコンフェデレーションズカップ2003 グループリーグ敗退→2試合出場3得点
2004年 : AFCアジアカップ2004 優勝→6試合出場2得点
2005年 : FIFAコンフェデレーションズカップ2005 グループリーグ敗退→3試合出場1得点
2006年 : 2006FIFAW杯グループリーグ敗退→3試合出場1得点
2007年 : AFCアジアカップ2007 ベスト4→6試合出場2得点
2010年 : 2010FIFAW杯ベスト16→1試合出場

テレビ番組

テレビ朝日 : GET SPORTS
テレビ朝日 : ドラえもん(W杯特別企画)

CM

2001年 : 日本コカ・コーラ『アクエリアス』
2001年 : キリンビール『麒麟淡麗』
2005年 : 大塚製薬『オロナミンC』
2014年 : サッポロビール『黒ラベル』
2015年 : 日産自動車『NOTE』

 3歳の時にサッカーボールを蹴り出した中村選手は1985年に深園FCに入団し、サッカーを始めます。中学時代には倍率50倍のセレクションに合格し、日産(横浜マリノス)のジュニアユースに所属。2度の全国制覇を経験します。

 しかし、ユースへの昇格ができずに桐光学園高校へ進学し、サッカー部に入部することになります。1997年に横浜マリノスに加入、その年のJリーグ優秀新人賞を受賞します。2000年にはJリーグ最優秀選手賞、日本年間最優秀選手賞を22歳の若さで続けて受賞します。

 その後世界へと羽ばたき、イタリアのセリエAのレッジーナ、セルティック、スペインのエスパニョールなどを経て2010年にF・マリノスに復帰し、2011年にはキャプテン就任を果たします。2017年には「サッカーだけに向き合い、燃え尽きたい」としてジュピロ磐田に移籍、現在に至っています。

実は創価学会?

 数々の素晴らしいプレーでファンを魅了してきた中村選手ですが、実は創価学会の会員なのではないかと言われています。両親も創価学会だとされているのですが、そうなるとその子である彼も会員ということになります。さらに奥様の実家も創価学会で、その縁で結婚したとされています。

 彼と奥様が出会ったきっかけを作ったのは、その創価学会の名誉会長である池田大作さんだという噂まであるようです。彼が会員だという証拠は他にもあるようで、日本代表から落選した時に当時の代表監督であったフィリップ・トルシエさんが、学会から脅迫を受けたとも言われています。

 この情報から、中村選手が創価学会の人間だということが判明したと言います。なお奥様は元タレントで、2人が出会った時はペットショップの店員さんをしていたようです。元タレントだけあってとても綺麗な方です。

 実際の馴れ初めはわかりませんが、学会繋がりならば宗教で揉める心配もなく、円満な家庭が築けますね。彼が代表メンバーから落選した時の脅迫については、確かな証拠はありません。

 ただ外国人の監督から見ると、創価学会という宗教はカルト集団のように見えてしまうようです。事実、海外では創価学会をカルト指定している国も多くあります。

否定した!?

 特に中村選手の、母方の祖父が熱心な創価学会の信者だと言われています。その影響で、彼のお母さんも信者となったようです。親が創価学会の信者になっていると、生まれた時から創価学会の教えに知らず知らずに染まっていくことになるでしょう。

 しかし、彼自身はそれほど熱心な信者ではないようです。『SHUNSUKE 中村俊輔イタリアの軌跡』という本の中でその胸中を吐露しています。「母方の祖父が信者でそれを母が受け継いだだけです。僕自身は信仰を実践しているわけじゃない。」本にはそういった記述があるようです。

 創価学会の家に生まれると、自分が別の生き方をしたいと思ってもなかなかそうも行かないところがあります。家族と共に信者となるのが、自然な生き方となっていくもの。自分は信者になりたくないと思っても、難しいことがあるのかもしれません。

 とはいっても、この社会には宗教の自由というものがあります。創価学会に入信したからといって、何も悪いことをしているわけではありません。入信したければ入信すれば良いし、嫌なら脱会すれば良いことです。悪いのは入信を強要することですね。

 宗教を持った人生を送っても、持たない日々を過ごしても、それがその人の考えた生き方ならば尊重するべきです。オウム真理教のように反社会的な集団でなければ、否定することもないと思います。

 お子さんが5人もいて、2012年にはベストファーザー賞に選ばれるほど素敵なお父さんでもある中村選手、これからもその才能を生かして、ますますの活躍を期待したいですね。