結論

かなり酒癖が悪く、酔ったうえでのトラブルが多数話題になりました。

「酒ほど無駄なものはない」2019年、

コメンテーターとの対談でこう発言したのは。歌舞伎界のプリンスとしてテレビ界でも有名な市川海老蔵さんです。

海老蔵さんは2017年に妻の小林麻央さんを乳がんで亡くし、現在2児のシングルファーザーとしての顔も持ち合わせています。

一方でお酒にまつわるよろしくないエピソードが、度々週刊誌やテレビで話題となり、過去には負傷したこともあります。

また、2010年に小林麻央さんと結婚するまで、多くの女性との噂も報じられました。

2003年には隠し子がおり、養育費を払っていることも明かしていました。

そんな遊び人な市川海老蔵さんが発言した「酒は無駄」という言葉に、世間はざわつきました。

ですが市川海老蔵さんは、2010年に飲酒を原因とした暴行事件が報道されており、その過去があってお酒に懲りたのではないかと言われています。

酒癖と女癖の悪さ

市川海老蔵さんは結婚する前、非常に不健康な生活をしていました。

酒とたばこを浴びるように摂取し、栄養バランスの悪い食事で所謂「若さ」を満喫していました。

しかし2004年、海老蔵襲名に際してたばこを控えるようになり、歌舞伎役者としての自覚を芽生えさせていきます。

しかし、元交際相手との隠し子がいただけではなく、数々の女性と浮名を流しており、結婚の時すら他の女性の存在があったといいます。

米倉涼子さん、宮沢りえさん、佐藤江梨子さんなどとの交際報道がされていましたが、結婚してからはその噂も無くなったかに思えました。

イクメンの顔を持ち合わせていた市川海老蔵さんがすっかり元に戻ってしまったのは、2017年に妻の小林麻央さんを亡くしてからです。

小林麻央さんの入院中から義理の母にずっと子供の面倒を任せきりだった、と義理の姉の小林麻耶さんが告白しました。

しかも最近では複数人との女性と交際しており、連日マンションに違う女性を招き入れているといいます。

イクメンアピールをして良い評判を手に入れたと思ったら、数年で女癖はすっかり元通りに。

歌舞伎界全体の評判が落ちることが危惧されています。


また、昔から市川海老蔵さんの酒癖の悪さは有名で、過去にはこんな言葉を放ったといいます。

「金を払えばいいんだろう!」

酔っぱらって、店のカウンターにあった酒瓶を全部なぎ倒しながらの発言です。

更には「俺は人間国宝だぞ!」「お前、給料いくらもらってる?」とたちの悪い絡み方をしていたとか。

「酔っぱらうと喧嘩っ早くなり、すぐに激高する」

「いくつかの店では出入り禁止になっている」

と語る人もおり、とにかく評判が悪いです。

このようにとにかく酒癖が悪いため、2010年の暴力事件では被害者側として報道されたものの、バッシングが止まりませんでした。

灰皿テキーラ事件

事件が報道されたのは、2010年11月末のことでした。

市川海老蔵さんは右頬に陥没骨折、前歯損傷と顔面に大けがを負い、暴行を加えた暴走族・関東連合元リーダーの用心棒だった男が逮捕されました。

市川海老蔵さんは歌舞伎出演を約半年間自粛し、出演していたCMも放送が中止されるという事態になりました。

事件当日は朝方まで飲んでおり、自宅に帰宅した時点ではどこにも通報していませんでした。

しかし、帰宅した市川海老蔵さんは血の付いたシャツと下着一枚というとんでもない姿で、それを見た小林麻央さんがびっくりして110番通報。

病院に搬送となりました。

最初は知人と飲んでいましたが朝方には一人で飲んでおり、暴力団関係者数人とトラブルになったとのことです。

当初市川海老蔵さんは

「一緒に飲んでいて酔いつぶれた人を介抱していたら殴られた」と証言していました。

しかし、報道当初から酒癖の悪さが報道されており、素行のせいで事件が起きたかのような扱いを受けています。

元々取材陣に対しても高圧的な態度を取っていたとされる市川海老蔵さん。

同情の声は少なく、その後の記者会見では「日頃の自分の行いが招いた出来事」と謝罪をしています。

そもそもこれだけの暴行を受けたにも関わらず、どこにも通報せず自宅に帰ったというのが怪しいでしょう。

怪我は全治2ヶ月と診断され、顔面整復手術を受けています。

2010年11月25日、市川海老蔵さんは日付が変わる頃、友人と会食をしていました。

その後明け方に六本木に飲みに行き、一人で飲んでいたところ知人である被告人と再会します。

最初はシャンパン10本を開けるなど会話が盛り上がり、被告の後輩と合流。

すると灰皿にテキーラを注ぎ、こう言ったそうです。

「後輩ならこれを飲め!」

強要された男性は当然拒否します。

それに腹を立てた市川海老蔵さんは、髪を引っ張る、頭を殴るなどしながら周りを見下す態度を取り続けます。

そして口論となり、「何だとコラ!」「六本木を歩けなくしてやる」と逆上。

この発言で怒りを抑えられなかった被告が、市川海老蔵さんを暴行し、怪我を負わせることとなったそうです。

一方で、市川海老蔵さんが鼻目がけて頭突きしたという主張も出てきました。

実際にけがの診断書が出ており事実とされていますが、市川海老蔵さん本人は

「暴力をふるう、灰皿にテキーラを入れて飲ませるといった記憶はない」と発言していました。

この日、市川海老蔵さんは体調不良を理由に「初春花形歌舞伎」の記者会見をキャンセルしています。

それにも関わらず食事に行き、飲み歩いていた市川海老蔵さん。

被告側は「市川海老蔵が頭突きをして、それに対応した」と過剰防衛を訴えています。

裁判所は過剰防衛を否定していましたが、市川海老蔵さんの言動にも落ち度があるとの判断を下しています。

暴行事件は結局示談が成立し、和解という結果になりました。

この事件以降は酒関連の噂を聞くことなく、「酒は無駄」という発言をするようになっています。

また、ある人は彼のことを「人を怒らせる天才」と称しています。

交際していたが3ヶ月もすれば捨てられ、公演に行ったらスタッフに追い返された人もいるといいます。

全てが真実というわけではないでしょうが、これだけ悪評が挙がると、市川海老蔵さんが今までどれだけのことをしでかしてきたかが伺えます。

まとめ

子供が生まれてからは落ち着き、父親であり歌舞伎役者として評判を挽回しつつあるように見えていた市川海老蔵。

しかし2022年3月には、義理の姉の小林麻耶さんからの暴露により、その評判にも陰りが見えています。

パパ活、育児放棄、小林麻耶さん本人が襲われかけたなど、暴露は衝撃的なものでした。

当人は、この暴露から始まる一連の騒動に対して週刊文春で語っています。

全てではないものの、「そう誤解されても仕方ない」と認めているそうで、闇の深さを感じさせます。

市川海老蔵さんは小林麻耶さんにお詫びの連絡をし、6時間に及ぶ話し合いをしたそうです。

しかし火消しをしたつもりが、逆に小林麻耶さんを激怒させる結果となっています。

お酒はやめたと言っている市川海老蔵さんですが、これからも女性関係などで世間の話題になりそうです。

2020年に十三代目・市川團十郎白猿を襲名予定だった市原海老蔵。

感染症の影響で延期となってしまいましたが、2022年に襲名するのではという噂も挙がっています。

いつになったら「癖」が落ち着くのか、周囲を呆れさせる市川海老蔵さんの今後が懸念されます。