司会やものまね、さらには歌など、マルチな才能を発揮していたお笑い芸人のぐっさんこと山口智充さん。
しかしそんな彼ですが、ある時からテレビで見かけなくなってしまいました。
彼が消えた理由に迫りたいと思います。
山口智充
1969年3月14日生まれ。
芸能活動を始める前は、電気会社の営業を2年ほどやっていました。
その後、ミュージシャンを目指すため退職。
アルバイトをしながら、国際花と緑の博覧会で着ぐるみを着てショーにも出演していました。
そのショーを運営していた阪急電鉄から宝塚ファミリーランドに誘われ、就職することになります。
そこで相方の平畠啓史さんと知り合い、24歳の時にお笑いの道へ進むことになります。
宝塚ファミリーランドでは、今の奥さんとも出会い、翌年に結婚。
1994年、平畠さんと漫才コンビ「DonDokoDon」を結成しました。
1999年には、NHK『爆笑オンエアバトル』で初代王者になり、一気に知名度が上昇。
そして2001年には、雨上がり決死隊の宮迫博之さんとユニット「くず」を結成します。
以降バラエティのみならず、ドラマや映画など多方面で活躍しています。
消えた理由
ぐっさんはテレビ出演が激減したことで、窮地に立たされていると報じられました。
レギュラーを務め、12年続いていた『にじいろジーン』が終了し、全国放送の地上波レギュラー番組がなくなりそうな状況に。
そんな彼が消えた理由の1つとされるのが、ダウンタウンとの確執です。
2009年、ぐっさんは『リンカーン』を降板しているのですが、それが原因でダウンタウンとの確執が噂されるようになりました。
レギュラー出演し、人気コーナーも任されていたのに突然出演しなくなったぐっさん。
挨拶もなく、降板のアナウンスもないまま、前触れなしに突如として集合写真からも消えたのです。
他のメンバーも、その降板には一切触れることがありませんでした。
スケジュールの都合とされていましたが、ダウンタウンの番組から降りることは芸人にとって大きな出来事です。
このことが様々な憶測をよび、
「メインキャストを務めていたダウンタウンとの不仲で辞めた」
「コスト削減のため、コンビ出演している他の芸人ではなく、ソロで出演している山口がリストラの対象となった」
「にじいろジーンと収録日が被ってスケジュールがハードだったため」
など、色々と噂されるようになりました。
そして、実はダウンタウンとは『リンカーン』を機に10年もの間、一切共演がなくなっていました。
そこでネット上では、「ダウンタウンと何かあって干されたのではないか?」と噂されるようになりました。
しかし、これに関しては『ダウンタウンなう』にぐっさんが出演した際、ダウンタウンの浜田雅功さんの方から
「いや、俺らは全然」と否定。
ぐっさんも「ダウンタウンさんを嫌っているとかボクは全くない」と否定することによって、ダウンタウンとの不仲説はガゼだったと明らかになりました。
『リンカーン』降板の理由はダウンタウンとの不仲ではなく、
「9人のギャラがあまりに高額なため、制作費の底がついた」
という実際の発言もあり、経費削減の影響によるリストラだった可能性が高そうです。
もう1つ彼が消えた理由として考えられているのが、ぐっさんのこだわりの強い性格です。
ぐっさんは「キングオブコント」「M-1グランプリ」などについて、
「賞レースはもともと好きじゃない」という考えを持っています。
「誰が1位とかはそんなに。僕は芸人は全員横並びという考え方なので」という持論をもっているようです。
しかしこの発言から、ネット上ではネット上では
「こだわりが強すぎる」「芸に人一倍厳しそう」などといった声があがりました。
こだわりが強いと制作側としては厄介なうえに起用しづらくなり、ぐっさん自身が番組や企画を拒否している可能性もあるかもしれません。
今のバラエティ番組は、MCとひな壇の芸人たちがイジり合うような構成が主流となっています。
ぐっさんは演技力を活かしたコントや達者なものまね芸が持ち味で、それを活かせる番組が少ないのも理由にあるかもしれません。
しかも、もともと他の芸人仲間と交流をあまりしないらしく、芸人ならではのイジりという主旨に合わないのかもしれません。
ただ、テレビ関係者からの芸の評価は高いようなので、もったいないような気もしてしまいます。
芸達者なぐっさんにとって、地上波番組では実力が発揮できず、満足できないのかもしれません。
ぐっさんの条件にピッタリな番組が用意されない限り、全国放送へのレギュラー復帰は難しいのかもしれません。
もう1つ、彼が消えた理由として考えられていることがあり、それは彼が出演していた番組の視聴率にあります。
彼がレギュラー出演し、土曜のあさに放送されていた
『にじいろジーン』の視聴率が5%前後だった一方、同じ時間帯に放送されていた他局の裏番組
『ウェークアップ!ぷらす』は10%台を推移していたのです。
開始時はベッキーさんとの高い好感度を持った者同士のコンビによる司会で、主婦層を狙った生活情報番組でした。
しかし、ベッキーさんが不倫報道で2016年1月に降板。
後任の清水富美加さんも翌年に幸福の科学に出家して降板。
そしてマンネリ化もあり、打ち切り話が出たそうです。
そんな中でぐっさんの現在のレギュラー出演はというと、テレビ6本にラジオ1本のようです。
ローカル番組やゴールデンの時間帯ではないものが多いからか、テレビから消えた印象になっているようです。
2003年に放送スタートの東海テレビ「ぐっさん家 〜THE GOODSUN HOUSE〜」
は東海地方の愛知・三重・岐阜の様々な場所を散策する長寿番組で、かなりの視聴率だといいます。
ぐっさんは、「僕の場合も今はローカル番組でやりたいことをできている」
と語っており、今の仕事の状況には満足しているようです。
毎日のようにテレビに出ていた頃に比べれば、出演はかなり減っていると言えます。
「視聴率が取れない」と報道されて、そういうイメージがついてしまったのかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
ぐっさんが消えた理由、それは全国地上波のレギュラー番組がなくなった時、
そのことが報道されたことと、ローカル番組への出演が増え、
地上波での出演が減ったことが理由のようです。
出演する番組のターゲット層が地方に変わったことが理由のようですね。
今の活躍の場としては、2020年の映画
『鬼ガール!!』への出演や、ディナーショーなども行われているそうです。
消えたというより、活躍の場が変わったと言った方が正確なのかもしれません。
今後の更なる活躍に期待したいですね。