結論

ヴィーガンなどというわけでも宗教的な理由というわけでもなく、医者をやっていたおじい様の考え方から小藪さんのお家の食卓では当たり前のように肉が出ていませんでした。

小籔千豊さんといえば、テレビ番組などで度々

「肉を食べない」ことを公言していることでも有名です。

小さい頃から肉を食べておらず、それどころか肉を食べたことがないと言っても良いくらいなのだとか。

なぜ、頑なに肉を食べないのでしょうか?

近年はベジタリアンよりも徹底して肉類を食べない、

ヴィーガンであることを公表する人も多くなりましたが、

どうやら小藪さんはそういった理由ではないようです。

また、肉を食べない宗教も世界にはありますが、そういった宗教的な理由でもありませんでした。

ということで今回は、小籔さんと肉にまつわるエピソードをご紹介します。

肉を食べない理由

最初に結論を言ってしまうと、小籔千豊さんが肉を食べないのは宗教的な事情などではなく、

「肉を食べない家庭」で育ったことが挙げられます。

つまり小籔さんにとって、食卓にお肉が出ないことはおかしなことでも何でもなく、当たり前のことだったのです。

ちなみに肉を食べることをご法度としている宗教として、

『ジャイナ教』『ヒンズー教』『イスラム教』などがあげられますが、

小籔さんがこれらの宗教に入っているという情報はありません。

小藪さんの場合は、祖父の教えに従っていたからというものでした。

小籔さんのおじい様は、診療所を開業していた医師でした。

そんな祖父が『玄米菜食主義』を信念にしていたため、小籔さんの家で肉が食卓に並ぶことはなかったのだとか。

その他にも、

『水道水は飲まない』『毎日青汁を飲む』

『白米ではなく玄米を食べる』『風邪をひいたら酵素を飲む』

などの家庭ルールがあったとのこと。

こうしてみると、現代でも健康的な人が意識しているようなことが多い気がします。

今でこそ健康志向の人が増え、玄米を食べたり青汁を飲んだりする人も多くなりましたが、

小籔さんが子供の頃はそこまで多くなかったのではないでしょうか?

子供の頃の食生活が当たり前になっていて、小籔さんは今も続けているということのようです。

学校給食などはどうしていたのか気になりますが、その頃の情報は残念ながら見つけることができませんでした。

ヴィーガン?

小籔千豊さんは、バラエティー番組などでも肉を食べないことを公表していますが、

「自分はベジタリアンではない」とも言っています。

彼いわく、お肉を食べないだけなのでベジタリアンではないのだとか。

調べてみたところ、ベジタリアンにも5種類あることがわかりました。

まず1つ目が、最近耳にするようになった人も多いであろう「ヴィーガン」。

完全菜食のみの人のことで、肉や魚は一切食べず野菜しか食べません。

2つ目は、「ラクト・ベジタリアン」。

肉や魚は食べないものの、野菜の他に乳製品を食べます。

一方で、卵は食べません。

3つ目は、「ラクト・オボ・ベジタリアン」。

野菜と乳製品の他、卵も食べる人のことです。

一方で、肉や魚は食べません。


4つ目は、「ペスコ・ベジタリアン」。

野菜、乳製品、卵の他に魚介類は食べる人のことを言います。

一方で、牛肉、豚肉、鶏肉は食べません。

最後に5つ目が、「ポーヨー・ベジタリアン」に分類される人です。

野菜、乳製品、卵、魚介類、そして鶏肉を食べます。

食べないのは牛肉と豚肉だけです。

小籔さんは、自身のことを魚や卵は食べるため、ベジタリアンではないと言っていたのですが、

こうしてみると『ペスコ・ベジタリアン』に当てはまりそうです。

彼いわく、食べないのは牛肉、豚肉、鶏肉といった動物の肉だけなのだそうです。

番組などでの振る舞い

小籔千豊さんはお笑い芸人ですが、情報番組のゲストなどにもたくさん呼ばれています。

そうしたメディアなどの芸能活動をしていると、気になるのが

「仕事でお肉を出されたらどうするのか?」ということではないでしょうか?

以前、小籔さんが『ノンストップ』という情報番組に出演した時、クッキングコーナーでポークソテーが出たことがありました。

小籔さんは肉を食べないので、当然ポークソテーは食べません。

生放送のテレビであっても、小籔さんはポークソテーを一口も食べませんでした。

食べていたのは、付け合せのキャベツのみ。

またそれに対しても、共演者含め誰一人突っ込む人はいませんでした。

どうやら小籔さんが肉を食べないことは、芸能界では広く認知されていることのようです。

そんな中で小藪さんは、「肉を食べない」と言うと、いつも

「じゃあ何を食べるの?」と聞かれるのだとか。

そこで、ここからは小藪さんが様々な食べ物を、どういう理由で食べるのか、それとも食べないのか見ていきましょう。

まずクジラは、「牛っぽいので食べない」そうです。

次に、豚肉で作られることが多いソーセージも食べませんが、魚肉ソーセージは食べるそうです。

続いて、マクドナルドに行った時はどうするのかについて。

これは、マックにはフィレオフィッシュがあるので、それらを食べているようです。

このほか、「無人島で死にかけてて食料が肉のみだったらどうする?」という質問には、

「嫌いだからって食べないのはおかしい」と答えていました。

普段肉を食べない小藪さんも、状況次第では食べるようです。

とはいえ、無人島にお肉しかないなんて状況は、なかなか考えられなさそうです。

まとめ

いかがでしたか?

ちなみに、小藪さんが子供の頃から祖父の影響で肉を食べないことは、家族の間でも当然ながら周知の事実です。

そんな中、当の小藪さんはこの家訓を自分で終わらせたいと考えており、自分の娘さんには普通に肉を食べさせているそうです。

しかしある日、小藪さんが幼い自分の娘さんに好きな食べ物を聞くと、

「トマト」「レタス」「お芋」「イチゴ」など、野菜や果物ばかり言ってきたのだとか。

これを受けて小藪さんは、「やっぱり遺伝子の影響か…」と嘆きました。

そんな中、ある日娘さんの同級生のお母様とお話していた時のこと

そのお母様から「娘さんは優しい子ですね」と言われたので、

「どのように優しいんですか?」と尋ねると、

娘さんは同級生やそのお母様との間でこんなことを言っていたのだそうです。

「実はね、私は肉が好きなんだけど、お父さんがああだから野菜が好きって言ってる。お父さんには内緒だからね!」

自分の思いとは裏腹に、娘さんにひどく気を使わせてしまっていたことを知り、またしても嘆いてしまう小藪パパなのでした。

テレビなどで肉を食べないことをハッキリ公言すると、

どうしても宗教的な事情なのではと考えがちですが、

そこには医者をやっていたおじい様ならではの健康的な考え方があったようです。

幼少期からのそうした食事観念によって、

小藪さんは今も長身でスラッとした体型を維持できており、

芸人のみならずモデルとしても活動できているのかもしれませんね。

今後の活躍と長く健康でいることを願いたいと思います。