結論

ネタで使用していた著作権フリーのBGMに関して、然るべき対応をとっていなかったり無断でアレンジして販売していたことなどが、消えた原因と考えられています。

若手お笑い芸人の登竜門番組の1つ、『おもしろ荘』に出演してブレイクしたピン芸人のひょっこりはん。

テレビに引っ張りだこだった時期は、様々なタレントや女優がSNSなどで彼のネタを真似するほど大人気でした。

しかしそんなひょっこりはんも、現在はあまりテレビで見なくなったと感じている人も多いのではないでしょうか?

彼がなぜテレビなどから消えてしまったのか、詳しくご紹介していきます。

ひょっこりはん

本名は「宮下聡」と言い、1987年4月28日生まれの滋賀県出身。

草津東高校では、ソフトテニスでインターハイに出場したこともありました。

その後早稲田大学に進学するのですが、優等生が集まるこの大学の中ではソフトテニスの腕前も平均以下。

成績も下から数えた方が早いくらいと目立たない存在になってしまいました。

そんな中、友人からお笑いの道へと誘われ、にゃんこスターやハナコなども所属した早稲田のお笑いサークルに所属することに。

ただ、本当は芸人になりたかったわけでなく、テレビ局の仕事をしたいと思っていたようです。

テレビ局に就職した時に生かせるようお笑いを経験しておこうと考え、お笑いサークルに入ったとのこと。

しかしサークルで活動するうちに、人前で表現する楽しさに目覚めていくようになりました。


幸か不幸かテレビ局への就活も上手くいかなかったことから、プロの芸人になることを決意。

コンビを組み、ひょっこりはんはツッコミを担当したのですがブレイクはせず、2016年3月に解散してからピンで活動するように。

そんな中で生まれた、ひょっこりはんの代名詞的存在であるあのリズムネタ。

もとは友達から、「何かひょっこりしてるよね?」と声をかけられることがよくあり、

この「ひょっこり」というフレーズを気に入って使うようになったのがきっかけだったようです。

トーク力に自信がなかったため、自分の印象的な見た目を活かそうと考えてあのネタに至ったようです。

消えた理由

軽快な音楽とともに、「ひょっこりはんはどこだ?」と探す楽しさを与えてくれた彼のネタ。

誰もがマネしやすいネタだった事と印象的な音楽から、多くの人にマネされてブレイクしました。

ですが、なぜ今ではテレビで見ることがなくなってしまったのでしょうか?

その理由はいくつかあるようです。

まず1つ目は、単純に「飽きられた」から。

毎回同じ音楽が流れ、壁からひょっこり顔をのぞかせるだけのワンパターンなネタが飽きられたのではないかと考えられます。

また、ブレイクした芸人はバラエティ番組でフリートークする場が増えるのですが、トーク力がないという評価も消えていった理由ではないかと考えられます。

このトーク力の低さについては、本人も自覚していたようです。

飽きられたネタとトーク力の低さというスキルの点から、消えていった可能性があります。

もう1つの理由は、「顔が嫌い」という視聴者の声です。

ひとたび「何となく嫌い」だと思われてしまうと、やはり応援したいとは思われないでしょう。

ネタが面白いわけでもない、そのうえ「生理的に受け付けない顔」だとしたらやはり視聴率は悪くなってしまいます。

ブサイクでも好かれる芸人はたくさんいますが、「好き嫌い」は視聴率に大きく響くという結果もあるかもしれません。

最後に3つ目の理由なのですが、これが最も大きく影響していたのかもしれません。

実はひょっこりはん、著作権フリーの配信サイトでアップロードされていた楽曲を商用利用していたのにも関わらず、しかるべき対応を取っていなかったのです。

具体的には著作者のクレジットを表示せず、利用料金も払っていなかったのです。

現代のネット上には、著作権フリーかつ「基本的には」無料で楽曲をダウンロードできる配信サイトが存在します。

そのため、その配信サイト上にアップロードされている音楽は、

商用利用も含めて好きなように無料でダウンロードして使用できるのですが、

商用利用などをする場合は著作者の表示が義務付けられます。

先ほどもご紹介したように、こうした著作権フリーの音楽は基本的に無料なのですが、この著作者の表示という義務を怠った場合に利用料金が発生します。

ひょっこりはんは自らのネタの中で、「MusMus」と言う配信サイトでアップロードされていた「sonorously box」と言う曲を使用していました。

しかしこの時、クレジットの表示もしなかったうえ、利用料も払っていなかったのです。

それだけでもまずいのですが、さらに企業にもそのBGMを利用させていたと言います。

ひょっこりはんは、このBGMの前半部分を自分で編集して使っていたとのことですが、発覚後の対応もマズいものでした。

この楽曲を配信していたサイトの管理人がひょっこりはんに、

「後払いでもいいので利用料を払ってもらいたい」と申し入れたにも関わらず、これを無視。

くわえて、曲を編集すればバレないだろうと考えたのか、編集した曲を大手の音楽配信サイトにて無許可で販売していたのです。

「MusMus」側が抗議と販売停止の依頼をしてもひたすら無視し続けたひょっこりはん。

そしてついに、ひょっこりはんが使用していた楽曲「sonorously box」を作ったWATSONさんが自身のブログで情報公開し、炎上してしまうことに。

その日のうちに改変楽曲の配信は停止になりましたが、ひょっこりはんのその対応は世間で大いに批判されました。

在は双方で和解が成立し、彼のネタの中で使用されるBGMも新しい曲に変わりました。

商用利用しながら著作権の表示もせず、利用料も払わない。

さらには抗議や停止依頼にも応じなかったひょっこりはん。視聴者の好感度が下がっただけでなく、テレビ局側からしても「使うのが怖い」と思ってしまうでしょう。

ひょっこりはんが消えた理由は、この著作権にまつわるトラブルが一番大きそうです。

最初にご紹介した通り、ひょっこりはんは元々テレビ局への就職を志望していました。

しかしそれならばなおのこと、テレビ局で働くことを志望している人間として、著作権関係にはしっかり対応してもらいたかったですね。

まとめ

いかがでしたか?

現在のひょっこりはんは、地方での営業が主な活動となっているようです。

子供に人気のようで、絵の中からひょっこりはんを探す絵本『ひょっこりはんを探せ』を出版。

そのほか、自身のYouTubeチャンネルも開設しており、そこでも活動しているようです。

よしもと有楽町シアターで開催しているライブにも定期的に出演。

プライベートでは、以前からお付き合いしていた一般女性と結婚。

男の子と女の子が生まれ、二児の父親として幸せ絶頂のようです。

いつかまた、テレビでも見てみたいものですね。