結論

地方のステージ営業の仕事を拒否したことで事務所と揉めたこと、不倫略奪婚などで消えたと見られています。

圧倒的な歌唱力によるモノマネで、「ものまねシンガー」として有名になった荒牧陽子。

しかし、2013年頃からあまりテレビで見かけなくなってしまいました。

彼女が消えた真相に迫ってみましょう。

荒牧陽子

1981年1月14日生まれの岡山県出身で、「ものまねクイーン」「歌まね女王」「ガイドボーカルのカリスマ」といった異名を持ちます。

幼少期から抜群の音感をもち、2歳にして音程を取りながら歌う事ができ、3歳の時点で歌のレパートリーが30以上。

小学校高学年になると、地元の歌のコンテストで次々と優勝や入賞を果たし、「コンテスト荒らし」と呼ばれるように。

また、「NHKのど自慢」で岡山市のチャンピオンにもなりました。

その後20歳で上京し、シンガーソングライターとして活動を開始します。

しかし様々なオーディションを受けるも、なかなか合格できませんでした。

そのためスタジオミュージシャンやコーラス、カラオケのガイドボーカルなどの活動で生計を立てていました。

そして、「シルシルミシル」や「Mero.jpミュージックChannel」などの番組で、「ガイドボーカルのカリスマ」として露出し始めます。


これにより、ちょうどその頃様々なジャンルの新しいスターを探していた日本テレビのスタッフが彼女に注目し、ものまねシンガーとしてメディアに出るようになります。

そして2011年7月19日、ついにバラエティ番組『スター☆ドラフト会議』でものまねデビュー。

平原綾香、倖田來未、坂本冬美、大塚愛、MISIA、レディー・ガガなどのものまね10連発に挑戦して大きな話題に。

圧倒的な歌唱力と妖艶な美貌も相まってブレイクし、イベントやテレビなどで500件以上ものオファーが舞い込みました。

事務所オファーもエイベックス、ケイダッシュ、太田プロダクションなど11社にのぼり、争奪戦の末にケイダッシュ系列のピーチ所属となりました。

その後もイベントやディナーショーを開催し、世間での知名度をあげて行きました。

そんな中、2013年1月から喉やメンタルが悪化したとして芸能活動を休止。

実はこの時の休止理由が、芸能界を干された影響によるものではないかと噂されているのです。

消えた理由

荒牧陽子が消えた理由、その1つ目として挙げられるのが、彼女が地方のステージ営業に出演することを拒否したことで、所属事務所と対立したからというもの。

荒牧陽子自身はアーティスト志向を全面に押し出したかったのですが、事務所側はあくまでも“モノマネ歌手”として、そちらの方面の仕事を多く取ってきていました。

彼女はモノマネ歌手というイロモノ扱いを嫌がり、事務所と揉めたことで消えていったようです。

2つ目の理由は、テレビプロデューサーと不倫略奪婚したからというもの。

荒牧陽子は、芸能活動を休止してすぐにプロデューサーの男性と結婚しました。

しかし、その男性はもともと既婚者だったのです。

そしてこの2人が付き合い始めた時、男性の4ヶ月前に結婚したばかりの奥さんが妊娠中でした。

奥さんが難産の末に子供を出産して自宅に帰ると、見覚えのないつけまつげを発見。

旦那の不倫を疑った奥さんが彼の携帯を見ると、そこには荒牧陽子から送られていた次のような内容のメールがあったようです。

「今日はありがとう。でも、もう少しだけ一緒にいたかったな」

「火曜戻りです。さすがに奥さん帰ってきますよね。最悪ホテルに泊まります」

自分が難産で苦しんでいた時に、自宅に女性を連れ込んでいたという事実を知り、奥さんは大きなショックを受けます。

そして別居期間を経て、2012年5月に離婚が成立。

しかし男性が慰謝料の支払いを渋り、調停が不成立となりました。

元奥さんは精神的苦痛を訴え、荒牧陽子と旦那を相手に裁判を起こし、約6,000万円の損害賠償を請求しました。

裁判では、男性が婚姻関係の破綻を主張。

荒牧陽子も、「すでに離婚していると思った」と主張しました。

そして、2014年7月4日に判決が出て奥さん側の勝訴。

慰謝料300万円の支払いが命じられ、荒牧陽子は男性と共に200万円、男性の方はさらに100万円支払うことに。

元奥さんは難産の末、子宮摘出となったそうです。

また、荒牧陽子は裁判中も反省する様子がなく、謝罪の言葉もなかったそうです。

さらに、慰謝料を支払える貯金もなかったため、男性の力を借りて完済したと言われています。

その後、2014年に芸能活動を再開しますが、イメージが地に落ちた彼女はテレビから消えていきました。

そしてこのことで、所属事務所も彼女との契約更新を見送った模様。

世間の目も当然ながら厳しいものとなり、これまで通りの芸能活動はできなくなってしまったようです。

そんな中、2018年5月31日に放送された『ダウンタウンDX』に荒牧陽子が出演。

不倫略奪婚の件について一切触れず、自分の結婚や出産の報告だけする様子に視聴者から批判が殺到しました。

他にも、5年ぶりに出場した「ものまねグランプリ」では口パク疑惑が浮上。

流れている音と口の動きが一致していなかったことから、視聴者の間で疑惑が広がりました。

なお、この時の結果は5位でした。

アーティスト志向を打ち出そうとするあまり、

地方の営業の仕事を拒否するというお高く止まった態度で事務所と揉め、

さらには不倫略奪婚によって視聴者からのイメージも地に落ち、口パク疑惑まで浮上。

こうして、かつてのモノマネクイーンはテレビから姿を消していったのでした。

まとめ

現在の荒牧陽子はというと、激太りして容姿が劣化したと話題になっています。

例の不倫略奪婚した男性と、家賃30万円のタワーマンションで生活しているそうですが、金銭的にギリギリの生活とも言われています。

仕事はディナーショーが年に1、2回あるくらいで、男性の稼ぎに頼っている状況の模様。

元奥さんとの裁判も終わり、2016年の秋には子供を出産。

ディナーショーやライブは人気があるようで、現在はちゃんと地方の仕事もこなしているようです。

今後、また彼女が地上波のテレビに多く出演できるのか注目していきたいですね。