テレビで見ない日がないほどに売れっ子の千原ジュニアさんですが、過去に凄惨な事故を起こしていたことをご存知でしょうか?バイク事故によって、顔をめちゃくちゃに崩壊させてしまったことがあるのです。

 整形手術で顔を取り戻したのですが、事故前の顔が今の柔和な顔とは似ても似つかないほど、ヤンキーな顔だと話題になっています。どんな大事故だったのかを調べていきましょう。また、事故前の彼の顔の画像も合わせてご紹介します。

プロフィール

本名 : 千原 浩史(ちはら こうじ)
生年月日 : 1974年3月30日(44歳)
出身地 : 京都府福知山市
血液型 : O型
身長 : 181cm
出身 : NSC8期生
コンビ名 : 千原兄弟
相方 : 千原せいじ
活動期間 : 1989年〜
事務所 : よしもとクリエイティブ・エージェンシー

テレビ番組

2008年10月〜 : 読売テレビ『にけつツ!!』
2014年10月〜 : BSスカパー『お金を払ってでも見たいクイズ〜』
2015年3月〜 : TBS『白熱ライブ ビビッド』
2015年4月 : 毎日放送『林先生が驚く初耳学!』
2017年10月 : 関西テレビ『千原ジュニアの座王』

CM

2016年4月 : 吉野家『復活豚丼』
2016年10月 : 日本マクドナルド『45周年記念みんなの愛で大復活』
2018年12月 : モンスト”ヤバババーン”


 子供の頃のジュニアさんは鋭く反抗的な目をしていたため、友達の親からはあまり良いイメージを持たれていなかったようです。「遊んではいけない子」と言われ、寂しい日々を過ごしていました。そんな小学校時代と決別し、周りを見返すために私立中学に進学することを決心します。

 彼の地元では、中学校は黒い制服の公立か青い制服の中高一貫の私立かに進学が分かれていました。そして、青い制服の学生は周りから一目置かれる存在だったのです。親に頼み込んで3ヶ月間塾に通わせてもらい、見事にその私立中学に合格します。

 憧れの青い制服を手にしたジュニアさんでしたが、目的が入学することだったので、合格した瞬間に勉強する意欲を失ってしまいます。進学校の雰囲気にも馴染めなかったジュニアさんは、登校拒否の中学時代を過ごすことになるのです。高校へはなんとか進学したものの、引きこもりの生活は変わりませんでした。

 たまに学校へ行ってもクラスに馴染めず、ある日学校からの帰り道に青い制服を川に投げ捨て2度と学校へは行きませんでした。その後家に引きこもっていた彼に、「何もせんと家におるんやったら、俺吉本にいてるから来いや」と兄のせいじさんに誘われ、芸人の道に進むようになりました。

整形外科に通っていると分かる写真?

 高校を中退し、15歳の若さで芸人となったジュニアさんは実の兄とコンビを組み、順調なスタートを切ります。しかし2001年にバイク事故を起こし、顔面を強打するという大怪我を負ってしまうのです。バイクで帰宅する途中、タクシーとぶつかりそうになったジュニアさんは、避けようとしてそのままガードレールに激突。

 この事故で前頭骨骨折、鼻骨骨折、下顎骨折、頬骨骨折、上顎骨骨折、眼窩底骨骨折、眼窩内壁骨折と、顔のほとんどを骨折してしまったのです。おでこの神経まで切ってしまった彼は、それからしばらく生死の境を彷徨います。入院後は意識不明のまま、ICUで過ごしていたそうです。そして1週間後に意識が回復し、手鏡で自分の顔を見たジュニアさんは、あまりの顔のすごさに愕然としたそうです。

 もう舞台には立てないと思った彼は、作家になるしかないと思ていました。そんな状態から彼を救ったのが、「YES、高須クリニック!」と言うフレーズでおなじみの高須克弥院長でした。顔面崩壊した顔を、整形手術で修復してくれたのです。

 このことについては、両親や兄、学校の先生など周りの人たちによって形成していった自分だが、一番最後に手を加えていただいたのが高須克弥院長なのだと明かしています。こうして、再び表舞台に立てるようになったジュニアさんでしたが、その顔は事故前とは全く違ったものでした。

 つまり、「整形外科に通っていると分かる写真?」と銘打たれていますが、実際に彼はこの事故で本当に整形外科である高須クリニックに通っていたのです。そしてそれが間違いないことを示すには、後述する事故前の彼の画像を見ると良いでしょう。

事故前の顔

 今の柔和な顔がジュニアさんの顔だと思っている方が、彼の事故前の顔を見たらきっと驚くでしょう。本来のジュニアさんの顔は、とても鋭い目つきの顔なのです。『ジャックナイフ』という異名があるほどに目つきが鋭く、誰にでも突っかかっていたほど性格も尖っていたと言います。

 画像で見ると、確かに怖い顔ですね。肩でもぶつかろうものなら、因縁をつけられてしまいそうな雰囲気です。触れたものみな切りつけるジャックナイフのようなジュニアさんに、人は寄り付かなかったといいます。芸風も、その顔をネタにしたようなものばかりでした。

 事故後にすっかり柔和な顔になって、芸風を変えなければいけないという苦労もあったようですが、新しい顔がすっかり自分のものになった頃には、心も穏やかになっていきました。今では、穏やかな顔が元からの千原ジュニアさんの顔に見えてきます。

 一時は引退まで考えたというジュニアさんを、心身ともに救った医療はすごいですね。顔には骨の代わりにチタンが入っているとのことですが、事故の戒めを忘れずに安全運転を心がけ、今後のさらなる活躍に期待したいですね。