1月10日となりますが亮さんは相方の淳さんが立ち上げた会社「London boots」所属となり、吉本興業とはエージェント契約を結ぶことになりました。
2019年に闇営業問題で謹慎処分を受けていたロンドンブーツ1号2号の田村亮さんが、芸能活動を再開することになりました。
なおこの亮さんの復帰を受けて、テレビ朝日は「ロンドンハーツへの復帰の予定はありません」とコメントしています。
また、各テレビ局も軒並み慎重な姿勢を見せています。
復帰はできたものの、今後はどうなるのでしょうか?
気になる吉本興業との関係も調べてみました。
プロフィール
生年月日:1972年1月8日
出身地:大阪府
関西出身ですが地元のNSCには入学せず、夢を抱いて東京で芸人を目指し、当時あった吉本の銀座7丁目劇場でデビューします。
上京した理由については、当時関西で活躍する千原ジュニアさんを見て、関西ではチャンスがないと見たためだといいます。
1993年4月に、田村淳さんと「ロンドンブーツ1号2号」を結成します。
2002年1月30日には、淳さん作詞作曲の「存在」がデビューシングルとして発売されます。
2006年に淳さんが出演していたNHK大河ドラマ、「功名が辻」にゲスト出演。
翌年10月には田村亮一座を旗揚げし、「噂のホスピタル〜太陽のコマチ・エンジェル〜」を開催します。
闇営業騒動
お笑いコンビ「カラテカ」の入江慎也さんが、所属する吉本興業を通さずに詐欺グループからパーティーの仕事を受け、吉本興業所属のタレントを仲介していたという、いわゆる闇営業問題。
これにより、入江さんは吉本興業から契約を解消されました。
入江さんのことについては、こちらをご覧ください。
その「闇営業」に、雨上がり決死隊の宮迫博之さんや亮さんも参加していたのです。
宮迫さんや田村亮さんは会社を通さない闇営業は認めたものの、「詐欺グループとは知らなかった」「ギャラはもらっていない」と釈明。
その後宮迫さんは100万円、田村亮さんは50万円受け取ったことが明らかになり、宮迫さんは吉本興業から契約を解除されましたが、亮さんは謹慎処分のままでした。
— 田村亮 (@ryolondonboots) July 20, 2019
闇営業問題もさることながら、反社会的勢力からギャラを受け取ったことで世間の批判を浴びた二人は、独断で謝罪会見を敢行。
その内容は単に謝罪するだけにとどまらず、吉本興業に対する批判も含まれていました。
謝罪会見は、詐欺の被害にあった被害者に対するお詫びから始まりましたが、謝罪会見が遅れた理由として吉本興業に会見を開かせてほしいと懇願しても、その場を提供してくれなかったからだと経緯を説明。
そこから2人の吉本批判が始まり、涙ながらに吉本興業のブラック企業ぶりを訴えたのです。
亮さんは謹慎処分を申し渡された後、特にその後の処分はなかったのですが、この会見中にマネジメント契約解消という情報が流れるなど、異例の展開となりました。
芸能活動再開へ!
そんな中で心配されていた、亮さんの今後について新しい動きがありました。
1月10日に同日をもって芸能活動を再開すると、吉本興業から発表があったのです。
しかし、それまでのような吉本の直接の所属ではなく、相方の淳さんが新設した会社「London boots」の所属となり、吉本とは専属エージェント契約を締結するということです。
専属エージェント契約は従来の専属マネジメント契約に加え、吉本興業が2019年8月に導入したもので、同契約を提唱していた極楽とんぼの加藤浩次さんが契約しています。
この度、吉本興業から謹慎解除を受けて、芸能活動を再開する事になりました。これまでの事をしっかりと反省し、ご迷惑おかけした全ての人に応えられるよう活動していきたいと思います。
ロンドンブーツ1号2号 田村亮
— 田村亮 (@ryolondonboots) January 11, 2020
『報告』
皆様にご報告があります。
添付した写真をご覧ください。一部報道では契約締結と出でますが
謹慎解除を受けてから
吉本興業と株式会社LONDONBOOTSとの間で契約を進めていきたいと思います。 pic.twitter.com/XTBNVT7g0v— 田村淳社長△ (@atsushilonboo) January 10, 2020
吉本はエージェント業務を通し、今後の亮さんの芸能活動をサポートしていくとのこと。
亮さんは会見後、精神的に疲弊し「適応障害」と診断されていたそうです。
謹慎期間中は療育に努めながら、老人ホームへの慰問や屋久島への一人旅を行なっていたようです。
2019年秋頃から元気を取り戻し、淳さんを通じて吉本興業との復帰に向けた話し合いをしてきたとのことです。
相方の淳さんは自身がパーソナリティを務めるラジオ番組で、「まずは2人でトーク番組をやれればいいなと昨日から動き出している」とコメントしています。
亮さんが復帰するに当たっては、淳さんの相方を思う心が強く働いたようで、吉本との根気強い交渉が活動再開に功を奏したようです。
『始動』
田村亮の芸能活動の再開を受けて、2人でトークライブを開催します。できるだけ早く会場などの詳細を発表したいと思いますので…しばらくお待ち下さい。そのトークライブ後に2人揃って記者会見を開ければと思います。その詳細もしばらくお待ち下さい。できるだけ早く詳細を出します! pic.twitter.com/PUXW0liGAG— 田村淳社長△ (@atsushilonboo) January 12, 2020
亮さんの芸能活動再開について、淳さんは事務所の「London boots」のツイッターに「再びコンビとして活動していきたい」と投稿し、一連の問題について謝罪した上で亮さんのことに触れ、「しっかりと反省し、その反省をこれからの芸能活動に生かしたいという強い意志を感じました」と続けていました。
コンビの深い友情が、亮さんの芸能活動を再開させたのですね。
コンビを思う淳さんの強い心が、新事務所を立ち上げてまで亮さんを救ったのでしょう。
ただ、亮さんがレギュラー出演していた番組を持つテレビ局では、軒並み彼の出演には慎重な動きを見せています。
テレビ朝日『ロンドンハーツ』への復帰については今の所予定はないとし、
BS1で『ラン×スマ』を放送するNHKも「3月までは亮さんの不在を前提にスケジュールを組んでいるので出演予定はない」としています。
亮さんが元通りの活躍をするためにはまだ時間がかかりそうですが、淳さんの友情を心に刻んで頑張って欲しいですね。