柴田理恵さんと言えばNHKの連続テレビ小説『ひよっこ』にて、ヒロインであるみね子の同級生「三男」の母親役として、農家で働き者のお母さんを演じていました。

 東京へ出て行く運命の三男に敢えて厳しく接し、「優しくしてやらなかった」と涙をこぼす場面では、子を持つ親の気持ちがひしひしと伝わってきましたよね。

 思わずもらい泣きをした母親も多かったと思います。真面目な中にも笑いがあり、ドラマやCMなどで引っ張りだこですね。庶民的な雰囲気が、親しまれている理由でしょうか?

 そんな彼女が、実は創価学会の会員だという噂が流れています。しかも、すでに脱退したという噂まであるのです。本当のところはどうなのでしょうか?

プロフィール

生年月日:1959年1月14日(59歳)
出身地:富山県富山市
身長:156cm
血液型:B型
事務所:WAHAHA本舗

 富山県婦負郡八尾町に生まれた柴田理恵さんは、学生の頃はよく夏休みに母の実家の旅館で接客を手伝っていました。その後明治大学文学部演劇科に進学、卒業後は劇団東京ヴォーカルショーに入団しますが1984年には脱退し、佐藤正宏さんや久本雅美さんと共にWAHAHA本舗を旗揚げすることになります。

 それ以後はWAHAHA本舗の看板女優として舞台や映画、ドラマなどで活躍の場を広げていきます。2006年にはアメリカで公開されたユニバーサル・ピクチャーズ製作の映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』にて、高校教師の役でハリウッドデビューも果たしています。

 一方で、2005年5月に東京都内の総合病院で子宮動脈塞栓術を受けましたが2泊3日で退院し、すぐにテレビドラマの撮影に参加するほどの頑張り屋さんでもあります。

柴田理恵と創価学会

 柴田さんは1987年に、久本雅美さんに誘われる形で創価学会に入会しました。WAHAHA本舗の運営に悩んでいた時に、声をかけられたようです。それ以来、2人とも熱心な創価学会の信者となったのです。一時は、公明党の演説にも登壇したこともあったほどなのだとか。

 公明党の素晴らしさを力説し、広告塔としても活躍したようです。公明党の支持母体は創価学会であることは、ご存知の方も多いと思います。中心的な活動を通して、柴田さんは学会の芸術学部中央委員という役職にもついています。

 また、柴田さんは28歳の時にご結婚されていますが、彼女の旦那さんはWAHAHA本舗の舞台監督を勤めていた方でした。2人とも劇団関係ということで、結婚式は劇場にお客さんを入れた公開結婚式だったと言います。旦那さんが柴田家に婿養子として入ったようで、柴田性を名乗っています。

 2人の間に子供はいませんが、現在も仲睦まじい夫婦のようです。その大切な旦那さんも創価学会の方で、2人の出会いは創価学会だったとされています。柴田さんと創価学会は、人生において切っても切れない関係のようですね。

脱会した!?

 一方で、柴田さんがすでに創価学会を脱会したという噂も流れています。しかし前述のエピソードから、彼女と創価学会はそう簡単に切れる関係ではないことが想像できるでしょう。脱会したというからには、よほどの心境の変化がないといけません。

 しかし、調べてみても人生を揺るがすような理由は見つかりませんでした。なぜ、彼女は創価学会を脱会したと言われるかというと、それには意外な人物が絡んでいました。ニュース解説でもお馴染みの池上彰さんです。番組の中で、池上さんは公明党と創価学会の関係について異議を申し立てたのです。

 彼は当時、公明党で当選した佐々木さやか議員に対し、「公明党を応援することが創価学会にとっての宗教活動というか、功徳を積むことになるのか?」と質問し、さらに視聴者からの質問として「公明党と創価学会の関係は政教分離の憲法の原則に違反していないか」と問いかけたのです。番組でこれを聞いた柴田さんはそれ以後、目立った宗教活動を自粛するようになったと言います。

 これが脱会の噂につながったものと思われます。しかし旦那さんも創価学会の信者で、仲の良さに変わりがないのを見ても彼女が脱会したとは考えにくそうです。

 絶縁状態だと噂されている、久本雅美さんとの共演も続いています。宗教活動を自粛したのには仕事上、あまり宗教色を強くしないようにしようという彼女自身の考えもあるのでしょう。ひところより、宗教活動を抑えているというのが正しいようですね。