熱血漢として有名な元プロテニスプレーヤーの松岡修造さんの娘さんが、2017年3月に宝塚音楽学校に合格したことが話題となりましたね。それから1年半が経った2018年10月20日、彼女が在籍する105期生が兵庫県の150周年記念事業の「ひょうご五国博ふれあいフェスてバルin 東播磨」のオープニングセレモニーに出席し、「すみれの花咲く頃」や「マンマ・ミーア」のメドレーなどを披露しました。

 105期生としては初仕事となり、センターで歌い踊る堂々とした娘さんに未来のスターの片鱗を見ることができました。そんな彼女の詳しい情報をお伝えしたいと思います。

松岡修造の娘の名前や身長

名前 : 松岡 恵(まつおか めぐみ)
生年月日 : 1999年5月(19歳)
出身地 : 東京
身長 : 169cm

 現在、宝塚音楽学校に105期生として在学中の松岡恵さんが、話題の主松岡修造さんの長女です。お母さんは元テレビ東京のアナウンサーの田口恵美子(旧姓)さんです。ご家族は他に、弟さんと妹さんがいます。

 中学3年の時に、宝塚の花組の当時のトップスターだった蘭寿とむさん主演の『ファントム』をDVDで鑑賞し、宝塚音楽学校への入学を志したと言います。父親からは「受けるからには中途半端な気持ちでやるな」と激励されました。

 また合格発表に向けては、「結果はどうあれ、自分の将来なんだから」と熱い言葉をもらったそうです。いかにも修造さんらしい言葉ですね。

 彼女は169cmというすらりとした長身を生かし、男役を希望しているようです。合格発表時は髪を一糸の乱れもないリーゼントに固め、キリッとしたスタイルで早くも男役スターの誕生かと思わせる華やかなイメージがありました。

宝塚での芸名は?

 宝塚では、芸名は自分で決めることができるようです。しかし、その決め方にはいくつかルールがあるのです。例えば、本名は使えないというのがあります。下の名前だけは使えるようですが、苗字は使えません。また、先輩の芸名と似通った名前も使えないということです。

 さらに読みやすく書きやすい名前であること、といった決まりもあります。あまり難しい漢字を使ってしまったら、ファンも読めなくて困りますからね。そんなルールに則った芸名を、自分で考えて学校に提出します。親族にタカラジェンヌがいる場合は、その名前をもじってつける場合もあるようです。

 恵さんの場合は、祖母に当たる人が星組の男役のスターで、『千波靜』さんというタカらジェンヌでした。その方向で考えると、恵さんの芸名も『千波』という名前を使うかもしれません。しかし、こればかりはどうなるかわかりませんね。現時点ではまだ決まっていないようです。


 芸名が決まるのは、宝塚音楽学校に入学してから2年目の夏以降です。本科の文化祭の時に、芸名が発表されるのです。その時に合わせて、男役か女役かも決まります。恵さんは身長も高く、髪型もビシッとリーゼントで決めていますから、望み通りの男役で決まるのでしょう。

 今頃は、家族で一生懸命に芸名を考えているところでしょうか?それともすでに提出済みで、学校の発表を待っているところでしょうか?どちらにしても、もうすぐ芸名が決まるところまで来ているようです。発表が楽しみですね。

松岡修造の家系

 ところで、恵さんのお父様である松岡修造さんの家系が、まさに華麗なる一族と呼ぶべきものであることをご存知でしょうか?その娘である恵さんも、華麗な血筋を受け継いでいるのは言うに及ばずです。

 まず、松岡修造さんの曽祖父の小林一三さんは実業家であり阪急電鉄、宝塚歌劇団、阪急百貨店、東宝などの阪急東宝グループの創業者なのです。そして、修造さんのお母様は先ほども少し触れましたが、元宝塚星組の男役「千波 静(ちなみ しずか)」さんです。そのお母様の2人の妹さんも、元タカラジェンヌでした。芸名は千波淳さん、千波薫さんと言います。

 さらに修造さんの従兄弟が、恵さんの宝塚入りを決心するきっかけを作った元花組トップスターの蘭寿とむさんと結婚しています。また、松岡さんのお父様の松岡功さんもすごい人で東宝会長、フジテレビ取締役、日本アカデミー賞協会名誉会長などを歴任されています。

 まだまだあります。修造さんの義兄は、辻調理専門学校の理事長をしている辻芳樹さんです。さらに親戚を辿っていくと、あのサントリーの創設者鳥居進次郎さんの名前まで出てくるのです。ただただすごいとしか言いようがありませんね。

 この家系に生まれた恵さんは、宝歌劇団のサラブレッド的存在と言えるでしょう。宝歌劇団の創業者の家系であり、多くのタカラジェンヌを輩出した家系なのです。まさに恵さんは、なるようにしてなった未来のタカラジェンヌと言えますね。生まれながらのスターである彼女の将来が楽しみですね。