結論

笑いを取るため、番組の中で自らバリカンを持参していきなり坊主頭になることが、しばしばあるようです。

「サンキュー!」というネタでおなじみのお笑いトリオ「パンサー」の尾形貴弘さん。

ちなみに、このトリオ名の名付け親は、ピースの又吉直樹さんなのだそうです。

尾形さんはパンサーの中で最年長。

ボケを担当して、右側が立ち位置となります。

パンサーは売れるまでの下積み時代が長く、苦労を多く経験していますが、

その中でも尾形さんは明るく元気な性格で、ピンでの仕事では体を張ることやいじられることが多いです。

そんな尾形さんは、サッカーが上手いことでも知られています。

小学生の頃からサッカーをはじめ、高校3年生の時には仙台育英で背番号10番を背負い、キャプテンを務めました。

仙台育英といえば、野球部が甲子園に何度も出場していることで有名ですが、そんな野球部に負けず劣らずサッカー部も強豪です。

そんな学校で、尾形さんはエースナンバーを背負い、キャプテンまで務めていました。

大学は、中央大学にサッカーのスポーツ推薦で進んでいます。

大学3年の頃までサッカーを続けていましたが、周りのレベルが高すぎて諦めてしまったそうです。

ちなみに、この時の大学の後輩にサッカー日本代表としてW杯に出場したこともある、中村憲剛選手がいます。

大学を卒業した後は一度就職したものの、その後お笑い芸人の道を選びました。

現在でもサッカーを続けており、吉本芸人フットサルリーグに参加しています。

今回はそんな尾形さんが、突如頭を丸めたことについてご紹介していきます。

しかも、尾形さんはなぜか定期的に坊主頭になることがあるようです。

坊主頭の尾形

先ほどご紹介した通り、尾形さんは定期的に突然頭を丸めてテレビに登場することがあり、

これまでに合計で3回、バッサリ切って公に姿を現したことがあります。

1回目は、2014年2月のはじめ頃。

当時、『王様のブランチ』の生放送に突然丸坊主で登場した尾形さん。

周囲は騒然としましたが、頭を丸めた理由については番組内で明かされませんでした。

その詳細は後日、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』で明らかに。

番組内の「ハイテンション ザ・ベストテン!」という企画に登場した尾形さん。

「いいカモンが言いたい」と題したハイテンション芸を披露しました。

「カモン」とマネキン相手に連呼した尾形さんは、バリカンを自身の額の真ん中から頭頂部にかけて入れたのです。

しかし、途中でバリカンの電池が外れてしまった為、番組内で刈れたのは一度きりでした。

落武者のような髪型になってしまったことから、その後すっきりと丸坊主にしたのでしょう。

坊主頭になった真相が放送されるまで、ネット上などでは「罰ゲーム?」などとさまざまな憶測が噂されました。

バリカンの電池が途中で外れるというアクシデントが、笑いを生んだとも言える1度目の坊主頭なのでした。


2回目は、2016年の12月頃です。

日本テレビの特番『エンタの神様&有吉の壁 クリスマスイブは爆笑パーティーで盛り上がろう!SP』に出演した尾形さん。

その中で笑いを取るため、自ら持参したバリカンで突然丸刈りになったのです。

丸刈りにしたことを帽子をとってアピールするものの、有吉さんには気付かれず、イジられることもありませんでした。

その時ばかりは、坊主頭にしたことを後悔したそうです。

そして3回目は、2020年の3月末頃。

朝日放送テレビの『相席食堂』に出演した時のことでした。

番組の中で、尾形さんは北海道のニセコ町にあるダチョウ牧場を訪れました。

そこで牧場の方から、

「ダチョウたちは人間の刈りたての坊主頭が好きで、見つけると頭にひょこっと首を乗せてくる」

と説明を受けました。

すると尾形さんは、「じゃあ坊主にします」とその場で突然坊主頭になったのです。

ダチョウたちが集まってくることをイメージしていた尾形さんでしたが、予想と反してダチョウに集まってきませんでした。

納得いかない尾形さんは、最終的に丸刈りの頭にダチョウの餌を乗せ、なんとか首を頭に乗せる姿を取ることに成功しました。

番組のMCを務めていた千鳥の2人は大爆笑しながらも、

「こんなロケ詐欺師おる?」とノブさんがコメントするのでした。

また、放送をみた相方の向井慧さんは

「この人ってこんなに面白かったんだ。気づけて無くて悔しくもあり、大好きになった」

と明かしています。

奥様の坊主頭

尾形さんが突如頭を丸めた理由は、全て笑いを取るための行動だったようです。

笑いを取るために体を張り、その場でスパッと全力で行動する姿は実に尾形さんらしいと感じました。

このように何度も坊主頭になっている尾形さんですが、奥様が坊主頭にすることは嫌だったようです。

『水曜日のダウンタウン』でのこと。

突然奥様が「坊主にしたい」と言った時の、旦那様の反応を見るドッキリに尾形さんの奥様が仕掛け人として出演しました。

「坊主にしたい」という奥様の言葉にショックを受けながら尾形さんは全力で止めようとします。

「女として見れなくなる」

「もう一人子供を作るつもりでいるでしょ?」

「愛とはまた別なんだよ。」

と頭を抱えながら奥様と話し合いを続けました。

最終的にネタバラシされ、「本当に良かった」と安堵の表情を浮かべるのでした。

奥様のことが大好きな尾形さんでも、坊主頭はさすがにシャレにならないと感じたようです。

まとめ

2011年のキングオブコントで、初めて準決勝に進出したパンサー。

その後も4年連続で準決勝に進出していますが優勝には至らず、大きい賞などは獲得していません。

しかし、パンサーはテレビで幅広く活躍し、今では3人共ピンとしての活動も多いようです。

尾形さんはサッカー経験を活かして、スポーツ関係の番組に出演することもあります。

また自身のYouTubeチャンネル、「パンサー尾形の尾形軍団チャンネル」

ではサッカーの実践的なドリブル術を紹介した動画も投稿しています。

さらには尾形さんの奥様も、テレビやYouTubeチャンネルに出演することが多くなりました。

夫婦仲がよく、お笑いではいつでも全力で取り組むパンサー尾形さん。

今後もさまざまな場で活動し活躍の幅を広げていきそうですね。

そしてこうなってくると、次はいつ坊主になるのかということも楽しみになってしまいそうです。