結論

芸人として飽きられたことにくわえ、海外で2度も女性とトラブルを引き起こしたことで、消えていったと見られています。

「間違いない」の決め台詞で一斉を風靡した長井秀和。

2000年頃に様々なバラエティー番組に出演していましたが、徐々にメディアに登場することはなくなり、最近ではほとんど彼の姿を見ることはなくなりました。

いわゆる一発屋芸人にありがちな消え方かもしれませんが、長井長和の場合はそういった理由以外にも消えた理由があるようです。

長井秀和

1970年1月3日生まれで、2023年2月時点で53歳です。

大学を卒業後、1992年に芸人として活動を始め、当初は路上でパントマイムなどの活動をしており、チャップリンに憧れていたことから

「東洋のチャップリンを目指す」と豪語していたようです。

そして様々な芸能事務所を渡り歩きましたが、長い間人気が出ることはありませんでした。

そんな中、芸能事務所の「タイタン」に拾われたことをきっかけに徐々に知名度を上げていきます。


そして、1999年11月に初出演した

『爆笑オンエアバトル』でなんと初オンエアを獲得し、彼の名前は一気に有名に。

そして、2003年頃から出演した『エンタの神様』で披露した

「間違いない」という決め台詞が話題になり、バラエティ番組で司会を任されることもあるほどの人気を獲得したのです。

そんな中、2005年に長男が生まれましたが、不倫疑惑が浮上。

この頃から、メディアへの登場が減っていきました。

消えた理由

長井秀和は、なぜ芸能界から姿を消したのでしょうか?

「間違いない」で大ブレイクした長井秀和でしたが、その決め台詞も徐々に飽きられてしまい、彼もまたいわゆる一発屋芸人だったのかもしれません。

しかし長井秀和の場合は、単に飽きられたということだけが消えた理由ではないようです。

彼は2007年、フィリピンでわいせつ行為をしたとして現地の警察に身柄を拘束されました。

この時はすでに結婚しており、子供も生まれていました。

くわえて、わいせつ行為を行なった相手が17歳だったこともあり、大きな問題になったのです。

事件発覚後、相手が指示した日本円にして約1100万円の金額を振り込み、無事開放された長井秀和。

しかしその後、このフィリピンの警察は偽物だった疑いが浮上。

つまり、長井秀和は騙されたのです。

彼に同情する声もありましたが、世間の反応の大半は冷たいものでした。

長井秀和のイメージは大きく低下し、バラエティー番組だけではなく、テレビ自体で使いにくい状況になり、姿を消していったということになりました。

日本では芸能活動が困難と判断した長井秀和は、

「世界に通用するコメディアンになりたい」という思いから単身ニューヨークで活動を開始。

しかし、彼はニューヨークでも問題を起こしてしまいます。

渡米からたった1ヶ月ほどで、今度は現地のカナダ人女性とキスをしたプリクラが週刊誌に掲載されてしまったのです。

これで奥さんを2度も裏切ったことになり、さらに彼に対する世間の目は冷たくなってしまいます。

女性問題で痛い目を見た長井秀和ですが、彼が芸能界から消えた理由はこれだけではないとされます。

長井秀和が創価学会の会員だということは、かなり有名な話です。

彼は二世信者だったようで、幼い頃に創価学会員になったと言います。

そんな彼は会員獲得のために、かなり熱心かつ強引な勧誘活動をしていたようです。

また、彼の両親も4000万円以上の寄付を創価学会にしていたこともわかっています

長らく創価学会員として活動していた長井秀和ですが、2012年に脱退。

しかし、脱退したことはメディアなどには報告していませんでした。

この頃から彼は人気が低迷し、さらにはバッシングを受けるようになりましたが、おそらく創価学会を脱退したことは無関係だと思われます。

しかしこの流れから考えると、創価学会をやめたから芸能界から捨てられたと感じるかもしれません。

さまざまなことが巻き起こり、結果的に芸能界からは姿を消した長井秀和。

その後離婚し、2017年にドイツ人女性と再婚しています。

しかし、わずか3年ほどでこのドイツ人女性とは離婚。

そんな中、2022年に参議院議員選挙にれいわ新選組の支援を受けて出馬し、40人の立候補者の中でトップ当選を果たしました。

芸能事務所も正式に退所し、現在は国会議員として活動しています。

見事に芸人から国会議員にジョブチェンジした長井秀和は、また新たな注目を受けています。

2023年2月に、あるインタビューを受けた長井秀和。そこで、創価学会を脱退した理由を語りました。

彼いわく、創価学会員として立候補すると公明党だというイメージがついてしまい、誤解されるために脱退したとのこと。

また、10年もの間脱退を公表しなかったのは、親や兄弟に対してハレーションが起こるのを避けるためだったようです。

ハレーションとは、本来

「光が強く当たりすぎて画面が白くぼやけたり、濁ったりする現象」

を差す映像用語なのですが、そこから転じて

「周囲に悪影響を及ぼすこと」と言うことを意味します。

家族との確執を避けるため、脱退を公表しなかったようです。

また長井秀和は議員として、宗教2世を救いたいともインタビューで語っていました。

これから彼がどういった活躍をしていくのか、要注目ですね。

まとめ

いかがでしたか?

長井秀和が芸能界から姿を消したのは、彼の持ちネタのブームが下火になったことだけでなく、数々の女性のトラブルも大きな要因となっていたようです。

そして、彼が創価学会員だったことも何らかの原因になっているかもしれません。

ただ、芸能界からは消えたかもしれせんが国会議員として復活しています。

これからどういった活動をしていくのか、目が離せませんね。