結論

1RKOという結果に、那須川選手に対して厳しい声も大きく寄せられていました。またしくじり先生の中では、那須川選手自身がメイウェザー選手を舐めていたとも告白しています。


格闘技の世界で、”神童”という異名を持つことで有名な那須川天心選手

まだ20歳という若さですが、31戦無敗で24KOという戦績です。

2018年大晦日、メイウェザー選手とのエキシビションマッチで1ラウンドでKO負けを喫してしまい、大きな話題となりました。

今回は那須川選手のメイウェザー戦についてや、その裏側についてをご紹介します。

プロフィール

【生年月日】 1998年8月18日(20歳)
【身長】165cm
【出身】千葉県
【職業】キックボクサー

幼少期、弱虫だったことから5歳の時に父親が極真空手を勧めたそうです。

最初は、稽古の途中で逃げ出すことがあったそうで、今では想像できないほどの弱虫でした。

幼稚園のときに初めて出場した大会で負けると、中途半端が嫌いな父親が発奮してしまい、自宅で父親による猛特訓がスタート。

次の大会では特訓の成果が見られ、県大会でオール一本勝ちで優勝したそうです。

その後も極真空手を続けていたのですが、2009年の小学校5年生の時にテレビ中継していたキックボクシングの試合を見て、キックボクサーを目指すようになりました。

そして、5年後の2014年7月にキックボクサーとしてプロデビュー。

プロデビューから長い期間勝ち続けていた那須川選手でしたが、2018年12月31日に開催された『スペシャルエキシビジョン』のメイウェザー戦にて、1RKO負けになってしまいプロデビューして初の敗北。

エキシビションマッチなので戦績には残らないのですが、那須川選手はこの負けが相当悔しかったそうです。

メイウェザー戦みんなの感想

2018年の大晦日に開催された『Cygames presents RIZIN.14』のメインイベントにて、『スペシャルエキシビション』那須川選手とフロイド・メイウェザー選手の試合が行われました。

メイウェザー選手はボクシングの元世界チャンピオンであり、パッキャオ選手との試合が印象に残っている人も多いでしょう。

夢のようなマッチが2018年の大晦日に開催されるということで、試合前からこの戦いについて様々な声や感想が飛び交っていました。

試合の方は、那須川選手がメイウェザー選手に1ラウンド目から翻弄されてしまい、1ラウンドKOを許してしまいました。

キックボクシングとボクサーだったので、本来戦っている土俵は違うものの、年齢差や最近の活躍を考えると那須川選手としては悔しい負けとなってしまいました。

1ラウンド目から、メイウェザー選手のストレートが那須川選手に綺麗に決まりました。

その後はメイウェザー選手のストレートを上手くガードしたのですが、ストレートに気を取られすぎてしまい、綺麗なフックを決められてリングに倒れこんでしまうという結果に。

立とうとしても頭がグワングワンしており上手く立つことができず、1ラウンドでKO負け。

那須川選手の予想では、メイウェザー選手が3ラウンドとも守備的な立ち回りで来ると予想していたそうで、1ラウンド目から攻撃的だったことに少し動揺してしまったそうです。

エキシビションマッチとはいえど、試合で初の敗北を喫してしまった那須川選手は、悔し涙を見せたことで大きな話題になりました。

試合後のインタビューにて、「悔しかったですよね。本気で行けると思ってたんで。あんなにも悔しいことはないです。」「色々はじめてのことが多くていい経験になりました」とコメント。

メイウェザー選手も那須川選手に勝利したことに謙虚なコメントを見せ、「エキシビションマッチだから、戦績には残らないから君(那須川選手)は無敗のチャンピオンのままだ」と彼をフォローするコメントを残しました。

メイウェザー線の負けに対して、ファンからは様々な意見や感想が飛び交いました。

・そもそそもメイウェザー選手はこれでも手加減して戦ってたでしょ!?
・戦っている場所違うや体重差があるなど言い訳しすぎ…
・大口叩くと負けた時に大恥かく。いい勉強になったね

厳しい感想も多く寄せられています。

確かにこの試合について、「舐めてかかっていた」と那須川選手もコメントしています。

とは言え、今回の負けによって選手生命が終わってしまうわけではありませんから、今回の負けをしっかり受け止めてこれからも活躍してほしいですね。

しくじり先生で裏側を告白

6月24日に放送されているテレビ朝日の人気バラエティ番組、『しくじり先生 俺みたいになるな!!!』に那須川選手が出演。

この放送ではメイウェザー戦について語られました。

試合後のコメントで、ボクシング史上最強と言われるメイウェザー選手を完全にナメきって試合に臨んでいたことが、多くの格闘技ファンから叩かれてしまう事態に。

また、試合終了後に見せた那須川選手の号泣に注目した人も多いでしょう。

そもそも階級が違うメイウェザー選手と、試合を開催したことについて疑問を持っている人も多いはずです。

これについて番組の中で語っており、セコンドを務める父からある日「メイウェザーと試合やるか?」と聞かれ、那須川選手は「いいよ~」と即答

キックボクシングとボクシングの違いや階級の差などについて冷静に考えることなく、「メイウェザー? 勝てるっしょ!」とナメていたことを告白したのです。

そもそもボクシング史上最強の異名を持つ、メイウェザー選手のことを完全にナメきっていた彼の姿勢も気になるところですよね。

この番組では那須川選手の生い立ちや、メイウェザー選手と試合を開催することになった裏側ことなどを詳しく解説しています。

もし番組を見逃していても、AbemaTVにて完全版が配信されるので、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか?