初めてのドラマ撮影でプロデューサーにブチギレるなど、そういったエピソードは枚挙にいとまがないようです。
小学生時代からの幼なじみである松本人志さんとコンビを組んで、はや40年が経過しようとしているダウンタウンの浜田雅功さん。
今もなお多くの番組に出演し、活躍していますね。
そんな浜田さんといえば、芸能界の先輩にも臆することなく呼び捨てやタメ口をきくことができ、
容赦ないツッコミを入れているのが印象的ではないでしょうか?
浜田さんはやや気性が荒いのか、時として番組の本番中でもブチギレることが多いようです。
あわや、放送事故になってしまうことも。
お笑い界・芸能界を引っ張る浜田さんの、ブチギレエピソードをいくつかご紹介していきます。
ダウンタウン
ダウンタウンは浜田雅功さんが高校を卒業した後、小学校の同級生だった松本人志さんを誘い、
1983年吉本興業によって創立されたばかりのタレント養成所
「NSC(吉本総合芸能学院)」に入学したことで結成されました。
以後、NHK上方漫才コンテストやABC漫才・落語新人コンクールなどで賞を受賞し、
1985年『今夜はねむれナイト』という番組の中の、3分程度のコントコーナー
「ダウンタウンシアター」で初めてレギュラーを獲得しました。
その後、1989年に吉本興業から東京進出命令が下ったことで、その人気は徐々に国民的なものになります。
1990年、今もなお放送され続けている「ガキ使」こと、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の放送が開始され、
以降も『ごっつええ感じ』『ダウンタウンDX』など、多くの冠番組がスタートしていきます。
そんな中で、浜田さんの方は1995年に、小室哲哉さんと音楽ユニット「H Jungle with t」を結成。
「WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント」という曲は、
オリコンチャートで7週連続1位を獲得し、CDセールス200万枚以上という大ヒットを記録。
同年の紅白歌合戦にも出場し、浜田さんは芸人のみならず、歌手や俳優としても活躍するようになっていきました。
その後、今もなお活躍しているのは、多くの人が知っているでしょう。
『ガキ使』の「笑ってはいけない」シリーズは、今や紅白に並ぶ大晦日の風物詩となりました。
©️Disney
©️MBS·TBS プレバト
浜田雅功さん「ボツ❗️💢🌋」
(愕然効果音発生😹😹😹😹)
「先生から…嘘無限大💀☢️」
安倍晋三→シュレッダー👹🐉
BGM エレクトリカルパレード😹 pic.twitter.com/yUT6lot2B1— 大橋篤 (@sXMlQXmFPLoDDTS) June 30, 2021
ブチギレエピソード
浜田さんといえば、芸能界の先輩相手でも臆することなくタメ口をきいたり、容赦ないツッコミを入れたりしているシーンが印象的ではないでしょうか?
そんな浜田さんは、数々のブチギレエピソードを持っているようです。
まずは、初めてドラマに出演した時のこと。
緒形拳さんと浅野ゆう子さんが主演を務める『普通の結婚式』という2時間ドラマに、浜田さんも出演しました。
最初はこのオファーに戸惑ったものの、出るのは1〜2シーンくらいということから、出演することに。
そして始まった初めてのドラマ撮影。
浜田さんは朝の6時に現場入りしました。
しかし、いっこうに自分の撮影時間なども伝えられないまま、他の出演者の収録が進んでいきます。
夕方になっても、夕食をとっても連絡がきません。
浜田さんのイライラがどんどん募る中、ようやく撮影が始まりました。
この時にはもう苛立ちを隠すことができず、本番中に貧乏ゆすりをしているシーンがそのまま放送されてしまうことに。
これに浜田さんは怒りを露わにしました。
周囲のスタッフや共演者は、ドラマ撮影とはこういうものだと理解しているものの、浜田さんは初めてなので慣れていない部分もありました。
そして浜田さんは、このドラマのプロデューサーに、
「お前となんか二度と仕事しないからな!ドラマなんかやめじゃボケが!」と言い放って帰っていったそうです。
こんなことが起きれば、普通は二度とドラマのオファーなど来なさそうですが、他局で再びドラマのオファーがあり、この時は平和に撮影が終わったようです。
当時について浜田さんは、「ドラマ撮影がどういうものか知らなかった自分が無知だった」と振り返っています。
ドラマデビュー作でいきなりブチギレたというのは、いかにも「浜ちゃん」らしいエピソードですね。
かつて『ごっつええ感じ』でダウンタウンと共演していたYOUさんによると、ある日浜田さんが、
『ごっつええ感じ』の中でやるコントの内容について誰かと揉めていたようで、
控え室から「ボカボカ」という大きな音が聞こえたそうです。
YOUさんがドアを開けると、ロッカーが破壊されており、浜田さんの指も折れていたとのこと。
ただ結局、誰と揉めていたのかは分からずじまいだったそうです。
そのブチギレぶりは、番組のドッキリ企画でも遺憾無く発揮されており、あまりにもリアルな演技から、硬直して泣く人が続出していたと言われています。
『ごっつええ感じ』で、篠原涼子さんとYOUさんが浜田さんをいじめる役を演じることに。
ちなみに、『ごっつええ感じ』はコント番組です。
そんなコント番組で、今や数々のドラマに出演している篠原涼子さんが、
ダウンタウンと共演していたことを知っている人は、もうそこそこ年配になっているのではないでしょうか?
篠原さんは、若い頃はアイドルとして活躍し、
コント番組『ごっつええ感じ』では東野幸治さんにコントの中でキスをされるなど、かなり体を張っていたのです。
今の活躍からは、なかなか想像できませんね。
そんな篠原さんがYOUさんと共に、浜田さんをいじめる役を演じることになったのですが、
そこで浜田さんが本気でブチギレるというドッキリが行われることに。
その演技は凄まじいもので、スタッフもドッキリとはいえ、思わず止めに入るほどでした。
そのまま2人は浜田さんに説教され、恐怖で顔面蒼白に。
その後、ドッキリだと明かされると、YOUさんは文句を言いつつ涙目になり、篠原さんは安堵から号泣してしまいました。
また、同番組に出演していた今田耕司さんと東野幸治さんも、同じようなドッキリを仕掛けられ、
今田さんは「笑えないっす…」とやはり号泣したそうです。
まとめ
もはや、「浜田雅功=ブチギレる人」というイメージを持ってしまっている人も多いかもしれません。
ある意味、喜怒哀楽をどんな場所でも表現できることは素晴らしいことですが、
被害者の気持ちになってみると、どれだけ恐ろしかったのだろうと想像してしまいます。
以前よりは穏やかになったように思える昨今の「浜ちゃん」。
今後どのようなブチギレ方を披露するのか、ちょっと気になってしまいますね。
浜田さんと松本さん、そしてダウンタウンの更なる活躍に期待したいです。