株式会社「ヴィンテージ1」が経営する事務所で、そこの代表取締役がジーニー堤さんなのです。TKOの木下隆行さんと業務提携すると報じられましたが、一転して白紙となりました。
お笑い芸人のジーニー堤さんが代表取締役を務める芸能事務所、「GENIE’ ENTERTAINMENT」が松竹芸能を退所したTKOの木下隆行さんと業務提携したと報じられました。
しかしその後、程なくして一転、業務提携の話は白紙になったのです。
ジーニーさんと木下さんは仲の良い先輩後輩という間柄なのですが、2人の間に何があったのでしょうか?
プロフィール
まずはジーニー堤さんのプロフィールをご紹介します。
彼は1985年12月31日生まれの、東京都町田市出身です。
18歳で起業しますが経営は難航し、アルバイトとして活動していたエキストラから音楽バラエティ番組「うたわら」に、長州小力さんのバックダンサーとして出演しました。
同時にタレント業や司会業の活動も開始します。
3年間連続で町田市の成人式でMCをご一緒させて頂いている笠井アナアンサー
闘病の発表驚きました。
報道マンとしてのご決断にも感銘を受けました。癌に打ち勝って頂きたいです。
またご一緒できること楽しみにしております! pic.twitter.com/eQRF9MPeLj— ジーニー堤 (@G2tsutsumi) December 19, 2019
趣味の格闘技観戦が高じて、ボクシングのアマチュア試合にも出場したことがあり、アニメが好きなことから短編アニメ映画「嫌われ者のラス」で声優としてデビューもしました。
ノブ&フッキーを師匠と仰ぎ、フッキーさんの勧めでそっくり館キサラのオーディションを受け合格。
現在でもそっくり館キサラに出演しています。
2015年5月放送の「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」で、ハリセンボンの近藤春菜さんに顔が似ているということで、顔真似部門でMVPを獲得しました。
2016年には、東京都町田市にショーパブを併設した飲食店「海賊バルジーニーズ」を開業し、実業家としても活躍しています。
ちなみに春菜さんにそっくりなのですが、ジーニーさんの性別は男性です。
事務所の代表取締役!どんな所?
モノマネ芸人としてのみならず、芸能事務所「GENIE’S ENTERTAINMENT(ジーニーズエンターテイメント)」の代表取締役を務めているジーニー堤さん。
この事務所は、株式会社「ヴィンテージ1」が経営しています。
「ヴィンテージ1」という会社は芸能事務所だけではなく、コンサルティング事業や広告事業も行なっています。
2009年に設立され、現時点で資本金は1,000万円です。
2016年には町田市にショーパブを併設した飲食店も開業しました。
多角経営の中の一角として芸能事務所「GENIE’S ENTERTAINMENT」があるようですが、所属タレントはジーニー堤さんを含めて8人。
以下のようなタレントが所属しています。
ジーニー堤(モノマネ・司会)
マーナ(モノマネ)
なりまっティ(ものまね)
じゅん☆じゅん(モノマネ・司会)
歌麻呂(モノマネ・司会)
さちまる(モノマネ・司会)
イヌの肉球(モノマネ)
佐野慈紀(司会)
やはりジーニーさんが代表取締役を務めている影響か、モノマネタレントが多いようですね。
ジーニーさんは自らもモノマネタレントや司会業をこなしながら、会社の経営まで行なっているのです。
TKO木下と業務提携!のはずが・・・
そんな芸能事務所「GENIE’S ENTERTAINMENT」を経営するジーニー堤さんが、3月16日のブログで3月15日に松竹芸能を退所したTKOの木下隆行さんと、業務提携したことを発表しました。
ところが一夜明けた17日、ジーニーさんは「お詫びと訂正と撤回」と題したブログを投稿し、「昨日私がブログに投稿したこと、そこから派生した報道は事実とは異なり誤解を生じさせるものでした。ここに撤回し、昨日の記事を削除した上で、ご迷惑をかけた関係者の皆様に謝罪いたします」と綴ったのです。
TKOの木下さんといえば、松竹に所属していた時の事務所の後輩へのパワハラを報じられたのちに、松竹を退所したことで話題になりましたね。
その顛末の詳細は、こちらをご覧ください。
ご報告
わたくし木下は3月15日をもって松竹芸能を退所する事となりました
僕はフリーで木本は引き続き松竹芸能でTKOとしてこれからもよろしくお願いします
なにより僕を28年間育ててくれた松竹芸能に感謝いたします
ファンの皆様、関係者の皆様、今後とも変わらぬご愛顧の程よろしくお願いします。
— TKO きのした (@tkokinosita) March 5, 2020
ジーニーさんは木下さんに業務提携を依頼し、本人もそれを了承したということですが、それはあくまでも「ヴィンテージ1」が木下さんの営業窓口の1つになる、というだけのことだったようです。
決して木下さんが、ヴィンテージ1の所属タレントになるということではなかったのです。
しかし、業務提携という言葉を使ったことからその意図が伝わらず、報道機関に誤解を与えてしまったということでした。
ジーニーさんは「木下さんはもとより、松竹芸能様をはじめ、関係者の皆さまに多大なご迷惑をおかけしました。改めてここに心より謝罪申しげます」と重ねて謝罪しました。
そして、「木下さんとの業務提携もいったん白紙撤回させていただきたく思います」としました。
最後には、「木下さんのお仕事について今回お問い合わせいただいた方々には株式会社ヴィンテージ1として誠実に対応させていただきます。この度は誠に申し訳ありませんでした」と結んでいます。
ジーニーさんと木下さんは7年前から親交があり、「今後の木下さんの活動をお手伝いできるのはとても光栄」とコメントし、木下さんの今後の活動やジーニーさんの報道については、来月初めまでに何らかの形で説明するとしていました。
しかし今回のことで、全ては仕切り直しということになりました。
木行さんは今後、フリーで活動することになりますがTOKは解散せず、相方の木本武宏さんは事務所に残って活動を続けるという変わった形での活動となるようです。
ジーニーさんとの業務提携はどうなるのでしょうか?
今のところ、全く先の見えない状態となりました。