結論

幼い頃から、具体的な病名は不明ですが神経系の病気を患っており、一時は命の危機に関わるほど危険な状態だったこともありました。

2021年9月、持病の神経系疾患と重度の発声障害のため、芸能活動の無期限休止を発表したGACKTさん。

歌手に俳優、実業家など、様々な分野で活動しており、

今まで具合が悪い素振りなど見せたことがなかったため、

今回の発表に驚いた人も多いのではないでしょうか?

GACKTさんといえば、今やお正月の『格付けチェック』での活躍ぶりが印象的ですが、それも来年見られるか見通しが立っていません。

GACKTさんの病気について、今回は詳しくご紹介していきます。

GACKTの持病

GACKTさんの病気については、『神経系疾患』とだけ発表されており、具体的な病名は発表されていません。

GACKTさんは2021年8月6日、仕事のために滞在していた海外から帰国。

そのあと体調が悪くなり、医師の診察を受けたそうです。

幼少からの神経系疾患で、一時は命に関わるほど重篤な状態になったことも。

現在は命の危機は脱出し、容態は落ち着いてはいるものの、体重は10kgも減ってしまったそうです。

神経系疾患とは、中枢神経や末梢神経に障害が起こり、様々な症状を発症させる病気の総称。

身近なものなら、頭痛や認知症、アルツハイマーも分類されます。

他にも、てんかんやパーキンソン病、パーキンソン症候群なども神経系疾患に分類されるようです。

GACKTさんが病名を公表しないことで、ネットではGACKTさんの病名を予想する声が相次いでいます。

その中でも最も多かったのが、『てんかん』という意見でした。

てんかんは、脳神経細胞の過剰な電気刺激による興奮で、意識障害やけいれんなどを起こす病気です。

神経系疾患のほとんどはてんかんだと言われており、日本では約100万人前後、世界では4,000〜5,000万人もの人が患っているとされます。

GACKTさんの患っている神経系疾患がてんかんではないか、と予想されている理由として、

1つ目はGACKTさんがこの神経系疾患を幼少期から患っているということ。

幼少期からこの神経系疾患を患っているにも関わらず、テレビではそんな素振りを見せたことは1度もありません。

つまり、幼少期から神経系疾患を患っているのに、その症状は常に出ているわけではないということです。

また歩行障害など、見た目で分かる症状もGACKTさんには出ていませんでした。


てんかんは、発作が起きていないときには病気だということは傍目には分かりません。

発作が起こると、意識障害やけいれんが起こり、ひどくなると呼吸障害なども出るそうです。

GACKTさんのこれまでの様子からは、病気を疑うような場面はありませんでした。

幼少期から患っていること、普段の様子からは病気であることが分からないことなどから、

確かにGACKTさんの病気はてんかんである可能性も高そうです。

2つ目の理由は、GACKTさんが「何年かに一度起きてるやつ」と表現していたことが挙げられます。

GACKTさんは以前、おそらく発作のことを「何年かに一度、起きてるやつ。慣れてるっちゃ慣れてる。」と言っていました。

また、「最近調子良かったと思ってたんだけど」というような表現もしていました。

このことから、GACKTさんは神経系疾患の症状が何年かに起こっていて、ここ最近は起こっていなかったことが分かります。

この表現は、てんかんの症状にぴったり当てはまると言えます。

何年も症状がなかったのに、いきなり出ることも少なくありません。

ただ、てんかんは珍しいものではなく、患っている人の70%くらいは抗てんかん薬を服用することで、日常生活に支障が出ることなく過ごしています。

しかしGACKTさんは、何年かに一度は発作が起こっているということになります。

実はてんかん患者の一部は、『難治性てんかん』と言われています。

難治性てんかんとは、抗てんかん薬を飲んでも発作を抑えることができず、

複数の抗てんかん薬を飲んだり、

場合によっては外科治療などが必要になる、いわゆる重いてんかんの人です。

もしGACKTさんがてんかんを患っているのであれば、難治性てんかんの可能性が高いとされています。

今後の治療

GACKTさんは、実は10年前から持病の治療のため、海外で環境を整えていたそうです。

持病である神経系疾患の主治医も、海外にいるそうです。

テレビなどのメディアでは、病気を患っていることも、

闘病生活を送っていることも一切見せなかったGACKTさんですが、

本当はツラかったのでしょうか?

最新のインスタでは、こんな意味深な投稿もしていました。

『悲しい顔すんなって 大したことない まだ生きてる 生きてりゃなんとかなる そんなもんだ』


GACKTさんにとっては慣れた発作であるものの、「まだ生きてるから大丈夫」ということでしょうか?

命に関わるほど症状が悪化していたということですから、「生きてて良かった」が素直な感想なのかもしれません。

芸能活動を休止したGACKTさんですが、今後は主治医のいる海外に戻り、精密検査を受けた後、治療に専念するそうです。

今回発表された重度の発声障害については、なぜ声が出せないのか、原因は分かっていないそうです。

神経系疾患のせいなのか、過労やストレスが原因なのかは分かっていないそうです。

てんかんなどの神経系疾患は、悪化すると呼吸障害や声が出なくなるなどの症状が出ることもあるそうですが、GACKTさんはどうなのでしょうか?

詳しいことが公表されていない以上、憶測でしかないのですが、心配ですね。

早く良くなることを願います。

まとめ

GACKTさんは幼少期から神経系疾患を患っていて、何度も発作を起こしながら闘病生活の傍ら、芸能活動をしてきました。

テレビでは闘病生活中であることを見せなかったGACKTさんは、さすがとしか言いようがありません。

これまでも病気のことは一切触れず、どれだけツラかったかなども話したことはありません。

今回は症状が悪化してしまい、発声障害も出てしまったGACKTさん。

今はゆっくり休んで治療に専念し、また元気な姿を見せてくれることを楽しみに待っています。