結論

ナイジェリアでは上流階級しか持てないとされているテレビを持っており、学歴も国内でトップクラスの難関大学に入れるほどで、兄妹が30人以上いるそうです。

タレントのボビー・オロゴンさんは、ナイジェリア出身です。

カタコトの日本語と天然っぽい面白いキャラクターでブレイクし、一気にお茶の間の人気者になりました。

しかし2020年、奥様への暴行容疑で逮捕されるという事態に。

そして2021年9月、芸能活動を再開することを発表したボビーさん。

ということで今回は、ボビー・オロゴンさんの母国ナイジェリアでのエピソードをご紹介します。

彼が奥様へしたことは、決して許されることではありませんが、

その背景には『ナイジェリア育ち』というのが関係しているのかもしれません。

ボビーの左手人差し指

ボビー・オロゴンさんは、左手の人差し指が短いことをご存知ですか?

これは生まれつきの短指症などではなく、子供の頃に指を切断したのだそうです。

どうやら、ネズミに指を食いちぎられたとのこと。

日本のネズミと違って、ナイジェリアのネズミはとても凶暴で、噛む力も非常に強いとされます。

一方で、ナイジェリアではネズミは貴重なタンパク源であり、食用として重宝されます。

ボビーさんも子供の頃、ネズミを捕まえようとして指を食いちぎられたそうです。

ネズミの巣に手を突っ込んだところ激痛が走り、引っこ抜いて見たら指が食いちぎられていたのだか。

お金持ちの超エリート

ボビーさんの母国であるナイジェリアは発展途上国に分類され、貧富の差が激しい国でもあります。

道路1本を挟んで、富裕層とスラム街に分かれるところもあると言われます。

そんな中でボビーさんの実家は、ナイジェリアでは超がつくほどのお金持ちだったようです。

ナイジェリアでは貧富の差が激しく、テレビなどの家電を持っているのはごく一部の富裕層のみ。

ボビーさんの実家は、そんな高級品であるテレビを所有していて、

近所の人がテレビを見るために度々訪れていたそうです。

ナイジェリアの裕福な家庭に生まれたボビー・オロゴンさんですが、学歴もトップクラスの超エリート。

ナイジェリアには、学校に通えない子供もたくさんいます。

そもそも学校に通っていたというだけでも、裕福な方に入るのでしょう。

そんな中、ボビーさんは大学まで出ていて、卒業したのはナイジェリア国立大学です。

ナイジェリア国立大学はハイクラスの大学なので、入学するだけでも一苦労。

ボビーさんは、そんなナイジェリア国立大学でも、上位の成績を納めていたそうです。

ちなみにナイジェリア国立大学のレベルは、日本で言う東大レベルなのだとか。

ボビーさんといえば、日本で芸能活動をしている時にはカタコトな印象が強いかもしれませんが、

実際には日本語、英語、ヨルバ語を話せるそうです。

そして、兄弟がなんと34人もいるそうです。

ナイジェリアは『一夫多妻制』が法律的に認められているので、

ボビーさんの父親も、奥様が6人いたそうです。

ボビーさんいわく、兄弟喧嘩になることはほとんどなく、

母親が誰であってもみな同じように接してもらえるとのこと。

また、ナイジェリアでは家族であっても『年功序列』が当たり前なので、

兄弟も年功序列で接するようです。

1歳でも年上であれば、兄弟でも敬語で話すそうです。

そして、年上の言うことには基本的に必ず従う事になるそうです。

また、ナイジェリアでは両親、特に父親が一番偉いので、父親の言うことに逆らうことはありません。

兄弟で分担して家の手伝いをするのも当たり前で、小さい頃から自分のことを自分でするのも当たり前。

ボビーさんは、9歳の時には1人で車のタイヤ交換もできたそうです。


親に口答えをしたり親に逆らうこと、文句を言うことは、ナイジェリアではありえない事なのです。

そんなボビーさんは、現在は投資家としての一面も持っています。

今まで投資で損をしたことがないそうですが、彼が投資を始めたのはなんと6歳の時。

貿易商を営む父親の英才教育の一環として、6歳から株をやっていたそうです。

ちなみにボビーさんが日本に来たのは、父親の仕事を手伝うため。

たまたま日本に来ているときインタビューを受け、

スカウトされたことで日本で芸能活動を始めることになったのでした。

騒動を経て活動再開へ

その個性的なキャラクターで人気を集めたボビー・オロゴンさんですが、

2020年5月、奥様への暴行容疑で逮捕されてしまいます。

奥様自身が、ボビーさんから日常的にDVを受けていたことを告白し、

世間を騒がせたのは記憶に新しいと思います。

逮捕をきっかけに、ナレーションを務めていた『YOUは何しに日本へ?』も降板することになり、

ボビーさんは事実上、芸能活動ができなくなってしまいます。

そして、2021年の5月には、10万円の罰金刑が確定しています。

ボビーさんと奥様の間に何があったのかは、本人たちにしか分かりません。

ボビーさんは、奥様に重傷を負わせるほどの怪我をさせたことはないようです。


どちらかと言うと、暴言などが多かったとされています。

先ほどもご紹介した通り、彼の母国ナイジェリアは一夫多妻制であり、

男尊女卑の風潮が強いとされています。

だからこそ、もしかするとボビーさんは自分の言うことに従わない奥様に、

腹を立てしまったのかもしれません。

一連の騒動後、芸能活動を休止していたボビーオロゴンさんですが、

2021年9月16日にYouTubeチャンネル『ボビー・オロゴン公式チャンネル』を開設し、

初動画を投稿しました。

その動画で、芸能活動を再開することを発表。

「撮影も順調に進み、かつての自分を取り戻したような気分だ」と語っていました。

この日にYouTubeチャンネルを開設したことからも、

おそらくボビーさんは今後の活動拠点にYouTubeを選んだものと思われます。

今後は、『指相撲動画』や『投資動画』を投稿していく予定だそうです。

まとめ

ボビー・オロゴンさんの、母国ナイジェリアでのエピソードや、芸能活動再開について紹介しました。

ナイジェリアは貧富の差が激しい国ですが、

ボビーさんの実家は超がつくお金持ちで、エリートな生活を送っていました。

ナイジェリアの風習が抜けないのか、

奥様への暴行容疑で逮捕されてしまったボビーオロゴンさんですが、

芸能活動を再開することを発表しています。

今後はYouTubeで、またあの面白い姿が見えるのを楽しみにしています。