ブルゾンちえみと言えば、「35億」のキメ台詞で一世を風靡した女性お笑い芸人ですが、最近ではその姿は見なくなったと感じている人も多いのではないでしょうか?
一時期はテレビで見ない日などほぼないというほど見かけたものですが、そんな彼女が消えた理由に迫っていきます。
ブルゾンちえみ
本名は「藤原史織」と言いますが、彼女は現在この本名で活動しています。
厳密にいうと、下の名前をひらがなにしているようです。
1990年8月3日生まれで、2023年6月時点で32歳。
岡山県岡山市出身で、2015年から芸人として活動を開始。
当初はワタナベエンターテインメントに所属していましたが、2021年からフリーで活動しています。
このフリーランスになった時期に合わせて、ブルゾンちえみから「藤原しおり」に改名。
デビューしてわずか1年で大ブレイクを果たしたブルゾンちえみですが、現在は芸人としてではなく女優として活動しています。
そして、この女優への転身が彼女が消えた理由と言われているのです。
消えた理由
ナベプロに所属していた2017年、お笑いコンビ「ブリリアン」とのコラボ「ブルゾンちえみ with B」でブレイクしたブルゾンちえみは数多くのメディアに登場し、24時間テレビではチャリティーマラソンランナーも務めました。
また『行列のできる法律相談所』や『ヒルナンデス!』にも、レギュラーとして出演。
そんなブルゾンちえみの存在感が薄くなっていったのは、ちょうど事務所を退所した2021年頃です。
どうやらその事務所の辞め方が、あまり良いものではなかったようです。
そもそもブルゾンちえみは、芸人としての活動よりも女優としての活動を望んでいました。
彼女は2017年4月に放送されたドラマ、『人は見た目が100パーセント』に出演。
その際、「演技が上手い」と視聴者から高く評価されたのですが、これをきっかけに女優へと転身したいと思うようになったと考えられています。
しかしナベプロ側は、彼女を芸人として活動させようという意志が強かったのです。
またブルゾンちえみは、「トークができない」「共演者からのイジリに本気でキレている」という声も上がっていました。
芸人といえば、ひな壇でのトークやその中でのイジリ・イジられによっても笑いを生み出していくものです。
芸人としての重要な部分が、ブルゾンちえみはあまり得意ではなかったようです。
そんな中で、事務所側の意向とブルゾンちえみの意向が食い違うことが多くなり、退所に繋がったと思われます。
実際、ブルゾンちえみはナベプロを退所する際、「芸人引退」という形を取っています。
つまり、本気で女優への転身を目指していたということです。
しかし、そうした思いも視聴者には届かず、現在ではほとんどその姿は見なくなっていきました。
それでも、2021年4月からはラジオ番組のナビゲーターに抜擢されています。
そして、こうしたラジオ番組でのトーク力を高く評価されました。
またYouTubeチャンネルも開設しましたが、2023年3月にチャンネルは閉鎖。
本人と活動方針と事務所の方針が合わない中で、芸人としてブレイクしたブルゾンちえみ。
ただ、「35億」という一世を風靡したキメ台詞に飽きられたという側面も否めないようです。
いわゆる一発屋芸人ということに、ブルゾンちえみもなってしまったのでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
一時期は毎日のようにテレビで見ていたブルゾンちえみでしたが、現在その面影は残っていません。
こうなると、どうしても一発屋芸人というイメージは拭い切れないでしょう。
ナベプロを退所してからさらに人気は低迷しましたが、それよりも前に女優意識が強くなっていった頃から、ブルゾンちえみは徐々に人気が落ちていたのです。
彼女は芸人を辞めた理由について、
「周囲から見た自分と本当の自分との間にギャップが発生した」
「みんなが思っているほど頑張れなかった」
と語っています。
こうした悩みから、自分らしく生きるために女優の道を選んだようです。
今後、彼女が再ブレイクすることに期待したいですね。