結論

二度の書類送検といったエピソードもありますが、口癖が「すみません」であることから、物腰の柔らかい人のようです。

お笑いコンビ「キャイーン」のウド鈴木さんというと、どんなイメージがありますか?

天然キャラで優しそうなイメージ、あるいは相方である天野ひろゆきさんのことが好きすぎる、というイメージが強いかもしれません。

しかし一方で、「元ヤンで特攻隊員だった」という噂もあるようです。

今のウドさんからはなかなか想像できませんが、実際はどうだったのでしょうか?

今回は、ウドちゃんの本当の性格が分かるかもしれないエピソードを、いくつかご紹介していきます。

半ヤンキーだった高校時代

ウド鈴木さんは、「高校時代は半ヤンキーだった」と語っています。

半ヤンキーというのは、聞き慣れない言葉だと思います。

ウドさんは身長も高く、体格も良かったことから、高校時代は柔道部に所属していました。

そして高校生の時には、ヤンキー向けの車雑誌

『ヤングオート』を愛読しており、クラスメイトと回し読みしていたそうです。

このことからウドさんは、元ヤンだと言われているのかもしれません。

また、ウドさんがヤンキーだったと言われる所以は、他にもあります。

高校時代、しつこくお金をせびってくる先輩のズボンを脱がせて、プロレス技をかけたこともあるのだとか。

ウド鈴木さんいわく、学生時代にいじめられたことはないとのこと。

高校時代にヤンキーだったという噂は、あくまでも噂なのではないかと思います。

体格もよく、柔道部出身の体育会系だったこと、ヤンキー向け雑誌を愛読していたこと、

不良の先輩をやっつけたことなどから、元ヤンとの噂が立ったのではないでしょうか?

先輩を死守

ウド鈴木さんの武勇伝について、プライベートでも仲のいい出川哲朗さんが話しています。

出川さんとウドさんは2人とも独身だった頃に、よく歌舞伎町や渋谷などの繁華街でナンパをしていたのだとか。

その時はウドさんの軽自動車に乗っていたそうですが、2人が車に乗っていたところ、20人くらいのチンピラに絡まれたそうです。

20人以上のチンピラが、出川さんとウドさんが乗る軽自動車を、外からガンガン揺らしていたのだとか。

車の中で警察が来るのを待つしかない状態ですが、ウドさんは1人でチンピラに囲まれた車外へ。

「隊長、何があっても車の外に出ないでください」と出川さんに言い、1人で外に出ていったウドさん。

チンピラのリーダーらしき人のところに行き、謝るように詰め寄ったそうです。

チンピラのリーダーはナイフを出したそうですが、それでも怯むことなく

「刺せるもんなら刺してみろ!」と凄みをきかせていたのだとか。

こういうエピソードを聞くと、ウドさんは若い頃に数々の修羅場をくぐっていた、ヤンキーだったのかと思ってしまわなくもないですね。

ただしこのエピソードは、事あるごとに出川さんが話しているものの、当のウドさんいわく

「チンピラは5〜6人くらいだった」とのこと。

若い頃の出で立ち

ウド鈴木さんの『元ヤン説』を裏付ける(?)ことが、若い頃に乗っていた愛車の話。

ウドさんはピンク色が好きなのですが、若い頃はピンクのキャデラックに乗っていたそうです。

ウドさんが若い頃に発売されていたピンクのキャデラックというと、いわゆるイケてる感じの人が乗るような車だとされます。

のちにこの車は、『ウッチャンナンチャンのウリナリ』で緑色に塗り替えられてしまうのですが、

まだピンク色だった時に、たまたまダウンタウンの浜田雅功さんに見られたことがありました。


しかもそのとき、ウドさんはその車に腰掛けて、ばら寿司を食べていたそうです。

この話だけを聞くと、かなりイキがってる感じがプンプンしますね。

学生時代『ヤングオート』を愛読していたこともありますし、そういう感じの車が好きだったのでしょう。

それにしても、キャデラックに腰かけてちらし寿司を食べていたこと、その様子を浜田さんが見ていたことは驚きですね。

二度の書類送検

色々なエピソードがあるウド鈴木さんですが、実は過去に2度書類送検されたことがあります。

一度目は暴行、二度目は交通事故でした。

暴行や傷害と聞くと、ウドさんはやはり、元ヤンだったり本当は怖い人なのではないか、という気がしてしまうのですが、これには深いわけがありました。

ウドさんの一度目の書類送検、暴行容疑による傷害事件は、2002年に起こりました。

歌舞伎町で知人と飲んでいたウドさんは、数人の若者グループにサインをねだられます。

この時の若者たちの態度があまり良くなかったことから、ウドさんはサインを丁重にお断りします。

しかし、若者たちは引き下がることなく、しつこく言い寄ってきました。

しまいには、ウドさんの知人にちょっかいを出すなど、口論に発展。

そしてとうとう、若者グループの1人がウドさんの知人に手を出してしまいました。

その様子を見たウドさんは、怒りが頂点に達し、相手の若者たちをばったばったとなぎ倒していったのだとか。

若者が知人に手を出すのを止めるため、背負い投げをしたという情報もありました。

警察が出動する事態となってしまいましたが、あくまでも正当防衛ということもあり、書類送検のみで済んでいます。

二度目の書類送検は、2007年に起こった交通事故。

フジテレビ本社前の交差点で、ウドさんの車が直進したところ、右折してきた女性の車と衝突。

たまたまフジテレビ本社前だったこともあり、事故の現場をカメラが捉えていました。

事故直後、ウドさんが相手の車の運転席に駆け寄り、ひたすら「すみません」と誤っている姿がカメラに納められていました。

相手が誰であっても、どんな状況でも腰の低いウドさんこそ、本当の姿なのかもしれません。

またそれを裏付ける、ある検証も行われていました。

口癖は『すみません』

ウド鈴木さんは、先ほどご紹介した車の事故でもわかる通り、「すみません」が口癖だとされています。

悪い事をしたわけでもないのに、とにかくひたすら謝る姿を、共演者はたびたび目撃しているようです。

しかも本人には、謝りすぎているという自覚はないのだとか。

そこで2019年6月、『水曜日のダウンタウン』という番組で『キャイーン1日連動電流生活』が放送されました。

これは、ウドさんが「すみません」と謝る度に、相方の天野ひろゆきさんに電流が流れるというもの。

ウドさんは無意識に「すみません」と言いまくっているので、天野君はとてつもない数の電流を浴びることに。

同じく『水曜日のダウンタウン』にて、

ウドさんが収録中にどれだけ「すみません」と言うのかカウントしたところ、

なんと352回も謝っていたことが発覚。

これを無意識に言っているウドちゃんは、ある意味大物な気がします。

まとめ

ウド鈴木さんの本当の性格を示しているかもしれないエピソードを、いくつかご紹介していきました。

ウドさんは体育会系でケンカも強いようですが、むやみやたらと手を出すタイプではありません。

ウドさんが手を出すのは、誰かを守るためであることが多いようです。

男気溢れるウドちゃんは、確かにケンカも強いのですが、誰に対しても腰が低く優しい人だということが分かりました。

最近では、千秋さんの働きかけによって、ポケットビスケッツが復活するとされています。

ウドちゃんや相方の天野くん、隊長と仰ぐ出川さん、そして千秋さんなど、みんなの今後のさらなる活躍に期待したいですね。