モデルのヴァニラさんは美を追求するあまり、整形を繰り返していると言います。「フランス人形のようになりたい」と考えており、美しくなれるなら死んでも良いとまで言い放っているのです。元の顔もわからないほどの変化を遂げていくヴァニラさんですが、そんな彼女はどこの整形外科に通っているのでしょうか?そして現在までの、その容姿の変遷もご紹介していきます。

プロフィール

 2013年にTBSのバラエティ番組「私の何がイケないの?」に出演し、美容整形に通う「整形サイボーグ」として取り上げられて以来、話題になりました。「フランス人形のような体になりたい」として、整形手術を繰り返しているのだと言います。

 その整形手術の遍歴は、18歳の時に二重まぶたの手術をしたのを皮切りに、2013年までに30回以上繰り返し、総額にして2,000万円以上をつぎ込んだそうです。

 もともとは、「水野乃理江」名義でタレントやモデルとして活動していました。出身地は、公式にはベルサイユ宮殿、生年月日はルイ17世だとしています。

整形外科はどこ?

 ヴァニラさんは、元の面影がどこにも見当たらなくなるほど整形を繰り返してきました。しかし、それでも自分の目指す「フランス人形」のような体には到達していないと言います。現在も暇さえあれば整形外科に通って、手術を繰り返しているそうです。整形手術の数は200回を超え、そのために使ったお金は1億円を超えたと言います。

 整形の費用を捻出するためにホステスなど夜の商売で稼ぎ、お金ができたら整形するという暮らしを続けてきた彼女は、整形に全てを費やしてきたのでしょう。『整形依存症』だと一口で片付けることは簡単ですが、その裏には悲しい生い立ちがあったのです。

 彼女は、学生時代にひどい虐めを受けていました。学校のトイレに閉じ込められて水をかけられたり、クラスメートに無視されたりといじめの連続だったのです。その理由は、「ブスだから」ということでした。その苦しさを家に帰って相談したところ、「ブスだから仕方がない」と父親にまで言われたのです。

 すっかり心を傷つけられたヴァニラさんの目に入ったのが、「フランス人形」だったのです。その時の彼女には、その人形が素晴らしくきれいに見えたのでしょう。「フランス人形のようにきれいだったらいじめられなかったのだろう。」という思いが彼女の胸のうちに強く残ってしまったようです。

 それ以来、「フランス人形のようになりたい」という思いが彼女の生きる希望になりました。そんなヴァニラさんの整形を担当しているのは、彼女自身がコマーシャルに出ている『東京美容外科』の麻生委員長です。

 ヴァニラさんをずっと担当して来た先生は、「できることなら誰かに担当を変わってもらいたい」と本音を漏らすこともあるようです。整形をしてもまた次の整形を要求してくるヴァニラさんに、もう弄るところはないと音をあげているのでしょう。

現在までの変化を画像で検証

 全身整形美女としてテレビに出るたびに話題になったヴァニラさんですが、整形前の顔はどんな顔だったのでしょう?そこで、子供時代から現在までを画像で検証していみたいと思います。まずは、当時13歳の彼女です。みんなに「ブス!」といじめられていた時でしょうか?どこにでもいるような普通の中学生でという感じで、特にブスというほどではないと思います。

 18歳の頃は、初めて整形をした頃です。アルバイトで貯めたお金で、目を二重にしたことから彼女の整形は始まりました。十分きれいになっていると思います。これでやめても良かったように思いますが、納得できないようでさらに整形していきます。

 そして、現在のヴァニラさんへと変わっていくのですが、いかがでしょうか?すっかりフランス人形らしく変化したように思えます。しかし当のご本人に言わせれば、まだまだ理想には程遠いとのこと。また、モデルにしては身長が低いのも、彼女の悩みの一つだと言います。


 152cmの身長を、167cmぐらいにしたいという望みも持っているのです。身長を伸ばす整形もあるようですが、それには人工的に足の骨を骨折させて器具で固定し、その後骨折を治す治癒のペースに合わせて一日1mm程度足を伸ばしていくというものだそうです。これは日本ではやっていない手術なので、韓国まで行ってやるとのこと。

 誰でも美しくなりたいという願望は持っています。しかし、それはメイクでカバーしたりすることがほとんどであり、ある程度で諦めるものではないでしょうか?ところが彼女は、どこまでも美を追求していくのです。

 整形を繰り返して、たとえ命が危なくなっても続けていくというのです。常軌を逸しているとは思いますが、彼女をそこまで追い詰めたいじめっ子たちは何を思っているでしょうか?整形のやりすぎで健康を害さないことを祈るばかりです。