「現場」発言でアイドルオタクだと認定され、DD批判にもきっぱり反論するなど、立派なアイドルオタクとして邁進しているようです。
高校生の頃から注目を浴び、楽天イーグルスではチーム創設以来初の日本一にも貢献し、
アメリカのメジャーリーグでも活躍した、プロ野球選手のマー君こと田中将大投手。
溢れんばかりの野球の才能を発揮している田中投手ですが、実は女性アイドルが大好きだということをご存知でしょうか?
奥様である里田まいさんも、元アイドルです。
その好きっぷりは、立派なアイドルオタクと言えるでしょう。
野球をしている時よりも楽しそう(?)な田中投手の、アイドルオタクっぷりを示すエピソードの数々をご紹介します。
プロ野球選手としての活躍
駒大苫小牧高校を卒業した後は、東北楽天ゴールデンイーグルスに入団します。
1年目から先発ローテーションの一角を担い、オールスターにもファン投票で選出されています。
ルーキーイヤーは11勝を挙げ、高卒ルーキーとしては松坂大輔投手以来となる新人王を獲得。
田中投手の数ある活躍の中で特に印象深いのは、2013年のシーズン中、負けなしで24連勝を果たしたことではないでしょうか?
そしてクライマックスシリーズでの連投、さらに日本シリーズでは負けた翌日の試合の最後のイニングに登板し、
楽天をチーム創設以来初めての日本一に導いたシーンは、今も脳裏に焼き付いているファンが多いでしょう。
ロッテ戦に登板して6回無失点で今シーズン2勝目を挙げることができました⚾️
ほぼ毎回走者を背負っての投球で苦しかったですけど、粘り強く抑えられてよかったです💦この後エモい写真をUPしますね📷笑 pic.twitter.com/zOGE5b4PQv
— 田中将大/MASAHIRO TANAKA (@t_masahiro18) May 1, 2021
2013年は、様々なタイトルを田中投手が独占しました。
最多勝、最優秀防御率、勝率において1位になり。前年からの連勝を28、開幕からの連勝を24とし、いずれも日本プロ野球新記録を達成。
規定投球回数に達した状態での勝率10割というのは、日本プロ野球史上4人目の快挙で、シーズン無敗で最多勝を達成したのは日本プロ野球史上初でした。
沢村賞は選考委員会にて、わずか10分のうちに満場一致で選出され、ベストナインには24年ぶりに、
自身初のMVPに投手と野手通じて48年ぶりに、いずれも記者投票で満票を獲得しての受賞となりました。
また開幕からのシーズン24連勝に前年からの28連勝と、これにポストシーズンの2勝を含めた30連勝の3つが、ギネス世界記録として認定されています。
その後、ポスティングシステムによりニューヨーク・ヤンキースへと移籍。
この契約も投手としてのメジャーリーグ史上5位の1億5,500万ドルで7年契約という、超大型契約であると話題になりました。
その契約に恥じることなく1年目から先発投手として活躍し、契約期間を見事全うしてみせました。
アイドルオタクのきっかけ
田中投手は、何年も前から女性アイドル好きであることを公言しています。
子供の頃からモーニング娘などは好きだったようですが、今ほどではありませんでした。
そんな田中投手のアイドルオタクとしての才能を開花させたのは、奥様の里田まいさんだとされています。
とはいえ、田中投手は里田まいさんがアイドルだから好きになったわけではありません。
そんな中で、結婚してから里田まいさんが「AKBって良いよね」と話したことから、
AKBを含めて多くの女性アイドルグループを好きになり、アイドルオタクの道を邁進するようになったのです。
アイドルオタクエピソード
メジャー時代も含めて、マウンドに上がる時の登場ソングはももいろクローバーZの曲を使用しています。
しかもその曲は、田中投手のために作られた曲なのです。
ももクロの曲はこれまでに9曲、田中投手が登場する時に使われ、それらがアルバムとして発売されました。
ジャケット写真には田中投手が起用され、アルバムタイトルは『田中将大』です。
また、田中投手はメジャーリーグのヤンキースに所属していた時、ある番組で「日本に帰ったときにすること」を話しました。
その中で、「日本に帰るとあちこちのアイドルの『現場』に呼ばれてる」と発言しました。
アイドルファンの間で使われる『現場』とは、コンサート会場や握手会など、アイドルと会える場所のことを意味します。
そのため視聴者から、「『現場』表現はガチのオタク」「親近感が沸いた」などといった声が上がりました。
これをきっかけに、ただのアイドル好きから「ガチのアイドルオタク」に認定されたことは、言うまでもないでしょう。
さらにアイドルが好きということで、歌番組にゲストで呼ばれることのある田中投手。
特に『FNS歌謡祭』という音楽番組では、ももクロの決め台詞をポーズと合わせてしっかり決めたり、
AKB48に混ざって振り付けを完璧にこなしたりしており、その姿はもはやアスリートではなく、ただのアイドルオタクと化していました。
ちなみに練習の時に使うグローブも、アイドル仕様になっているようです。
DD批判
田中投手のアイドルオタクぶりは、批判されることも少なくありません。
その理由の1つが、DDであることです。
DDとは「誰でも大好き」という意味で、アイドルなら誰でも良いという田中投手を、良く思っていない人もいるのです。
確かに田中投手は、ももクロやAKB、モーニング娘。、欅坂46など、グループの垣根をこえてたくさんのアイドルを応援しています。
このスタンスがDDだと批判されていました。
こうした批判に対して田中投手は、
「野球でも『あのチームは誰が好き』『このチームは誰が好き』みたいなのもあるし、誰を好きでも関係ない」といった発言をしています。
自分が好きなことに正直なのでしょう。
まとめ
マー君こと田中将大投手は、野球の腕は確かですが、アイドルオタクっぷりも相当なもの。
2021年から古巣の楽天イーグルス、日本球界に戻ってきたことで、よりアイドルの情報収集や現場への参戦もしやすくなったことでしょう。
浅村・田中・岡島
この写真エモくないですか⁉😁️📷
一言では言い表せませんがなんか嬉しかったです!(語彙力💦) pic.twitter.com/s7tjit9sX0— 田中将大/MASAHIRO TANAKA (@t_masahiro18) May 1, 2021
アイドルオタクっぷりもほどほどに、野球での活躍にも期待したいですね。