結論

のちに盟友となる柏木由紀さんと共にオタク界隈では有名であったものの、いじめによる不登校の期間があったり、2ちゃんねるで毎日知らない人と喧嘩していた過去があるようです。

AKB48やHKT48に所属し、選抜総選挙で3連覇を達成したこともある指原莉乃さん。

現在はグループを卒業しましたが、彼女はAKBに加入する前、同じくAKB48に所属し、現在も活動を続けている柏木由紀さんと共に、

学生の頃からハロー!プロジェクトに所属するアイドルのファンでした。

今や芸能界で多くの人に認知されている人気者のさっしーですが、濃いめのオタクだった過去、

不登校かつ重度の2ちゃんねらーだった過去もあったのです。

そんな彼女の過去をご紹介します。

濃いめのハロヲタ

指原さんは小学生の頃からハロプロのファン、通称ハロヲタであることを公言しています。

モーニング娘。やBerryz工房、℃-uteなどといったグループが大好きで、今でも追っかけをしていることを公表しています。

学校では、比較的大人しくて目立たない根暗な子供だったにも関わらず、アイドルのことになると人が変わったようにはしゃいでいたそうです。

アイドルの写真を身体中に貼り付けて、飛び跳ねて踊って叫んでいたのだとか。

普段静かな人が、好きなことになると人が変わったようにはしゃぎ出す。

まさに典型的なオタクといった感じでしょうか?

またアイドルオタク仲間と、公園で『ヲタ芸』の練習をしていたこともあったそうです。

この頃は女性のハロプロファンはあまりいなかったと語っていたので、

大人の男性に混ざってヲタ芸に興じる女性の指原さんの姿は、かなり異質だったかもしれません。

AKBにいた頃は、握手会においていわゆる「神対応」と言われ、多くのファンを魅了していた指原さんですが、

自身がオタクだったからこそ、自分のファンがどんな心理なのかを掴んでいたのかもしれませんね。

さらに、小学生の頃からインターネットを駆使しつつ、ネットを通じて知り合った知らないハロプロオタクのおじさんから、

アイドルの生写真などのグッズを貰ったこともあるのだとか。

オタク資金の少ない小学生にはとてもありがたいことですが、個人的には変な犯罪に巻き込まれなくて良かったと思います。

重度の2ちゃんねらー

指原さんはハロプロオタクであると同時に、重度の2ちゃんねらーだったことも公表しています。

2ちゃんねらーとは、ネット上の匿名掲示板「2ちゃんねる」を頻繁に利用している人のことです。

そんな2ちゃんねるを、小学生の頃から利用していた2ちゃんねらー指原さんは、毎日知らない誰かとケンカしていたそうです。

2ちゃんねるに書き込むことで、推しメンを守っていたとのこと。

2ちゃんねるは匿名で気軽に利用できるが故に、顔も分からない不特定多数の人が会ったこともないような有名人に、

心ない言葉を書き込んでいることが頻繁にあります。

この後ご紹介しますが、「九州北部最強の女ヲタ」と呼ばれていた指原さんにとっては、

応援しているアイドルを中傷する、いわゆるアンチが許せなかったのでしょう。

九州北部最強の女ヲタ

先程もご紹介しましたが、指原さんが小学生や中学生くらいの頃は、ハロプロの女性ファンというのはかなり珍しいとされていました。

そんな中で濃いめのオタクだった指原さんは、地元で

「若くてかわいい女ヲタがいる」と有名になったのだとか。

最終的についたあだ名が、『九州北部最強の女ヲタ指原莉乃』でした。

ちなみに、のちにAKB48のメンバーとして指原さんの盟友となる柏木由紀さんは、

『九州南部最強の女ヲタ柏木由紀』として、こちらも有名だったようです。

2人はどちらもハロプロオタクで、しかも同じ九州出身です。

小学生の頃から、ライブや握手会などのイベントで顔を合わせる機会があり、AKBに入る前からお互いを知っていたそうです。

女性ファン自体珍しいとされるハロプロの現場において、のちに同じようにアイドルになるような小学生の女の子が、

大人の男性に負けないくらい濃いめのオタクをしているとなれば、自然と有名になりそうですね。

不登校だった過去

テレビでは明るいイメージの強い指原さんですが、中学の頃はいじめられていたそうです。

歩いているだけで陰口を言われ、気にしないようにしていましたが、ある日家のポストに差出人不明の封筒が入っており、その中には

『もう学校に来ないでください。お願いします』と書かれた手紙が入っていました。

これを見て何もかもが嫌になり、不登校になった指原さん。

親に「勉強だけはして」と言われたことから、みんなが学校に通っている昼間は塾に通って勉強していたそうです。

そして高校は、地元の大分県で進学すると中学時代の同級生、

つまり自分たちをいじめていた人たちに会う可能性があるため、この時に思い切って上京することに。

大好きなハロプロの一員になるべく、ハロプロの研究生を意味するハロプロエッグのオーディションを受けるものの、書類審査で落選。

その後、AKB48のオーディションを受けて合格しました。

いじめられて不登校になっていても、心の中の火は消えていなかったようですね。

だからこそ、上京という思い切った選択肢が取れたのだと思います。

オタクの自己満

指原さんの、オタクとしてのスタンスのようなものが分かるエピソードをご紹介します。

指原さんはモーニング娘。の中で、佐藤優樹さんを特に応援しているメンバー、いわゆる推しメンとしていました。

ハロプロのアイドルに限ったことではありませんが、グループのアイドルには卒業や脱退などがあるため、一生追い続けるのは不可能に近いです。

指原さん自身、「亀井絵里さん→鞘師里保さん→佐藤優樹さん」と推しメンが変わっていったそうです。

そんな中で佐藤さんの誕生日には、勝手に誕生日プレゼントを贈っていたのだとか。

このことについて佐藤さんはブログで、

「さっしーさんから誕生日プレゼント貰ってるのに、一度もお返しできたことがない」と触れました。

これに対し指原さんは、「推しへの誕生日プレゼントは、オタクの自己満。ニコニコ笑っていてくれればそれでいい」とコメントしています。

指原さんの深いオタクっぷりが見えた瞬間だった気がします。

まとめ

大人になった今も、ハロプロオタクを貫き通している指原莉乃さん。

これほどまでに濃いオタクなさっしーが、いつかこれまで応援してきたメンバーに囲まれているようなところも見てみたいですね。

その時に、どんなリアクションをするのか楽しみです。