結論

謝罪会見では終始まじめに受け答えしているにもかかわらず、どこか漫才やコントのような感じになり、ゲーム実況でも笑いが止まらないようなトラブルが起きました。

最近、一般女性との再婚を発表したお笑い芸人の狩野英孝さん。

一昔前、白のスーツでホスト風の格好をし、「ラーメン、つけ麺、僕イケメーン!」のセリフと共に大ブレイクしましたね。

番組では音楽活動もするなど、多彩な才能を遺憾無く発揮している狩野さん。

最近では、YouTubeでのゲーム実況なども人気を集めているようです。

しかし数年前には、一時的に干されたこともありました。

女性問題での不祥事で騒がれ、謝罪会見を開いたこともありました。

芸人の女性問題での謝罪会見というと、近年ではアンジャッシュの渡部建さんの多目的トイレ不倫が浮かぶかもしれません。

渡部さんの謝罪会見は、お世辞にも世間の同情も笑いも誘えるような内容ではありませんでしたが、

狩野さんの謝罪会見は『笑いの神』が見事に降臨。

ここではそんな狩野さんの、笑いの神に愛されまくっていることが分かるエピソードをご紹介します。

天然炸裂の謝罪会見

狩野英孝さんの謝罪会見は、これまでで2回あります。

1回目は2016年、複数の女性との六股疑惑でした。

「加藤紗里」さんと聞くと、思い出す人もいるのではないでしょうか?

このとき狩野さんは、なんと加藤さんを始めとする6人の女性と関係を持っていたと報じられました。

二股ならぬ、六股です。

この一連の報道に対する謝罪会見で、記者から「六股というのは本当ですか?」と聞かれると、

なんと「違います。正確には、6じゃなく8です」と、予想の斜め上をいくような回答が飛び出たのです。

嘘が付けない性格なのかもしれませんが、わざわざ数を多く訂正する必要はなかったのに、バカ正直ですね。

2回目は2017年、「女子高生との淫行疑惑」でのこと。

六股(八股?)からそう時間も経っていないこともあり、批判が殺到しました。

なお、どうやら狩野さんは相手が18歳未満だとは知らなかったようです。

相手の女性も、年齢を偽っていたそうです。

狩野さんいわく、「真剣な恋愛をしていた」ということですが、相手が18歳未満であった以上、この言い分はなかなか通用しません。

狩野さんは再び、謝罪会見に追い込まれることになりました。

このときの狩野さんの謝罪会見は、彼の天然ぶりが際立っていて話題になりました。

記者から「相手のお父様から何と言われたか?」と聞かれると、

「プライバシーがあるので」と答えたのち、「ジャンルですか?応援系です」と答えていました。

記者が求めていた答えは、恐らくこんな答えではなかったでしょう。

また、「どうして相手が年齢詐称してると気づいたのか?」という質問に対しては、「野生の勘」と答えます。

記者が思わず「野生?」と聞き返すと、狩野さんは

「僕の家は友人たちのたまり場になっていて、鍵をかけずに出かけることはよくある」と、なんとも的はずれな受け答えをします。

記者も「不用心ですね」と言うと、「うち、オートロックなんで」と返答。

謝罪会見のはずなのに、どこか漫才やコントのような不思議な感じのする会見となりました。

凄いのは、狩野さんは一度もふざけておらず、正真正銘まじめに、誠意をもって答えているということ。

これにはネット上でも、大騒ぎになりました。

謝罪会見すらも笑いに変えてしまうのは、まさに笑いの神に愛されている証拠と言えるのではないでしょうか?

ゲーム実況で奇跡連発

狩野さんは、自身のYouTubeチャンネル『EIKO!GO!!』において、ゲーム実況動画を上げています。

その中で、人気オンラインゲーム『Dead by Daylight』の実況をしていた時のこと。

このゲームは、鬼ごっこ形式のようなホラーゲーム。

狩野さんは初心者であるにも関わらず、鬼側のポジション「キラー」を選択し、ほかのユーザーを捕まえていくことになります。

初心者ながら最初のうちはそれなりに奮闘していた狩野さんですが、実況序盤からトラブルが発生。

なんとコントローラーの不具合で、ボタンが常に押しっぱなしと言う状態になってしまいました。

狩野さんのキャラは、その場でずっと斧を振り回すというシュールな状態に。

ゲーム実況は生放送なので、どうすることもできません。

狩野さんは実況をしながら、「ちょっと!勝手に斧振り回さないで!」などと叫んでいました。

その様子はすべて動画配信されていたので、視聴者には大ウケ。

実況中にも噂を聞き付けたユーザーがいて、結果的に視聴回数を増やすことになりました。

『バイオハザード』というホラーゲームでも笑いの神を降臨させました。

バイオハザードでは、ゾンビになるウイルスに感染したキャラクターが、「ゾンビになるまでの過程を記した日記」を読むシーンがあります。

最初のうちは日記の内容も普通なのですが、だんだんウイルスが回ってきたのか、脱字が目立つようになる、というのが演出です。


しかし狩野さんは、日記の「かゆい うま」という文章を読んで、一言。

「これ、カプコンさん字が抜けてますね」と、真面目に指摘したのです。

これは演出なのですが…。

次第にその脱字が演出だと気づいた狩野さんは、大いに慌ててそれはまさに素のリアクション。

動画を見ていた人たちからも、「その発想はなかった」「考えることが違いすぎる」と大絶賛されるのでした。

まとめ

これまで色々なことがあった狩野英孝さんですが、そこではいつも笑いの神が降臨していました。

狙って笑いを取りにいくのではなく、ごく真面目やっていて意図せず面白いというのは、芸人として羨ましい限りの才能でしょう。

最近では再婚したことで、さすがに女性問題は落ち着いたでしょうし、昨今の情勢もあり、

今後はYouTubeのゲーム実況などをメインにしていく可能性も十分にあります。

次のゲーム実況で、どんな面白いことをしてくれるのか楽しみですね!