泉ピン子さんが、創価学会をやめたのではないかと話題になっているようです。「おしん」や「渡る世間は鬼ばかり」など、数々のドラマに出演した女優というイメージを持っている人が多いでしょう。

 しかし、過去にはニュースを扱ったバラエティ番組「テレビ3面記事 ウイークエンダー」のリポーターとして、ニュース記事を面白おかしく紹介していたのです。この番組が、彼女が出世する糸口となりました。そんな彼女の宗教にまつわる噂について、深く掘り下げてみましょう。

プロフィール

 浪曲師の広沢竜造を父に持つ泉さんは日本音楽高等学校を中退後、牧伸二さんに師事し三門マリ子(みかど まりこ)の芸名で、1996年に歌謡漫談家としてデビューします。しばらくキャバレー回りの仕事が続きますが、転機となったのが日本テレビの『テレビ3面記事 ウイークエンダー』という番組に起用された時でした。

 この番組での軽妙な語り口から、彼女の人気はうなぎのぼりになっていきます。芸名も泉ピン子と改めました。一時期は、下ネタ中心な彼女の芸風が世の奥様方に嫌われ、新日本婦人の会が選ぶワーストタレントで1位になったこともありました。

 しかし、美人でも知的でも金持ちでもないという庶民的な一面を買われ、TBSドラマ『花吹雪はしご一家』への出演が決まります。これを機に、泉さんの女優生活が始まるのです。

 以来、数々のドラマや映画に出演し、『渡る世間は鬼ばかり』は20年以上シリーズ化され、橋田ファミリーの中心的な存在となっていきます。また、1977年には歌手としても活躍し、「哀恋蝶」で10万枚を超えるヒットを記録しています。

創価学会に入るまで

 芸能界においてはすっかり大御所のような立場となった泉さんですが、実は創価学会の信者だと言われています。創価学会の発行する雑誌、「パンプキン」の2000年の6月号に掲載されたことが、噂の発端となります。その雑誌の中で、彼女が池田大作名誉会長に傾倒している記事が書かれてあったといいます。

 また、消化器系の内科医である彼女の旦那様もまた、学会の信者であるといいます。そのことからも、彼女が信者なのではと噂されるようになりました。この2人が結婚したのは25年前のことですから、この頃から入信したのではないかとされているようです。

 創価学会の信者が結婚する際は相手が同じ学会員であるか、その相手が新しく会員にならなければいけないようです。それを踏まえると、結婚を決めた時から創価学会に入信したと考える方が妥当のようですね。

 それ以前に、彼女が宗教に入っているという情報については、今のところ見つかっていません。そうすると、入信していることが本当ならば、やはり旦那様の影響である可能性が高いでしょう。

すでにやめた!?

 一方で、すでに創価学会をやめたという情報もあります。それどころか、そもそも彼女は初めから学会員ではないという情報まであるのです。彼女は、日蓮正宗の信者であるとも噂されているようです。『南無妙法蓮華経』と唱えるお題目は同じですが、日蓮正宗は全く別の宗派のようです。

 同じ日蓮を本仏とされている、日蓮宗とも違うようですね。宗教の世界はなかなか難しいものがありますが、泉さんはすでに創価学会を脱会してこの日蓮正宗の信者となっているようです。しかし、泉さんの宗教にまつわる情報については不確実なものが多く、本当のところはわかりません。

 創価学会の雑誌「パンプキン」に彼女の記事が載っていても、必ずしも学会員と限りません。各界の著名人や、芸能人の記事を載せることもあるでしょう。彼女の宗教に絡む噂は、あくまで噂の域を出ませんでした。芸能人は偏った色がつくのを嫌うので、自ら宗教をカミングアウトすることはないと思います。

 しかし、どんな宗教を信じても彼女の自由ではないでしょうか?最近は、「家売るオンナ」で最強最悪のクレーマー役として、強烈な演技を見せています。泉ピン子さんならではの、元気でパワフルな演技をいつまでも見たいものですね。