結論

緊急事態宣言が発令されていた中での度重なる酒席への参加に、事務所から「次問題起こしたら退所も覚悟して」と言われていたようです。

5月26日、人気アイドルグループ「NEWS」の手越祐也さんの活動自粛を、所属のジャニーズ事務所が公式サイトで発表しました。

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、緊急事態宣言が発令されていた時期に、彼は大勢と酒席に参加していたことを2度も報じられていました。

あまりにも自由奔放な行動が、事務所を怒らせたようです。


「次は退所を」という事務所の最後通告に、どう向き合うのでしょうか?

芸能活動の休止に追い込まれた、手越さんについて詳しくご紹介します。

自粛期間中の酒席参加

手越さんは、不要不急の外出自粛を求められていた4月下旬に飲み会を主催し、さらに女性も呼びつけて派手な遊びをしていたことを、週刊文春の5月21日号に報じられていました。

事態を重く見た事務所は所属のタレント76人による期間限定のチャリティユニット、「Twenty★Twenty(通称トニトニ)へ」に手越さんが参加することを見送り、「ファンの皆様、そして関係者の皆様へ、深くお詫び申し上げます」と陳謝していました。

トニトニは亡きジャニー喜多川さんの遺志を継いだ、滝沢秀明副社長が始めた一大プロジェクトでした。

また、事務所を上げて医療従事者へ支援をしたり、木村拓哉さんや嵐のメンバーが手洗い動画を公開するといった活動もしていたのです。


そんな活動に、無責任な行動をしていた手越さんを参加させるわけにはいかなかったようです。

手越さんはこのユニットから除名されたことを不満に思っていたようで、週刊誌によって報じられたものとは別の酒席にも参加し、鬱憤を晴らしていたようです。

また、3月下旬には安倍昭恵夫人の桜を見る会にも参加しており、NEWSの活動にも影を落としていたようです。

度重なる問題行動に事務所は手越さんを厳しく叱責しましたが、その後も夜の街へ遊びに行くのをやめなかった模様。

文春オンラインによると5月23日の午前1時ごろ、六本木で友人たちとラウンジでお酒を飲み、そのラウンジの女性たち3人をお気に入りのバーに連れ出し、朝方までどんちゃん騒ぎをしていたということです。

事務所からの最後通告

緊急事態宣言下における一連の流れから、事務所が手越さん本人に事実関係を確認したところ、一部は事実と異なっていたものの、報道にあったような酒席に参加していたことを認めた模様。

事務所は直ちに『弊社の所属タレント手越祐也に(NEWS)に関するご報告』と題し、説明と謝罪のコメントを発表しました。

その中で「当初、チャリティーソングへの不参加のみご報告しておりましたが、弊社からの度重なる説明や要請にもかかわらず、緊急事態宣言期間中に新たな酒席への参加が確認されたことを踏まえまして、すべての芸能活動の自粛も止むを得ないものと判断するに至りました」として、彼の活動自粛を決めたと説明しています。


事務所は手越さんとの話し合いの中で、「次、問題を起こしたら退所を覚悟して」と告げていたそうです。

まさに最後通告ですね。

これまでに何度となく繰り返された手越さんの素行の悪さ、に事務所としてもかばいきれないといったところでしょうか?

このままいけば”クビ”にもなりかねないところまできてしまった、手越さんの将来は決して明るいものではないようです。

芸能活動休止へ

こうして、26日に手越さんの無期限の芸能活動休止が発表されました。

同時に、レギュラーを務める日本テレビの『世界の果てまでイッテQ!』への出演も見合わせることになりました。

退所が決まれば、そのまま降板ということになるようです。

今後、事務所と手越さんとの間で話し合いがもたれるようですが、彼の気持ちは退所に傾いているようです。

彼をよく知る知人によると、すでに個人事務所の設立に向けて準備を進めているとのことです。

対処後は自身の知名度を生かして、実業家になりたいと話しているそうです。

退所を決断させた背景には処分の不満もあるようですが、事務所の滝沢体制への不満もあったと言われています。


手越さんは滝沢さんに強く反発しており、トニトニのメンバーから外したのも滝沢さんだと思っているようです。

手越さんの滝沢さんへの反発は、滝沢さんが副社長に就任してからのようで、今回の問題以前にも退所を考えていたようです。

活動休止に追い込まれたことでそれが再燃し、「今後も滝沢体制が続くようなら出て行ってやる」と退所の決断に拍車をかけた格好になりました。

個人事務所を立ち上げて実業家になるのも良いのですが、社会のルールをわきまえないと、どこに行っても成功しないのではないでしょうか?

手越さんには、まずは猛省を促したいですね。