夏川りみさんといえば、誰もが知っている名曲「涙そうそう」が大ヒットした歌手です。
ゆったりとしたあの歌声から、ゆったりとした柔らかな女性歌手という雰囲気の彼女ですが、実は夏川りみさんの身体には数個のタトゥーがあるという話を知っていましたか?
今回は、夏川りみさんのタトゥー、タトゥーの種類について調べてきました。
プロフィール
今回は残念ながら満天の星空は見れなかったです。 でも、ステージで歌わせてもらい、ウエディングも素晴らしかった。 花嫁さん、とっても可愛かったぁ。 pic.twitter.com/UdlS30GIlo
— 夏川りみ Official (@rimi_official) August 21, 2018
夏川りみさんは1973年の10月9日に、沖縄県の石垣市で生まれました。夏川りみさんが歌手になるという運命は、小さい頃から決まっていたと言っても過言ではない幼少期を過ごしました。
小さい頃から歌うことが好きだった夏川りみさんは、9歳の時に石垣市のケーブルテレビが主催した「ちびっこのど自慢大会」の1回目で見事優勝しました。
さらに中学1年生の時には長崎放送というテレビ局が主催していた「長崎歌謡祭」に出場してグランプリを獲得しました。中学1年生という史上最年少でグランプリを獲得した夏川りみさんを、音楽業界が見逃すはずありません。
レコード会社からスカウトをされて上京し東京の中学へ転入します。高校は多くの芸能人を輩出している堀越高等学校に入学しました。高校生の時に、夏川りみさんは最初「星美里」という名前で演歌歌手デビューしてシングルCDも出しましたがその時はヒットには恵まれませんでした。
そして、なんと音楽業界から姿を消したのです。沖縄に戻り、姉が経営している飲食店で働いていましたが、ローカルのラジオ番組でアシスタントとして活動したりと音楽業界への火は完全には消えていませんでした。
そして、引退してから3年後に夏川りみとして再デビューを果たし、2001年に発売した「涙そうそう」が100万枚以上の売り上げとなりました。
夏川りみさんが夏川りみさんとして有名になったのはこれが始まりだったのですね。
タトゥーはどこに入れている?
優しく緩やかな歌声でしっとりと「涙そうそう」を歌い上げる夏川りみさんはとても清楚で上品な印象がありますが、意外なことに夏川りみさんは身体の2箇所にタトゥーを入れているのです。
あまりそういうイメージはありませんよね。
沖縄の歌手、夏川りみがタトゥーを入れている事を知らない人は多い。
— 札幌のマウンテンハイ・タトゥーワークス (@mountainhightat) February 23, 2013
では夏川りみさんはどこにタトゥーを入れているのでしょうか。
まず1つ目のタトゥーは左手の手首に入っています。
輪っかの形状でタトゥーが入っていて、かつ夏川りみさんはテレビ出演時に必ず左手の手首にブレスレットをしているため分かりづらいですが、よく目をこらしてみるとタトゥーが左手首に入っているのがはっきり分かります。
2つ目のタトゥーは右足首に入っています。
これもまた足首に付けるアクセサリー、いわゆるアンクレットのように輪っか状に入っているため、レースアップシューズなどとあわせるとよく分かりません。
夏川りみさんがしているタトゥーは、形状は輪っか状で模様がとても独特なものです。この模様の状態は一体なんなのでしょうか。調べてみると夏川りみさんがしているタトゥーの模様は沖縄に伝わる伝統的な柄というのが分かりました。
ミンサー柄の意味とは?
夏川りみさんが左手首、右足首にしているタトゥーの模様は沖縄に伝わる伝統的な柄で、「ミンサー柄」と呼ばれる模様なのです。
正方形が5つ組み合わさっている模様と正方形が4つ組み合わさっている模様が交互に並んでいるというシンプルな柄です。このミンサー柄、夏川りみさんを代表とした沖縄のアーティストにとても人気の柄なのです。
沖縄の人だけではなく、ミサンガとして好んで使っている若者にもとても人気があります。ミンサー柄は、沖縄が琉球王朝の時代から伝わっている伝統ある柄です。
ミンサー柄が表す意味は「いつまでも末永く、いつまでも変わらない愛」というもので、このことからミサンガやタトゥーとして若者に人気の柄なのです。
最近では、結婚指輪のデザインにミンサー柄を使う若いカップルも増えています。さらにこのミンサー柄には、大切な人を守る力があるとも伝えられているので、よりミサンガや結婚指輪に使うデザインとして好まれているんです。
シンプルながらも素敵な意味が込められていて大切な人を守ってくれる力がある神秘的な模様、それがミンサー柄なのです。
タトゥーは消した?
様々な意味が込められた、大切な人を守るための模様のタトゥー「ミンサー柄」。しかし夏川りみさんは、そのタトゥーを消してしまったのではないかという噂があります。
夏川りみさんは2009年にTUBEのサポートメンバーであるパーカッション奏者の玉木正昭さんと結婚し、2010年に男の子を出産しました。家庭を持っている女性がタトゥーをしているというのは、今の日本ではなかなか浸透していません。
そういうことから消してしまったかと思われていますが、夏川りみさんがタトゥーを消したという事実、根拠は一切ありませんでした。
ミンサー柄のタトゥーは、ブレスレットや靴などで隠れやすい模様ですから、そのことでタトゥーを消したかという噂が広まってしまったのですね。
夏川りみさんがしているタトゥーには、様々な意味が込められているということが分かりましたがいかがでしたか?大切な人には、ミンサー柄のミサンガや結婚指輪を贈りたいと感じた人も多いのではないでしょうか。
これからも夏川りみさんがどのように活躍していくのか、要チェックですね