結論

歌番組でのマイクは中居さんだけ常にオフであり、本人も基本的には口パクで、自身がオンチであることを認めています。

元SMAPのリーダーである中居正広さんは、ジャニーズ屈指の『音痴』として知られています。

本人もそのことについては隠しておらず、『中居くん=歌が下手』というイメージを持っている人は多いと思います。

しかし、果たしてそれは本当なのでしょうか?

中居さんがオンチであることを表すエピソードを、いくつかご紹介していきます。

マイクのスイッチ

SMAPは、『ミュージックステーション』や『紅白歌合戦』など、誰もが知る歌番組に数多く出演していました。

そんな歌番組で、実は中居さんのマイクのスイッチだけ、いつもオフになっていたそうです。

歌番組は生放送のことも多いですが、生放送かどうかに関わらず、中居さんのマイクのスイッチは常にオフだったそうです。

生放送なら失敗は許されず、収録となれば時間が押してしまうという都合上だったのかもしれません。

スタッフがスイッチを切る判断を下したのか、中居さん自身で切ったのか、真相は不明のままです。

基本的に口パク

中居さんはSMAPとしてデビューしてから、ずっと歌う時は基本的に口パクでやり過ごしてきたそうです。

SMAPの曲はハモリなどはなく、全員が同じ音階で歌う曲ばかりです。各自のソロパートがあるのもポイントでしょう。

しかし中居さんは、デビューしてからSMAPが解散するまでの間、基本的にほとんど口パクだったことを番組で暴露しています。

生放送でも収録でも、歌うときには後ろでCDを流して中居さんは口パク。

ほかのメンバーはきちんと歌っていて、歌っている時にアップになることも多い中、

中居さんは歌っているシーンでカメラがアップになることはほとんどありませんでした。


その分間奏などのダンスシーンでは、大抵が中居さんのソロステージ化していたようです。

ダンスシーンは中居さんを積極的に映し、歌唱シーンでは中居さん以外を映すことが多かった印象はありませんか?

中居さん自身、歌が下手なことは分かっていましたが、だからといってそれを克服しようとは思わなかったのだとか。

中居正広さんはSMAPのリーダーでもあったので、

「自分が苦手なことは、得意なメンバーがやればいいし、その方がグループとしては良くなる。代わりに自分は、得意なことを頑張ればいい」

と思っていたそうです。

自分が周りからどう思われるかよりも、グループとして売れるためにはどうしたら良いかを考えていたということですね。

ソロ曲はトイレタイム?

SMAPは歌番組だけでなく、多くのライブをこなしてきました。

ライブではその時その時のアレンジなども加わるため、さすがに後ろでCDを流すわけにはいきません。

その場のノリやテンションでアレンジもかなり変わるので、たとえ音を外しても、場合によってはアレンジだと思われることもあるでしょう。

SMAPのライブでは、それぞれのソロ曲が披露されることも多いです。

実は中居さんのソロ曲では、その時間をトイレタイムにしている人が多いのだとか。

中居さんの歌が下手すぎて、聞いていられないということでしょうか?

ご本人も、自分のソロ曲をトイレタイムにしている人が多いということは、認知しているようです。

歌が下手なことをコンプレックスに感じていたのなら、こういう事実を知ったらへこんでしまうことでしょう。

しかし、中居さんは違います。

自身のソロ曲をトイレタイムにしている人が多いことをネタにして、

『トイレットペッパーマン』という曲を作詞作曲し披露していたのです。

歌唱力のねじれ現象

中居さんは、過去に1年ほどボイストレーニングに通っていたことがありました。

まず、通い始めた頃に1曲収録。その後半年ほどレッスンを受けたあと、同じ曲を収録したところ、

なんとボイトレを受ける前に収録した曲の方が、うまかったそうです。

なんとも不思議な現象ですね・・・。

そのほか2013年、缶コーヒー『BOSS』のCMに、SMAPが出演しました。

その中で、中居さんがグループの名曲『夜空ノムコウ』を1人で歌うCMが話題になりました。

このCMでは、下手に歌うことが目的であったため、中居さんは演技でわざと下手に歌ったそうです。


しかし、なかなかOKが出ませんでした。

そこで「普段みたいに歌ってください」と言われ、まじめに歌ったところ、なんとOKが出たそうです。

下手に歌わなくてはいけないシーンで、いつも通りに歌ってOKというのは、ボイトレのお話と合わせて本当に不思議ですね。

このCMについて香取慎吾さんは、「普段以上にうまく歌ってた」と語っています。

音感とリズム感

中居さんの歌が下手であることを示すようなエピソードをご紹介してきましたが、音感やリズム感は抜群にあります。

実際ダンスはとても高く評価され、Kis-My-Ft2の派生ユニット『舞祭組』には、自分で作詞作曲した曲をあげています。

また、中居さんの声はしゃがれ声で、司会やMCをするには聞こえが良くなりますが、

音域が狭くてかすれやすいため、歌には不向きだとされています。

中居さんが音痴なのは、こういう声質のせいもあるのかもしれません。

中居さんと同じような声質を持つ関ジャニ∞のの村上信五さんも、MCの声は良いものの歌は下手だと言われています。

まとめ

ネット上では「中居くんは本当は歌が上手い」という声もあったのですが、こうしてみると本当に歌が苦手なのかもしれません。

中居さん自身も、歌が下手なことを隠さずオープンにしており、SMAPが解散してしまった今、

中居さんの新たな歌声を耳にする機会は難しいかもしれません。

歌がなくても中居さんはトーク力があるので、司会やMCとして今後も活躍してくれるでしょう。