欅坂46のメンバーとして活動されていた長濱ねるさん。

しかし2019年7月30日にグループを卒業しました。

運営との間に何があったのでしょうか?

今回は、欅坂46時代からの彼女の歩みを振り返るとともに、卒業理由についてご紹介していきます。

長濱ねるは両親に猛反対されながらも・・・

長濱ねるさんは、中学時代にAKB48や乃木坂46のファンになりました。

やがて、記念受験のつもりで欅坂46の第1期生オーデションを受けます。

ところが、あっという間に3次審査まで通過する予想外の結果となりました

その後は、テレビドラマでよくありそうな展開が待っていました。

いくら記念受験のつもりでも、遠い夢が自分の近くにやってくると事情が違ってきます。

両親に猛反対され、最終オーディションに参加できなかった長濱さん。

そこから見せた根性が凄いんですよ。

まずは、乃木坂46のライブを両親と鑑賞したうえで改めてアイドルになりたいと説得します。

その決意の固さにほだされて、父親が運営関係者に「チャンスをあげてほしい」と相談したそうです。

そこまでの審査で高い評価を得ていた長濱さん。

なんと、特例で加入が決まりました。

その交換条件として、しばらくの間他のグループと兼任して活動した時期があったことは多くの人がご存じだと思われます。

多忙なスケジュールを必死にこなしながら、長濱さんは確かな存在感を示していきます。

まず、欅坂46のセカンドシングル「世界には愛しかない」のカップリングとして彼女のソロ曲が収録されました。

長濱ねるの名前を広く知らしめた曲のタイトルは「また会ってください」。

柔らかくも、機械的な雰囲気のある中毒性の高い歌声はたくさんのファンに支持されたのです。

さらに、初めての写真集「ここから」が大ヒット。

故郷の長崎県で撮影され、自然な表情が盛りだくさんの写真集はデート気分が味わえると大評判になりました。

間違いなく欅坂46の人気メンバーとなっていた長濱ねるさんですが、僅か4年でグループを卒業してしまいます。

その理由には、彼女が卒業してから報道されたスキャンダルが関係しているようです。

長濱ねるが在籍していた欅坂46はヤバい環境だった

欅坂46はデビューしてすぐに快進撃を始めます。

激しいダンスと疾走感のあるサウンドに加え、社会に疑問を投げかける歌詞は男女を問わず共感できるものでした。

この個性は、秋元康さんのプロデュースする他のグループとは明確に差別化されています。

CDが売れただけでなく、特に運動量の多い歌「不協和音」はファン以外にも浸透していたように感じました。

そんなグループの人気メンバーとなれば、忙しくとも充実した時間も多かったのではないかと普通は思いますよね?

先輩であるAKB48の初代総監督、高橋みなみさんが「努力は必ず報われる」とよく言っていましたし。

しかし、欅坂46は努力するほど心がすり減っていくブラック企業だったことが残された記録からもうかがえます。

欅坂46がブラック企業だった理由は、決して変わらなかった「平手友梨奈一強体制」です。

それが顕著に表れているのが、「風に吹かれても」という曲のミュージックビデオ。

センターの平手さんは、重量感のあるスーツを着こなし、ちぎれそうなぐらい身体を大きく使って踊っています。

それは他のメンバーも同じですが、カメラワークは平手さんを目立たせることしか考えられていないように見えました。

平手さん以外のメンバーにとっては割に合わない仕事以外の何でもありません。

長濱ねるさんは、欅坂46のナンバーツーといわれていたようですが彼女がどこにいるのか識別できませんでした。

だから、平手さんの存在感や表現のスキルを凄いとは思っても輝いているように見えなかったのです。

絶対的権力者が率いる軍隊といった様子で、なんて殺伐とした集団だろうかと目をそむけたくなりました。

やがて、スキャンダルといじめのイメージがグループ全体を覆います。

個人的な意見ですが、秋元康さんは欅坂46のプロデュースに最初から失敗していたといえるのではないでしょうか?

平手さんの個性のみを生かしたいなら、最初からソロか45人の少人数のグループとしてデビューさせるべきでした。

やがて殺伐とした軍隊は解体され、櫻坂46という以前の魅力のみを無くしたグループへと退化したのです。

元々が非常に勢いのあるグループだっただけに、非常にもったいないと強く思いました。

究極の選択を迫られていた?

長濱ねるさんは、2019730日のイベントを最後に欅坂46を卒業しました。

当初は、キレイな形で欅坂46を去ったと思われていたようです。

しかし、長濱さんがソロとして本格的に活動を再開した202010月頃に熱愛が発覚します。

その時点で関係は終わっていたので、騒いでもそれほど意味がないのではないでしょうか?

しかし、裏切られたと心境を吐露するファンは多かったようです。

お相手は、人気ピアノロックバンドSHE’Sのボーカル井上竜馬さん。

欅坂46時代に仲の良かった志田愛佳さんからの紹介で知り合いました。

出会った場所は、芸能人ご用達の古着屋コミュニティーとのこと。

SHE’Sはピアノをベースにした美しい旋律と、井上竜馬さんの繊細な歌声が魅力的なバンドです。

近年知名度が高まっていて、2022年には日本武道館でライブを成功させています。

代表曲の「Letter」は幻想的なバラードで、Nintendo Switch「あつまれ 動物の森」のCMソングとして注目されました。

俳優の赤楚衛二さんが出演している切ない雰囲気のミュージックビデオも印象的です。

2人が交際を始めたのは2017年頃。

当時は、SHE’Sの知名度が低かったので、ネタとして弱いという判断があったと思われます。

そして、2人とも上昇気流にのった時に記事を出したというところでしょうか。

長濱さんがSNSで、SHE’Sのロゴ入りTシャツを着た写真を投稿したことも確認されています。

ファンからは「匂わせ」だという批判がありました。

また、長濱さんがグループを卒業する時、運営から男か仕事か選ぶように迫られていたという噂も!

男を選んだ結果破局して、ヤバい選択をしたという辛辣な声を見かけました。

その声に負けず経験を糧にして、良い選択だったといえる活躍をしてほしいと思います。

まとめ

今回は、元欅坂46の長濱ねるさんが卒業した本当の理由など、その選択の数々について紹介してきました。

現在は朝ドラ「舞いあがれ!」に出演したりと、女優として活躍されています。

これからの活躍にも期待したいですね。