脱退が発表された後、ラジオ番組に出演しましたが「今は話したくない」としています。噂では体調不良や、今泉佑唯さんの脱退が関係しているのではとされています。
2020年1月23日、女性アイドルグループ「欅坂46」の絶対的センター、平手友梨奈さんが公式サイトでグループの脱退を発表しました。
同時にメンバーの織田奈那さん、鈴木美愉さんの卒業が発表されました。
このニュースになぜ平手さんだけが、『卒業』ではなく『脱退』という言葉を使ったのか気になる方も多いのではないでしょうか?
このことについて、探ってみました。
プロフィール
生年月日:2001年6月25日
出身地:愛知県
中学2年の時に乃木坂46のファンである兄に勧められ、鳥居坂46(現欅坂46)の1期生オーディションに応募。
合格後は東京で寮生活を始めます。
2916年4月、欅坂46の1stシングル「サイレントマジョリティー」でセンターを務め、また翌年にはAKB48の47thシングル「シュートサイン」のカップリング曲「誰のことを一番愛してる?」で、坂道AKBとしてセンターを務めました。
2017年の第68回NHK紅白歌合戦では「不協和音」のパフォーマンス中に、過呼吸で鈴木美愉さんと志田愛佳さんが倒れ、平手さんは右腕打撲により痙攣する事態となりました。
欅坂46から平手友梨奈が脱退、織田奈那&鈴本美愉は卒業し佐藤詩織も活動休止https://t.co/TPrv9blIJg
#欅坂46 #平手友梨奈 pic.twitter.com/U5ZbHkN8TV
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) January 23, 2020
明けて1月に右腕の上腕三頭筋損傷で全治1ヶ月との診断により、同月の日本武道館での欅坂46の単独コンサートは、けやき坂46(通称ひらがなけやき、現在は日向坂46に改名)の単独公演に振替られることになります。
2018年9月の幕張メッセで行われた「欅坂46夏の全国アリーナツアー最終公演」ではステージから転倒落下し、軽い打撲と診断されています。
さらに12月には腰部打撲、左仙腸関節捻挫による仙腸関節不安定症の診断をされるなど、体調不良が相次いでいました。
2019年には第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、女優としても活躍の幅を広げましたが、2020年1月23日にグループを脱退することが発表されました。
欅坂46を脱退!卒業との違いは?
1月23日の公式サイトの発表では、織田奈那さんと鈴木美愉さんはグループを卒業、平手友梨奈さんは脱退、そして佐藤詩織さんは活動を一時休止ということでした。
グループを抜けるメンバーがこれほど出るとは、欅坂に一体何があったのでしょう?
そしても平手さんだけ、卒業ではなくてあえて「脱退」という言葉を使ったのでしょうか?
ネットでは、「卒業と脱退の違いは何なの?」という声が数多く上がってきました。
平手さんは自身のラジオ番組で、「先程発表がありましたが、欅坂46を離れることになりました。その件につきましては今は話したいとは思わないので、いつか自分が話したいと思った時にお話しさせていただこうかなと思います」とコメントしています。
平手友梨奈さんの欅坂「脱退」のニュースを聞いて、NHKに出てた平手さんの「大人は信じてくれないって思ってます。全部嫌いです」という言葉を思い出した…。 pic.twitter.com/FZgdwQM0nG
— デンスケ (@kokodokoboy) January 23, 2020
過去のアイドルたちを振り返ってみると、乃木坂46の白石麻衣さんや、HKT48の指原莉乃さん、AKB48の大島優子さんのように、”卒業”と発表した人はその後も芸能活動を続けています。
卒業コンサートも行なって、一見すると円満にグループを離れています。
それに比べると、”脱退”と発表した人は不祥事や何かのトラブルで、グループを離れています。
例えば関ジャニ∞の渋谷すばるさんや、NGT48の山口真帆さんなどです。
山口さんについては、こちらをご覧ください。
こうして比べてみると『卒業』と『脱退』の違いがわかるような気がしますね。
平手さんの場合は目立ったスキャンダルも不祥事もありませんでしたが、脱退したのは自身の強い意志だったというところを見ると、何か思うところがあるのかもしれませんね。
グループを抜ける理由
平手さんがグループを離れる理由については、公式には何も発表されていませんが、ネット上では体調不良が原因ではないかと憶測されています。
確かに平手さんは体の不調が相次いでいました。
まず、2018年12月に精密検査を受けたところ、腰部打撲と診断されています。
その後も左仙腸関節捻挫による仙腸関節不安定症、両手関節捻挫による遠位橈尺関節痛と診断されていました。
そのため治療に専念し、一部活動については無理のない範囲での継続とされていたのです。
いわば満身創痍で、一生懸命にグループのセンターを務めていたというわけですね。
卒業とか脱退とかいろいろ議論されてるけど、本人の希望で卒業ではなく脱退という表現を選んだ。それさえもてちらしいなって思ってしまう。 #平手友梨奈#欅坂46 pic.twitter.com/wwunISCwS1
— gagaJ (@gagagagajapan) January 23, 2020
無理に無理を重ねた結果、糸がぷっつりと切れてしまったのでしょうか?
脱退の理由として他には彼女を快く思わない、いわゆる「アンチ」の存在や、元メンバーだった今泉佑唯さんが脱退したことも絡んでいると見る向きもあるようです。
今泉さんの脱退理由が複数のメンバーのいじめによるものであるとされており、そのいじめの主犯格が平手さんを崇拝するメンバーだったとも噂されていたのです。
事務所側も平手さん自身も何も語らないので、本当の脱退原因は分からないままになっています。
しかし、「今は話したくない」とのコメントから察するに、単なる体調不良だけではないようです。
卒業と脱退の違いの話で、ぼくは"脱退"、ねむは"卒業"したけれど、続けたくても身体的にも精神的にも限界だったために、抜けざるを得ないという選択を自らしたので、どうしても卒業という表現ができなかった。ねむはちゃんと今後のことを見据えて決めていた、の違いかなって。
— 最上もが (@mogatanpe) January 23, 2020
『脱退」ということで卒業コンサートの予定もなく、これからの芸能活動も今の所白紙とのことで、ファンに取っては寂しい限りですね。
しかし一方で、平手さんらしいという声もあるようです。
「儚くて常に消えてしまいそうな雰囲気が平手さんにはあった。伝説になりそう」といったイメージが、ファンの間にもあったのでしょうか。
グループを抜ける本当の理由は、平手さんの口から語られることはないかもしれません。
しかしファンとしては、今後の彼女の活動が気になるところですね。