週刊誌に掲載されたスキャンダル写真が、致命的なダメージになって消えてしまったようです。
人気声優として一躍有名となった平野綾さん。
代表作は、ヒロインである涼宮ハルヒ役を演じた『涼宮ハルヒの憂鬱』。
ファンやアニメ好き以外の人にも認知されているほどの人気アニメです。
またかわいらしい見た目や抜群のスタイルも合わさり、タレントや女優としても活躍。
しかし、そんな彼女が消えたと言われています。
人気声優である彼女に、一体何があったのでしょうか?
平野綾
1987年10月8日生まれの福岡県出身。はじめは子役としてデビュー。
声優としてのデビュー作品は、2001年に放送された
『おとぎストーリー 天使のしっぽ』で、サルのモモ役を演じました。
高校を卒業した後は、玉川大学芸術学部へ進学。
代表作の『涼宮ハルヒの憂鬱』へ出演したのは2006年、平野さんが大学1年生の時です。
『涼宮ハルヒの憂鬱』は谷川流のライトノベル作品、
『涼宮ハルヒシリーズ』を原作にアニメ化した作品です。
SOS団率いるヒロイン「ハルヒ」と、主人公「キョン」や団員たちの日常を描いたアニメで、幅広いファンを獲得しました。
しかし作品の大ヒットにより、平野さんは仕事と学業の両立がうまくいかず、体調を崩してしまいます。
当時のことを、平野さんはインタビューで次のように語っています。
「私がハルヒの声を演じていたのは、大学1年生の時です。この時期から忙しくなっていたので、なかなか学校に行けなくて、仕事の合間をぬって通っていましたね。しかも大学が遠かったので、1講義のためにかなり時間をかけて通っていました」
そのため大学は2週間ほどで休学後、退学しています。
多忙なことに加え、涼宮ハルヒというキャラクターイメージを重ねられ、平野さんはかなりプレッシャーに感じていたそうです。
それでも2010年以降は、タレントや女優としての出演が増えていきます。
テレビドラマや舞台などの活動を広げ、忙しい日々を送っていました。
消えた理由
彼女が消えたのには、決定的な理由がありました。
それは2011年7月、雑誌『ブブカ』にて掲載されたスキャンダル。
雑誌には平野さんと思われる女性と、男性の写真がありました。
2人が寄り添ったものと、キスしているものの2枚。
あくまで平野さんそっくりな女性。
しかし瓜二つの容姿にファンが困惑してしまうのは、当然でしょう。
このスキャンダルに畳み掛けたのが、今度は雑誌『フライデー』。
平野さんが、あるバンドの男性たちと次々付き合っていたという内容でした。
スキャンダル後、平野さんは所属事務所であるスペースクラフトを退社。
退社については、平野さんがブログで表明しています。
「今からお話いたしますことは紛れも無い事実であり、このコメントを公式な発表とさせていただきたいと思います」
とはじめ、「方向性が一致しないこと」を理由にしています。
平野さん本人は表明していますが、スペースクラフトはなんとコメントしたのでしょうか?
スペースクラフトは、平野さんの退社は事実と認めています。
しかし「コメントすることはない」と、かなり冷ややかな対応をとっています。
ブブカの写真については平野さん、スペースクラフトともにノーコメント。
そのため、写真の流失元も分からずじまいとなっています。
さて、男性との関係が明るみに出てしまった平野さん。
清純派として売ってきた平野さんには、致命的なまでのダメージとなりました。
結果、平野さんの人気は暴落。スキャンダル直後に発売された、平野さんの12枚目のシングルCD
「Promise」はオリコンの週間ランキング36位。
初週売り上げ枚数1,471枚。
以前は初週売り上げ枚数が2万枚を超えたりしていました。
結果は一目瞭然ですね。
この結果はネット上でもかなり騒がれました。
一方で平野さん本人は、次のようにコメントしています。
「順位とか枚数で何か言う人もいるみたいですが、今でも充分凄いことだと思うんです。これが今の私です。負け惜しみとかではなく、手にして聞いてくださった方に感謝が伝わればそれで良いので」
スキャンダル後、テレビへの出演は激減し、ミュージカルをメインに活動しています。
また、平野さんは元々性格が悪いと一部から嫌われていました。
特に目立つのは、同業者である声優に対する暴言です。
「工口ゲ声優にはプライドが無い。基本的に下手糞。レベルを下げた所で偉そうにしてて恥ずかしくないのかな?」
「オバサンになっても声優している人は妥協しすぎ。もっと上にいきたいって気持ちが無い」
「可愛くない声優は表に出られなくてかわいそう。そういう人達の分もがんばります」
これらは、自らの見た目に自信があるからこそ出た発言とも言えます。
他にもファンに対する問題発言もあり、お世辞にも性格が良いとは言えないですね。
まとめ
いかがでしたか?
平野さんが消えた理由の決定打になったのは、男性とのスキャンダルです。
そんな彼女ですが、現在は舞台を中心に活動しています。
また、2019年9月には内閣府より、日本の文化を広める活動である
「クールジャパン・アンバサダー」に任命されています。
平野さんは当時31歳。代表作『涼宮ハルヒの憂鬱』での活躍により、海外での人気が高いと言われています。
声優として、平野さんが演じたキャラクターが好きな人は多くいます。
これからの平野さんの活躍に期待していきたいですね。