プロフィール

HAKUEIさん、本名:田中博英(たなかはくえい)1970年12月16日生まれの47歳。宮城県串間市で生まれ、青森県弘前市で育ちました。
PENICILLIN、machine、ライチ☆光クラブのボーカリストで、作詞も手がける日本のアーティストです。

代表曲はPENICILLINで「ロマンス」。1998年にリリース後、オリコン4位を獲得しています。
1992年にPENICILLINを結成し、同バンドのボーカリストとして1996年3月15日に
シングル「Blue Moon/天使よ目覚めて」でメジャーデビューしました。
ビジュアル系ロックバンドでは活動中止や解散が多い中、PENICILLINは活動中止や解散が一度もないまま現在も活動し続けている貴重なV系バンドです。

1997年には映画「30-thirty-」で初主演を務めるなど、俳優としても活躍しています。
1999年にギタリストKiyoshiとのユニット「machine」を結成、2011年に漫画「ライチ☆光クラブ」とのコラボレーションで、同名の音楽ユニット「ライチ☆光クラブ」として音楽配信も行っています。

漫画が好きで「すすめ!!とのさま」や「納豆侍まめ太郎でござる」などで漫画家としてデビューしている意外な経験もあり、多才な才能の持ち主で音楽活動の他にも俳優業やモデル業、プロデュース業と幅広く活躍しているマルチなアーティストです。

2000年夏頃から両腕の二の腕にタトゥーを入れ始めて
現在では、首、両胸・両肩・両腕・両手手の甲・両小指にかけて、タトゥーを入れています。

ルックスは40代後半とは思えないほどに衰えがなく、スタイルもよくすっぴんでも綺麗な顔立ちをしていて男女問わず根強い人気を誇っています。

タトゥーが凄すぎる

そんなHAKUEIさんですが上半身にタトゥーがたくさん入っていることでも有名です。

それもモノトーンではなく、色鮮やかな蝶や牡丹の花などカラフルなものが、首や腕など普段から目につく場所にも入っています。

アメリカトランディショナルのタトゥースタイルで両胸には左右対称になるようにツバメが、

左の手の甲には蝶、右の手の甲には桜の花、右腕にはジャパニーズスタイルで登竜門が入っています。

他にも鯉や、首にはトライバルタトゥーなど・・・数えきれないほどのタトゥーが鍛え上げられた体に入っているようです。

アメリカトランディショナルのようなカラフルなものだったり黒一色の直線・曲線を組み合わせたシンプルなタトゥーだったり、和風と欧風の素敵なコントラストになっています。

そしてただタトゥーを入れているのではなく、タトゥーにもそれぞれ意味があり、HAKUEIさんの全身が芸術作品になっているようです。

タトゥーの意味は?

そもそもタトゥーとは日本でいう「入れ墨・刺青」と呼ばれるもので
日本の伝統的なスタイルでは「和彫り」が有名です。
アメリカトランディショナル、またの名をオールドスクールとは「和彫り」の欧米版、といったタトゥースタイルです。
太くて黒い輪郭線(アウトライン)と色鮮やかさが特徴です。

ツバメのタトゥーはアメリカトランディショナルのスタイルで人気のデザインの一つです。
一羽のツバメのタトゥーがあるセーラー(水兵)は5000マイル(約9260km)を航海した証で、
二羽のツバメは10000マイル(約18520km)もの距離を航海した英雄であるそうです。
昔の航海は今のように環境が整っておらずとても危険なもので、二羽のツバメが彫ってあると「優秀な航海士」という証だったそうです。

ツバメは「幸せを運ぶ鳥」とも言われていて、世界でも「幸福の象徴」として有名な鳥です。
ツバメは、天敵から身を守る能力が低いので危険を察知する能力が高く、ヘビやカラスに襲われない場所に巣を作ります。
故に、危険を避けて良い方に導く「幸運」のシンボルとして扱われることがあります。

一方でジャパニーズスタイルのタトゥーとは俗に言う「和彫り」で、日本の伝統的な図柄を用いることが多いです。
力強く描かれたアウトライン(スジ彫りの線)と、ボカシが特徴です。
HAKUEIさんの右腕に入っている「登竜門」もジャパニーズスタイルのタトゥーで、
登竜門とは立身出世のための関門や、成功へといたる難しい関門を突破したことをいうことわざです。
また、「竜門を登る」という意味もあります。中国には激しい急流の『竜門』と呼ばれる滝があり、その『竜門を登った鯉は龍になる』という言い伝えがあり、竜門を登ること自体が難関や試験を意味するようになったそうです。
そんな鯉が象徴する意味は、幸運・長寿・立身出世など、、
HAKUEIさんは幸運や出世を意味するモチーフをタトゥーとして入れているようです。

左手の入っている蝶も「幸運」や「美の象徴」、
右手に入っている桜の花には「美」や「はかなさ」などの意味があります。
少し女性的な一面もあるのでしょうか?
その反面、目につきやすい首には男性に人気のトライバルタトゥーが入っており、HAKUEIさんの様々な一面が垣間見れます。

日本ではまだタトゥーへの根強い偏見が残っておりアメリカほどタトゥーが浸透していない中、こんなに大胆にタトゥーを入れている有名人は珍しいのではないでしょうか。
しかしHAKUEIさんのクールな人柄だとそんなタトゥーもかっこよく見えてしまいますね。
今後のさらなる活躍と、また増えるかもしれないタトゥーが楽しみなHAKUEIさんでした。