日本女子体育大学が出席と実技を重んじる大学であり、芸能活動と並行していた土屋さんはなかなか単位が取れませんでしたが、世界情勢によるオンライン授業が後押しにもなり、無事卒業できました。
女優の土屋太鳳さんといえば、人気も実力も兼ね備えた女優さんですが、
その一方で、割と最近まで現役の大学生でもありました。
というのも、土屋さんはなんと4回も留年しており、大学8年生になってようやく卒業することができたのです。
しかし、なぜ4回も留年することになってしまったのでしょうか?
今回は、無事に大学を卒業できた土屋太鳳さんの、大学時代の苦労エピソードや、留年した本当の理由などをご紹介していきます。
日本女子体育大学
土屋太鳳さんが通っていた大学は、『日本女子体育大学体育学部運動学科』です。
大学では舞踊学を専攻していました。
土屋さんは、特技がバレエと日本舞踊なのですが、この2つを3歳の時から習っていたそうです。
思い返してみれば、映画『チアダン』でもキレキレのチアダンスを披露していました。
高校ではダンス部に所属し、そこでコンテンポラリーを習得しました。
日本女子体育大学体育学部運動学科は、実技に重きを置いている大学です。
必修科目にはバレエ、コンテンポラリー、ジャズダンスなど、「ダンスが好き」というだけではやっていけないレベルなのだとか。
卒業生の多くは、プロのダンサーやダンスのインストラクターなどになっているそうです。
土屋さんはこの大学に2013年に入学し、4度の留年を経て2021年3月に卒業しています。
除籍間際での卒業
先ほどご紹介した通り、土屋さんは4回留年しているので、卒業時はなんと大学8年生。
一般的な四年制大学では、留年は4回まで可能とされており、8年間で卒業できなければ除籍となります。
学費さえ払えば、いつまでも在籍していられる、というわけではありません。
土屋さんは2013年4月に日本女子体育大学体育学部運動学科に入学しているので、2021年3月に卒業できなければ除籍扱いになりました。
そう考えると、かなりギリギリでなんとか卒業することができた、と言えるでしょう。
学費の面でも、通常の倍の年数在籍しているということで、相当な金額がかかったと考えられます。
日本女子体育大学体育学部の入学金は30万円、年間の学費は100万円以上しますし、学費以外にも様々な費用がかかるもの。
これらを全て考慮すると、土屋さんはこの8年間で、学費だけでも1,000万円近く払っていたとされます。
土屋さんが大学8年生の時は、世界中で新型のウイルスが猛威を奮っている真っ只中でした。
日本でも緊急事態宣言が発令されたり、学校が一斉に休校になったりと、多くの学生が世界情勢に翻弄された年になりました。
土屋さんの通っていた日本女子体育大学も例外ではなく、2020年はほぼオンライン授業という形になりました。
後ほど詳しくご紹介しますが、この大学は出席日数や実技に重きを置いたカリキュラムとなっています。
オンラインでどのような授業をしたのかは分かりませんが、
土屋さんにとって大学がオンライン授業になったことは、
卒業の後押しに少なからずなったかもしれません。
土屋さんは大学生であると同時に芸能人でもあったわけですが、
この世界情勢によって芸能活動も例年ほどはできていなかったと考えられます。
仕事がなくて時間が取れたこと、さらに大学がオンライン授業で自宅からでも受けられることで、出席日数を確保できたのかもしれません。
土屋さん自身、卒業間際に大変だったこととして、レポートの作成を挙げています。
土屋さんといえば、Instagramの投稿で長文を書くのが恒例とされていますが、
あれは日頃から書きためておいたものを、時間をかけて載せているだけなのだとか。
長文作成は得意分野なのかと思いましたが、決して得意ではないようですね。
大学のレポートは期限があるうえに複数あるため、とても大変だったようです。
4度の留年の理由
4回留年したのち、無事に卒業できた土屋太鳳さんですが、4回も留年するというのは個人的にあまり聞いたことがありません。
なぜ、土屋さんは4回も留年してしまったのでしょうか?
その理由の1つとして考えられるのは、土屋さん自身が多忙だったこと。
土屋さんは2013年に日本女子体育大学に入学していますが、
その2年後の2015年にはNHK連続テレビ小説『まれ』で主役に抜擢されています。
そこからメキメキと実力をつけていき、人気も知名度も大きく上がりました。
ドラマや映画の撮影、バラエティー番組のロケなど多忙を極めていたため、大学に通う時間がなかなか確保できなかったものと思われます。
しかし冒頭でも触れたように、近年は一見忙しいと思われる芸能人でも、4年で大学を卒業する人も増えています。
テレビや映画に引っ張りだこの芸能人でも、4年で卒業できるケースがあるのなら、
土屋さんも4年で卒業できそうな感じがするのではないでしょうか?
そこであがる2つ目の理由として、そもそも選んだ大学ということが考えられます。
土屋さんが通っていた日本女子体育大学体育学部運動学科は、出席と実技がメインの大学です。
毎回きちんと講義に出席し、実技を受けなければ単位をもらうことはできません。
土屋さんも、仕事の合間を縫って大学に出席していたそうですが、
あれだけ人気で多忙な日々を過ごしていれば、出席よりも欠席の方が多かったようです。
さらにこの大学は、試験も実技で行うため、たとえ講義に出席できていたとしても、試験の日に出席できなければ単位をもらうことはできません。
土屋さんは仕事の合間に通っていたので、卒業公演にも参加できなかったと語っていました。
もし土屋さんの選んだ大学が学科メインの大学だったら、これだけ多忙でも4年で卒業できたかもしれません。
実技メインの大学だったことも、土屋さんが大学を4回も留年することになった理由だと言えるでしょう。
何はともあれ諦めずに通い続け、無事に大学を卒業した土屋さんは凄いと思います。
改めて、卒業おめでとうございます。
まとめ
土屋太鳳さんの、大学時代の苦労エピソードをご紹介しました。
大学を4回留年し、8年かけて卒業した土屋さん。
除籍間際というギリギリでの卒業となりましたが、自分の好きなことをするために大学を選び、
どんなに忙しくても諦めない姿勢というのは見習いたいですね。
大学時代は、仕事と学校の両立に苦労してきた土屋太鳳さんですが、大学を無事に卒業し、さらなる活躍に期待がかかります。