映画の撮影のために奥様同行のもと訪れていたオーストラリアで症状が現れ、検査の結果コロナウイルスに感染していたとトム・ハンクスさん自身のインスタグラムで明かしています。具体的な感染経路は明らかになっていません。
アメリカなどで活躍する俳優、トム・ハンクスさんと奥様のリタ・ウィルソンさんが、滞在先のオーストラリアで新型コロナウイルスに感染したことが明らかになっています。
2020年の2月ごろから世界中で大流行しているコロナウイルスの猛威が、とうとうハリウッドスターにまで及ぶようになってしまいまいた。
今回は大流行したコロナウイルスとハリウッドスターについて、詳しくご紹介していきます。
プロフィール
夫婦のプロフィールをご紹介します。
まずは旦那様のトムハンクス。
アメリカのカリフォルニア州出身の俳優で映画監督も務めます。
1956年7月9日に、料理人の父親と病院の職員だった母親のもとに生まれました。
1980年、映画『血ぬられた花嫁』で映画デビュー。
1993年と1994年には、アカデミー主演男優賞を2年連続で受賞されています。
2001年公開した戦争ドラマ『バンド・オブ・ブラザース』では、スティーヴン・スピルバーグさんと共に製作指揮を行いました。
続きまして、奥様のリタウィルソンのプロフィールをご紹介します。
アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス出身の女優で、歌手としても活動しています。
1956年10月26日に生まれということで、旦那様と同い年ということになります。
1972年に「ゆかいなブレディー家」のエピソード『Greg’s Triangle』にゲスト出演し、女優のキャリアをスタートさせました。
2015年に乳がんを患い、2回の乳腺切除および再生手術を受けています。
術後の経過も順調で、がんの転移もなかったそうです。
新型コロナウイルスとは?
2020年3月現在、世界中で流行している新型コロナウイルス。
これは呼吸器系の病気で、発症すると発熱の症状が現れ、乾いた空ぜきが続きます。
1週間もすると息切れをするようになり、一部の患者は入院する必要も出てきます。
さらに重症化すると肺炎や重症急性呼吸器症候群、多臓器不全などにつながり、場合によっては死に至ることも。
2020年3月13日時点で感染者は12万人、死亡者は4,000人を超えています。
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このウイルスの最大の問題は、治療方法が確立していないということ。
感染しても対症療法しかないので、確実に治る見込みがありません。
そのため、新型コロナウイルスの感染者は少なくなることはなく、拡大する一方です。
直近だとヨーロッパ諸国で流行しており、イタリアに関してはすでに1,000人の死者を超えています。
日本国内でも流行しており、国内の感染者は640人(2020年3月13日)、死者16人(同日時点)となっています。
夫婦で感染!症状や経緯は?
そんな世界中で猛威を奮っているコロナウイルスに、なんとあのトム・ハンクスさんと奥様のリタ・ウィルソンさんが感染してしまったのです。
トムさんが自身のインスタグラムにて公表し、「疲労感や体の痛み、寒気、微熱などの症状が出たため、滞在先のオーストラリアで検査を受けた結果、2人とも新型コロナウイルスの陽性と判明した」と綴っています。
映画の撮影のためオーストラリアに訪れており、奥様も同行する形でオーストラリアに滞在されていました。
現時点で感染ルートは分かっていませんが、移動中の飛行機か滞在先のオーストラリアで感染した可能性が高いとされています。
新型コロナウイルスは高齢者や心臓の病気、糖尿病などにかかっている人が発症・重症化しやすいです。
トム・ハンクスさんは生活習慣が原因の「2型糖尿病」であることを公表しており、年齢も63歳という点を考えると、重症化してしまう可能性が高いです。
治療法や特効薬もない以上、無事に回復することを願うしかありませんね。
この夫婦以外にも、NBAのバスケットボール選手も感染。
ヨーロッパでは名門サッカーチーム、「アーセナル」の監督も発症していると報じられました。
WHO(世界保健機関)の見解によると、今後も新型コロナウイルスの感染者・死亡者は増加するとのこと。
日本国内でも最低13万人、最悪50万人超の死者が出ると発表されています。
これ以上、コロナの感染者が増えないためにも、ワクチンや治療法が確立されることを願うばかりですね。