結論

ドッキリで不味い料理を出されたりしながらも、笑顔で神対応したことで、よりその性格の良さが浸透していきました。

性格が良いとして、世間からの好感度も高い佐藤栞里さん。

デビュー当初は、モデルとして活動していました。

モデルデビューは小学5年生の時であり、まだ30代ながらその芸歴はもう20年以上になります。

当時、彼女が愛読していたローティーン向け雑誌「ピチレモン」の専属モデルオーディションに自ら応募し、グランプリを獲得しました。

その後は「ノンノ」の専属モデルなどを務めました。

性格が良いとされる彼女ですが、そのように「テレビで見る分には性格が良い」とされるタレントは、

往々にしてカメラが回っていないところではどうなのかと疑われがちです。

実際に佐藤さんにも、そのような懐疑の声は多く上がっています。

そこで今回は、彼女の性格に迫るドッキリを仕掛けられた時の様子など、佐藤栞里さんの本当の性格をみていきたいと思います。

飾らない性格

佐藤栞里さんはなぜここまで一気に人気と好感度が上がったのでしょうか?

それは一言で言うと、『素朴な感じ』だとされます。

彼女の人気に火がついた瞬間とされるのは、『笑ってコラえて』と言う番組の「朝までハシゴの旅」という企画でしょう。

この企画では、佐藤さんが道ゆく人とお酒を飲みながら様々なトークをくり広げ、打ち解けていくというもの。


佐藤さんは、この企画で親しみやすさを前面に出し、飾らない性格とも相まって人気になりました。

一般の人と一緒に、笑いながら楽しそうにトークをしたりする様子が、視聴者の間で大きく話題になりました。

この番組がきっかけで、佐藤さんはブレイクしたと言っても過言ではありません。

芸能人なのに気取ってないところも、視聴者を味方につけたのかもしれませんね。

ピチレモン時代

佐藤さんは元々、『ピチレモン』などのティーン向けファッション雑誌のモデルをしていました。

その頃のこと。

当時佐藤さんのところに、身長が高いことが悩みだという女性からファンレターが届きました。

「ファンレターに返事を出さないといけない」

といったルールは特になかった中、佐藤さんはきちんとこの女性に返事を書いたのです。

返事には、「大人っぽい方がいいんじゃないかな?」と書いてあったそうです。

学業とモデル業で忙しい日々を送る中、丁寧にファンレターに返事を出す佐藤さんは、この頃から性格が良かったのでしょう。

ドッキリを仕掛けられた結果

佐藤栞里さんは、『笑ってコラえて』でブレイクしてから、「性格が良い」というイメージが浸透していきました。

そこで、佐藤さんの本性を暴くため、『ダマされた大賞』と言う番組でドッキリが仕掛けられました。

地方の素人たちが、ダマして佐藤さんの本性を暴くというもので、群馬県の伊香保で行われました。

まず、「宝くじで1億円当たった」という地元の市民が登場。

スタッフは、「証拠を見せて欲しい」とその市民に言います。

すると、「佐藤さんにだけ宝くじで当たった現金の入っているバッグを見せる」と言いました。

「1億円当たった」という市民ですが、本当は『当たったのは10万円』とのこと。

佐藤さんに、1億円ではなく10万円を見せて、「秘密を共有してほしい」と頼みます。

佐藤さんは迷った結果、この方のお願いを承諾しました。

スタッフから、本当に1億円だったか聞かれた佐藤栞里さんは、

「1億円かは分からないけど、凄かったです」

「1億か分からないくらいでした。でも見ました」

とコメント。

「1億円」と断定しないあたり、確かに嘘はついていません。

ここではっきりと、「1億円ありました」と言ってしまうと、ヤラセになってしまいます。

しかし、「1億円じゃありませんでした、10万でした」

と言ってしまっても、それは当選者との約束を破ることになってしまいます。

カメラが止まっても、佐藤さんは本当のことを誰にも話さないのでした。

なんとなく、カメラが止まっていたら本当のことを暴露してしまいそうですが、きちんと秘密は最後まで共有したのは素敵ですね。

2つ目のドッキリは、地元の方から美味しくないものを振る舞われるというもの。

一般的にはマズイと言われるものを、「美味しいから食べて」と勧められた佐藤さん。

すると佐藤さんは、一度も不味そうな顔を見せることなく、「新感覚の味」とコメントしたのです。

ここでも、嘘でも「美味しい」と言わずに対応してみました。

誰も傷つけることなく対応できるのは、素晴らしいことですね。

最初に口に運んだ瞬間も含め、一度も不味そうな顔をしなかったのもすごいですね。

このあと、ドッキリだったことをネタバレされた佐藤さんですが、大笑いしながら

「出たかったからいいや」とコメント。

最後まで文句を言うことはありませんでした。番組を見ていた視聴者からも、

「性格良すぎ」「神対応すぎる」と、絶賛する声が多くあがりました。

佐藤さんの本性を暴くためのドッキリでしたが、結果的に彼女の性格の良さを、世間により知らせることになりました。

まとめ

このほかにも、現在彼女がレギュラー出演している

『有吉の壁』でも、その性格やノリの良さがしばしば話題になる佐藤栞里さん。

共演している芸人の間でも、高く評価されているようです。

また、プライベートでも神対応ぶりは健在であり、握手は両手でするのもだと思っている彼女は、

銭湯の脱衣場で握手をお願いされた際、服を着ていない状態で対応したことがあるほど。

そんな彼女は2021年7月より、『TOKYO MER』と言うドラマにて女優業に挑戦しています。

ドラマでは、初めてとは思えないような伸び伸びした演技を見せており、

「モニター越しの笑顔に癒される」という視聴者も多数。


このドラマは医療ドラマであり、開始当初から医療ドラマとして、

「ドラマ内での死亡者0」を貫いてきたのですが、第10話でついに死亡者が出てしまいました。

その死亡者こそ、佐藤栞里さんが演じていた主人公の妹、涼香だったのです。

衝撃的な展開に、ネット上では彼女の死亡を惜しむ声が相次ぎました。

それだけの彼女の演技力などが、視聴者に愛されていた証拠と言えるでしょう。

バラエティのみならず、女優としても活躍しそうな彼女の今後が楽しみですね。