NHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』で、主人公なつの生き別れた妹役として出演。17歳の現役高校生とは思えない演技が、話題を呼びました。
女優の清原果耶さんはNHKで放送されたドラマ、『透明なゆりかご』でその演技力が話題になりました。
ファッションモデルとしても活躍していますが、その彼女が17歳の少女と聞いて驚く人も多いのではないでしょうか?
そんな清原さんNHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』で、母親となって再登場したことが話題になりました。
17歳とは思えない迫真の演技は、将来が期待されます。
今回はそんな彼女について、詳しく見てみましょう。
プロフィール
清原果耶さんは、2002年1月30日生まれの大阪府出身です。
家族揃ってPerfumeのファンであり、彼女たちに憧れて幼少期から歌とダンスのスクールに通っていました。
2014年、12歳の時にPerfumeも所属する「アミューズ」のホームページで、偶然にも新人発掘イベント「アミューズオーディションフェス2014」を発見。
母親が好奇心で応募したところ、なんとそこでグランプリおよびポイント賞を受賞し、同事務所に所属することに。
2015年から本格的に芸能活動を開始。
三井不動産グループやアステラス製薬のCMで注目を集めました。
待ちに待ったなつと咲太郎の妹・千遥役は清原果耶さん。今年4月に北海道ロケに行った清原さん。訪れたしばた牧場の入口で記念写真。#朝ドラ #なつぞら #清原果耶 #北海道ロケオフショット pic.twitter.com/kHKvnQQLyG
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) June 30, 2019
その後ファッション雑誌『nicola』や『Seventeen』の専属モデルを経て、NHK連続テレビ小説『あさが来た』で女優デビュー。
女中「ふゆ」の役で注目を集めます。
2017年には約500人が参加したオーデションを勝ち抜いて、映画『3月のライオン』に出演。
川本ひなた役での、迫真の「泣きの演技」が評判となりました。
2018年のNHKドラマ「透明のゆりかご」では、「コンフィデンスアワード・ドラマ賞年間大賞2018」で新人賞を受賞しています。
『なつぞら』再登場!
広瀬すずさんが主演を務めるNHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』に、清原果耶さんが初めて登場したのは7月1日放送の第14週からでした。
昭和34年5月、なつが東洋動画に入社して3年の月日が経った頃、北海道の柴田牧場に1人の女の子が訪ねてきます。
この女の子が、生き別れになっていたなつの妹だったのです。
この衝撃的な登場をするのがなつの妹・千遥(ちはる)を演じる清原さんでした。
彼女が千遥役を演じることを、直前まで知らなかった視聴者の間では驚きの声が多くあがりました。
しかしその効果は十分にあったようで、千遥役を務める清原さんには賞賛の声が多く寄せられました。
生き別れた妹が柴田牧場にいるとの連絡を受けて、なつは兄の咲太郎と共に大急ぎで東京から北海道の柴田牧場に向かいます。
しかし、着いた時にはすでに千遥はおらず、会えずじまいになってしまいます。
なつと千遥は電話越しの再開となるのですが、その電話のシーンが切ないと視聴者の涙腺を刺激します。
そのまま生き別れてしまうのかと思われていた千遥が、30年後に再びドラマに登場します。
なつぞら。
ようやく、なつと千遥が再会。
姉と再会して嬉しいだけの感情ではないもう一つの思いが伝わってくる千遥の表情はとても現実的。
千遥役の清原果耶、まだ17歳ってほんま?
演技凄すぎるでしょ。#なつぞら#千遥#清原果耶 pic.twitter.com/0fYxP9wuIT— リサイクルショップさとちゃん 広島 (@satochan1975) September 17, 2019
なつが仕事をしているマコプロダクションに、ある日少女が訪れます。
セル画をプレゼントされて喜ぶ少女に名前を尋ねると、その少女は「杉山千夏です」と答えました。
なつはその名前に、何か引っかかるものを感じるのでした。
母が待っているからと、帰っていく少女の後を追ったなつの目に飛び込んできたものは・・・。
なんと、生き別れたまま会うこともできなかった妹の千遥でした。
母として少女の手を引く千遥の後ろ姿に、なつは「千遥?」と問いかけます。
この時、ゆっくりと振り向く千遥役の清原果耶さんが、「母としての貫禄十分ですごい」と評判になったのです。
とても17歳の演技とは思えないと、大絶賛の嵐でした。
離婚間際の子どもを抱えた30代の女性を、見事に演じていたのです。
そんな彼女の演技に、「鳥肌が立ったという」声も続出しました。
まとめ
清原果耶さんの卓越した演技は、同じNHKで放送されたドラマ『透明なゆりかご』や、「蛍草菜々の剣」でも際立っていて評判でした。
『透明なゆりかご』では、見習い看護師が命というものを考える重いテーマを演じ、『蛍草菜々の剣』では主人の子どもの面倒を見ながら仇討ちを考えるストイックな女性を演じています。
『透明なゆりかご』は、高校生の役と言うこともあって年相応に見えましたが、『蛍草菜々の剣』では年齢を忘れさせるほどの迫力でした。
その演技力に加え、NHKのドラマで主演を果たしているということ、連続テレビ小説に2度も出演している点を考えると、次の連続テレビ小説のヒロインと呼び声も高いです。
すでに数多くのドラマに出演している彼女ですが、前述の通り17歳でまだ高校生なのです。
「人に感動を与えられる女優を目指す」ことを目標とし、モデル業にも意欲を見せ、機会があれば歌の仕事もやってみたいと貪欲に夢を膨らませています。
その一方で、デビュー後も大阪の実家から仕事やレッスンに通っているのだとか。
上京するのは、高校を卒業してからとしているようです。
将来が期待されていますが、素顔は年相応の可愛い高校生だとは意外ですね。
ぜひ歌にドラマにと、夢に向かってひとまわりもふた回りも大きくなって欲しいと思います。
これからの清原果耶さんが楽しみですね。