結論

今でもお互いの誕生日をお祝いしたり、ベッドで手を繋いで一緒に寝ているそうですが、その秘訣は程よい距離感のようです。

俳優の唐沢寿明さんと山口智子さんは、結婚から25年が経ちますが、芸能界きってのおしどり夫婦として有名です。

結婚してからも、長く仲良くし続けるというのは、簡単なようで難しいことだと思います。

一時期は仮面夫婦とウワサされたこともありましたが、この夫婦が長く仲睦まじい夫婦でい続けている秘訣は何なのでしょうか?

2人の馴れ初め

唐沢寿明さんと山口智子さんは、1995年12月に結婚しました。

馴れ初めは、ドラマの共演だと言われています。

1988年に放送され、山口さんが初めて主演を務めた朝ドラ『純ちゃんの応援歌』で共演したお2人は、

山口さんが演技に関する相談を唐沢さんにしたことで、急接近したと言われています。

ドラマの撮影が終わる頃には付き合っていて、唐沢さんは

「付き合いだした頃から結婚を意識していた」とさえ言っていました。

世間に交際が発覚したのは、1992年のこと。

山口さんが暴漢に襲われかけるという事件があり、そのとき彼女の部屋にいたのが唐沢さんだったのです。

唐沢さんは暴漢から山口さんを助けたヒーローになりましたが、この事件がきっかけで交際していることが公になりました。

仲良しエピソード

結婚から25年が経っても仲良しな、唐沢寿明さんと山口智子さん夫婦。

そんな2人の仲良しエピソードを紹介していきます。

1つ目は、誕生日は2人だけでお祝いするというもの。

唐沢さんと山口さんの夫婦は、今でもきちんと誕生日をお祝いしているそうです。

誕生日は2人だけでお祝いするというのは、夫婦で決めたルールなのだとか。


唐沢さんは以前インタビューで、

「誕生日は妻のリクエストを聞いて、ディナーのお店を予約する」と言っていました。

2019年には、唐沢さんと山口さんの腕組みデートが週刊誌に撮られたこともありました。

2つ目は、番組で山口さんが

「夫婦の仲良しの秘訣は?」と質問されたときに言っていたことなのですが、

今でも一緒に、しかも手を繋いで寝ているのだとか。

山口さんは、「一緒にいる時はできるだけくっついていたい」

「今でも新婚のようなイチャイチャ感を味わいたい」と語っています。

シングルサイズのベッドで2人で寝ているため、朝には必ずどちらかが落ちているのだとか。

唐沢さんと山口さんは、どちらも身長が170cm以上あるので、相当狭く感じると思います。

しかしその分、お互いを近くに感じられるのも事実でしょう。

毎朝どちらかが落ちるのでアザだらけだそうですが、それでもラブラブなのはいい事ですね。

また山口さんは、「一番幸せなのは何をしてるとき?」と質問されたとき、

「唐沢さんとの日常が一番幸せ」と答えていました。

一緒にゴハンを食べてるときなど、そういうちょっとしたことが幸せとのこと。

一方の唐沢さんは、「一番の宝物は何ですか?」と聞かれたとき、「山口智子」と答えていました。

これらは別の番組で、打ち合わせなどもしていないはずなのですが、驚くほど理想的な答えですね。

こういうことを夫婦揃ってサラッと言えるということは、普段から本当にそう思っているからなのでしょう。

仮面夫婦説

唐沢寿明さんと山口智子さん夫婦は、一時期仮面夫婦とウワサされたことがありました。

理由としては、子供がいないことや、2人とも夫婦関係についてあまり語ってこなかったことが考えられます。

唐沢さんと山口さんは、2人とも50歳を超えていますが、確かにお子さんは1人もいません。

山口さんは特殊な幼少期を過ごしており、血の繋がりを信じられないと言っていました。

「自分は親にはなりたくない、そういう人生があってもいいんじゃないか」とのこと。

山口さんの両親は、彼女が小さい頃に離婚しています。原因は、父親の女性問題でした。

その後、山口さんの妹さんと一緒に母親に引き取られるも、

おばあちゃん子だった山口さんは電車に乗って1人で祖母のもと、

つまり父親のところに戻ってきてしまったのだとか。

それをきっかけに母親と妹とは絶縁状態になり、仕方なく父親に引き取られる形になるものの、

父親の再婚相手とうまくいかず、最終的には祖母の養子になったそうです。

こういった経験があったから、山口さんは

「子供はいらない」「親にはなりたくない」と思っていたそうです。

唐沢さんもそれに了承したのでしょうし、実際子供がいないからこそ、ラブラブなままで来れたのかもしれません。

子供を作らない人生に決めたのも、決して悪いことではなかったのかもしれません。

仲良しの秘訣

唐沢寿明さんと山口智子さんが仲良しでいる秘訣は、『程よい距離感』にあります。

唐沢さんと山口さんは長年夫婦をやっていますが、趣味などは全く合いません。

唐沢さんの趣味は車と仕事、山口さんの趣味は旅行。

もちろん夫婦で旅行に行くこともありますが、現地では一緒に行動することはほとんどないのだとか。

お互いに好きなことをして過ごし、食事のときだけ合流するのが2人流。

山口さんは観光地やミュージアムなどを巡って過ごしますが、基本的に唐沢さんはホテルの部屋から出ないそうです。

そんな中で、食の好みは合うそうです。

お互いの趣味には口出ししない、必要以上に干渉しない、そして強要しないという程よい距離感を保つことが、仲良しの秘訣なのでしょう。

お2人ともしっかり独立していて、かっこいいと思いました。

ここまでご紹介してきたエピソードからも分かる通り、とても仲の良いこの夫婦ですが、

過去に一度だけ大きな夫婦喧嘩をしたことがあります。


きっかけは、『ロングバケーション』というドラマでした。

主演は木村拓哉さんでヒロイン役は山口智子さんでした。

当時、山口さんが31歳で木村さんが23歳。

このドラマの最終回で2人はキスをするのですが、これは台本には書いていなかったそうです。

つまり、キムタクのアドリブだったのです。

そんな『ロングバケーション』の放送中に山口さんが帰宅したところ、ドラマを見ていた夫の唐沢さんがとても不機嫌になっていたそうです。

いわゆる、ヤキモチですね。

その後、2人が木村さんを自宅での夕食会に招いた時のこと。

木村さんと山口さんがとても楽しそうに会話しているのを目の当たりにして、唐沢さんはとても居心地が良くなかったそうです。

そして唐沢さんは食事中にも関わらず、1人でテレビゲームを始めたそうです。

このことに、山口さんは怒りが爆発。

「この人と結婚して良かったのかな?」と本気で思ったそうです。

これがこの夫婦の、最初で最後の大喧嘩とのこと。

離婚もよぎるほどの怒りだったようです。

翌朝、唐沢さんが目覚めると、ゲーム一式が綺麗サッパリ家から消えてしまったということです。

家中をくまなく探してもない事から、「捨てられた」と諦めることにしたのだとか。

まとめ

唐沢寿明さんと山口智子さん夫婦の、仲良しエピソードを紹介しました。

この2人は、結婚してから25年経つ今も、ラブラブです。

お互いを尊敬しつつ、程よい距離感を保つことが仲良しの秘訣だそうで、

新婚の気持ちを忘れずに過ごしているところも素敵ですね。

今後も仲良しのまま、夫婦での共演なども楽しみにしています。