女優の中越典子さんが、第2子となる女の子をを出産したことをInstagramで発表。
祝福の声が相次ぎましたが、一方でその夫の永井大さんが現在どうしているのか、疑問の声も多く上がりました。
永井さんはドラマ『特命係長只野仁』『サラリーマン金太郎』
などに出演し、肉体派俳優として一時はテレビに引っ張りだこでした。
しかし、最近はあまりメディアなどで見かけなくなってしまいました。
永井大
1978年5月20日生まれで、出身地は新潟県糸魚川市。
デビューは2000年、旧芸名である「永井マサル」名義で「未来戦隊タイムレンジャー」に主役の浅見竜也役でした。
その後、学業に専念するため俳優業を休止し、大学卒業後の2002年に本名の「永井大」として再びデビューしました。
インターハイ5位の経歴を持つ特技の空手を活かした運動神経に強みのある俳優で、TBSの
『スポーツマンNo.1決定戦』では芸能人大会で総合No.1に輝き、プロスポーツマンの中に混じっても上位に食い込むほどの身体能力の持ち主でした。
そして2003年には、『ヤンキー母校に帰る』『アットホームダッド』『鬼嫁日記』
などの人気ドラマにコンスタントに出演。
笑顔の爽やかな俳優だった彼も、今や芸歴は20年を超えるようになりました。
消えた理由
様々な人気ドラマに出演してきた永井さんが、なぜテレビに出なくなってしまったのか?
その理由はいくつかあります。1つ目の理由は、2012年に起こった「ペニーオークション詐欺」でした。
ペニーオークションとは、当時流行っていたオークションでした。
人気商品を格安で落札できるということで会員を募集し、
実際はある一定の額にならないと購入できないものを、
あたかも落札したように芸能人が見せかけたことで、
入札者から手数料を騙し取っていた詐欺事件でした。
このペニオクには、永井さんだけではなく他にも多くの芸能人が関わっていたようで、ほしのあきさんをはじめ多くの芸能人が干されていきました。
この騒動を受けて、永井大さんは謝罪会見を開いています。
ペニオクが詐欺だったとは知らなかったようですが、イメージダウンしてしまうのは仕方ないでしょう。
2つ目の理由は、「覚醒剤疑惑」です。
永井さんは、俳優の高知東生さんと仲が良いと言われていました。
その高知東生さんが2016年に、覚せい剤取締法違反で逮捕されてしまいました。
そこで、高知東生さんと仲が良かった永井さんも覚醒剤を使用していたのではないかと疑われてしまったのです。
結果的に永井さんはシロでした。
しかしこの事件で、永井さんへの印象もまたダウンしてしまったと言われています。
芸能界はこうしたグレーなことに関わることが多いのか、永井さんは人が良いから騙されやすいのか?
どちらにしても、この2つの事件から永井さんを取り巻く人間関係はあまり良くないことが伺えます。
3つ目の理由は、大物俳優をケチとけなした発言です。
2015年に、上沼恵美子さんがMCを務める
『怪傑えみちゃんねる』に出演した際、ある大物俳優のドケチエピソードを暴露してしまったのです。
永井さんは「先輩が後輩に食事をおごるのが当然」
と思ったいたようで、その大物俳優が頼んでいたものを遠慮がちに食べていたそうです。
しかし奢りどころか、「1人5,000円ね」と言われて愕然。
お金を持っていなかった永井さんは、大物俳優に「貸してあげる」と言われたと暴露したのです。
その大物俳優が、榎木孝明さんと判明。
榎木さんは冗談だったと話し、結局は食事代は榎木さんが支払ったそうです。
おもしろエピソードとしてこういった話が暴露されることは多いですが、それが大物俳優の逆鱗に触れるようなことだったら危ないでしょう。
4つ目の理由は、「同性愛者疑惑」です。
永井さんは学生時代、新宿二丁目でバイトをしていたそうです。
売り専だったそうで、その時は美川憲一さんがパトロンだったという噂があります。
永井さんが芸能界デビューする際も、美川さんがかなりサポートしていたようです。
そして、新宿二丁目で名の通る市長の大澤一治さんとも長年の付き合いがあることからも、永井さんは男女ともに恋愛対象であるバイセクシャルなのかもしれません。
最後の5つ目の理由が、特に大きい要因とされています。
永井さんは知人と共に、建設会社の社長に1,500万円のビルの斡旋をしていたようです。
しかし実はそのビル、修繕費に2,000万円かかるいわくつきのビルだったのです。
しかもそのビルの実態は1,000万円だったとわかり、差額の500万円を永井さんが着服していたとのこと。
永井さんはこのお金を返済するため、暴力団関係の消費者金融からお金を借りてしまったそうです。
このことから、永井さんは「お金に汚い」というイメージがついてしまうようになりました。
お金を暴力団関係者に借りるというところや先ほどご紹介したペニオク騒動などから、永井さんはお金に関する問題を抱えがちのようです。
まとめ
永井さんは現在、あまりメディアには出ていないそうです。
2017年は『遺留捜査』、2018年には『コンフィデンスマン』などのドラマに出演しているものの、いずれも単発の出演になっているようです。
しかし、2020年に『リュウソウジャー』のリュウソウブラック役で出演した時には、
かつて『タイムレンジャー』のタイムレッドだった永井さんが20年ぶりにスーパー戦隊シリーズに帰ってきたということで、大きな話題となりました。
「40歳を過ぎてもまだできるなって思えたことが嬉しかったです」
と語っていました。
さらに同年4月15日には、妻の中越典子さんが出演している『特捜9』にもゲスト出演して話題になったようです。
いずれにしても、人間関係や素行の悪さには気を付けてほしいものですね。