ジェンダーレスを公表し、女性向けの服も着こなすなど、本当の自分を存分に表現しています。
演歌界のプリンスとして人気を博した、氷川きよしさんがブレイクしてから、2021年時点で20年以上経過しようとしています。
そのイケメンぶりから、女性人気も凄まじいものがありました。
そんな彼が近年、見た目や雰囲気が大きく変わったと話題になっています。
プリンスというよりは、どこか性別の枠を超えたような感じになりつつあるのです。
そんな彼のファッションや見た目の変化について、ご紹介していきます。
限界突破の兆し
氷川きよしさんは、2019年ごろから限界突破し始めたと言われています。
それまでのプリンスのような雰囲気から、どこか女性らしさも兼ね備えたかのような見た目になった氷川きよしさん。
本人も騒がれることは想定していたようで、そうした世間の声に対し、「本当の自分で表現したい」と語っています。
こうした変化を見せ始めたきっかけは、「限界突破の兆し」とあるように、2017年に『限界突破×サバイバー』を発売した時からでした。
氷川きよし、「限界突破×サバイバー」で受賞も天然炸裂「ズバっているって…」 『第25回AMDアワード』授賞式 https://t.co/RbbgrgZeJQ @YouTubeより🤗🐢🌸😘💗💐 pic.twitter.com/yuGsREmVhk
— ヒカワッち (@AKpTgVwPEaG8TYP) August 11, 2021
この歌は、アニメ『ドラゴンボール超』の主題歌になった曲です。
ゆったりとした曲を歌うことの多い演歌歌手が、疾走感あふれるアニメソングを歌うというのは、かなり異質な感じがしますね。
この主題歌の時には、主人公の孫悟空が超サイヤ人を超え、
「身勝手の極意」という宇宙の神に匹敵するほどの力を手にし、まさにサイヤ人の限界を突破しようとしていました。
そんな悟空の姿と、自身の表現の限界突破というところから、この曲と自身のキャラチェンジを表現したのかもしれませんね。
ジェンダーレス公表
氷川きよしさんの最近の見た目は、女性らしさも感じます。
インスタグラムでプライベートのファッションを度々公開しているのですが、それはどれも女性らしい雰囲気ただようもの。
時にはスカートを履いていることもあります。
また氷川きよしさんは、2019年の紅白歌合戦に出演した際、リハーサル後のインタビューで次のように語り、ジェンダーレスを公表しました。
「ありのままの姿で表現したい。きよし君にはサヨナラして、kiiちゃんらしく自分らしさを出したい」
氷川きよしさんは幼少の頃、「女みたい」「オカマ」などといじめられたこともあるそうです。
おそらく今の女性らしさも感じる見た目の氷川きよしさんこそ、本当の氷川きよしさんなのでしょうね。
始球式
2019年8月8日、明治神宮野球場で行われたヤクルトスワローズと阪神タイガースの試合で、氷川きよしさんが始球式に登場しました。
そのときのファッションは、上は野球のユニフォーム、下はショートパンツというもの。
髪の毛は肩につくくらいのミディアムで、女性のような感じもある明るい茶髪でした。
そして特に大きなインパクトを与えたのは、適度に引き締まり、ムダ毛もほとんどない綺麗な生足でした。
動きも内股気味で、遠目で見ると女性か男性か区別がつきにくそうなものでした。
実際球場では、最初誰か分からなかった人が多かったようです。
また、たまたまマスコミのカメラが捉えた、氷川きよしさんを見るヤクルトの村上宗隆選手の表情も、野球ファンの間で話題になりました。
限界突破ファッション
氷川きよしさんはジェンダーレスを公表したあと、自身のInstagramで白いドレス姿を披露しています。
新曲のMVで着るものということですが、普通の女性と遜色ないほど似合っており、話題になりました。
メイクや表情も女性っぽく、ドレス姿も映えていました。
また、氷川きよしさんはInstagramにて女性ブランドの服を着た画像も多く投稿しており、
『ZARA』の服で全身コーデしているものもありました。
ほかの日には、「シルエットがきれいだったから、レディースのパンツ」など、特にブランドに拘っているわけではないようです。
自分に似合うもの、着たいものを堂々と着ているようです。
【画像】氷川きよし(kiina)さん、ついに一線をこえてしまうwmwmwmw https://t.co/zaGFzlZq8x pic.twitter.com/3QqZAz935n
— RoHS (@RoHS456) August 12, 2021
他にも2021年7月、『音楽の日』という歌番組に出演した時には、黒を基調とした女子プロレスラーのようなファッションで登場しました。
黒光りしたロングブーツに、太腿と腕が透けたコルセット風のセクシーな衣装は、まるで女子プロレスラーを連想させるもの。
またこの日、生放送中に歌詞を忘れるというミスをおかした氷川きよしさん。
そのことをSNSで謝罪したときの一人称は、『あたし』でした。
「あたし、歌詞を忘れてしまいました」と報告した氷川きよしさんですが、この日の衣装が派手すぎて、
テレビで見ていたファンもあまり気にならなかったようです。
最近のものでは、楽屋入りする前の私服画像を投稿。
黒のノースリーブのワンピース姿を投稿していましたが、本当に似合っていて素敵でした。
写真だけ見ると、女性そのものです。
氷川きよしさんらしい姿が一番輝いていると思うので、様々な意見がある中で、自分の好きな姿を見せていけるのは凄いと思いました。
まとめ
2019年頃から見た目の印象をガラリと変えていて、今ではまるで女性のような見た目をしている氷川きよしさん。
髪型やファッション、メイクだけでなく、仕草なども女性っぽいところがあり、
「美しい」「キレイ」という言葉がとてもよく似合うと感じます。
ありのままの自分をだすというのは、簡単そうで実は難しいもの。
氷川きよしさんはカミングアウトしたことで、前よりも一層輝いているような気がします。
今後の活躍も、楽しみですね。