紅白歌合戦で司会を務めた時には、多くの共演者の名前を間違えたり、ステージにマイクを持たないまま立ったりと、その天然ぶりが遺憾無く発揮されていました。
綾瀬はるかさんといえば、多くの人に愛されている国民的女優の1人ともいうべき存在です。
しかし一方で、その天然ぶりがしばしば話題になることがあります。
生放送でそんな一面が発揮されると、視聴者もヒヤヒヤしてしまうようなことも。
大晦日の風物詩『紅白歌合戦』でも、その天然ぶりは惜しみなく発揮されていました。
オーディションを受けた理由
綾瀬さんは、15歳の時に
「ホリプロスカウトキャラバン」というオーディションを受けて芸能界デビューしました。
しかし当時の綾瀬さんは、「絶対に芸能人になりたい!」という意気込みがあったわけではありません。
オーディションを受けようと思った理由は、なんと部活を休む口実が欲しかったから。
オーディションでは、学校で流行っていたウサギのモノマネをして審査員特別賞を受賞し、芸能界デビューをするのでした。
理由も理由ですが、オーディションの場でウサギのモノマネを披露するというのも、なかなか肝がすわっていますね。
芸能界に入る前から、その天然ぶりは遺憾無く発揮されていたようです。
天然エピソード
映画『プリンセス・トヨトミ』の撮影をしていた時のこと。
大阪城で撮影されていたのですが、大阪城を見た綾瀬さんは、共演者の堤真一さんに
「やっぱりお寺って凄いですね」と発言。
堤さんも、これにはびっくり仰天。
すると綾瀬さんは、「あ、違った。神社だ!」と発言しましたが、もちろんそれも違います。
大阪『城』という名前の建物を寺や神社と間違えるとは、堤さんも予想外だったことでしょう。
同じく『プリンセス・トヨトミ』撮影時のエピソードです。
綾瀬さんは休憩中に、共演者の岡田将生さんとあるゲームをしていました。
そのゲームとは、オセロ。
しかし綾瀬さんの手にあったのは、オセロではなく囲碁の碁石。
意気込んで始めた綾瀬さんですが、碁石は両面とも同じ色。
オセロのようにひっくり返すことはできません。
実際にオセロをやり始めてから、
「これ両面同じ色だ」と気づいた綾瀬さんは、そのまま碁石でのオセロをやめたそうです。
退院おめでとう!安心しました☺️#綾瀬はるか pic.twitter.com/ardAhv9nzA
— 𝙎𝙖𝙠𝙞 (@h_ayase_324) September 9, 2021
綾瀬さんが先攻だったので、1つ目の石を置いた時点でひっくり返せないことに気づき、オセロはすぐに終わりました。
綾瀬さんのような天然な人は、悪くいえば空気が読めない人とも言えます。
巻き込まれた人が困惑していることにも、気づいていません。
『MR.BRAIN』というドラマで、元SMAPの木村拓哉さんと共演した綾瀬さん。
撮影の待ち時間にいきなり、「キムちゃん、ハモろうよ」と言ってきたそうです。
歌やカラオケの話でもしていたのなら、流れ的に分からなくもないですが、おそらくそういう話の流れではなかったのでしょう。
困惑する木村さんを横に、綾瀬さんは「ミルキーはママの味~」と1人で歌いだしました。
なぜこのタイミングでミルキーを歌ったのかは、当事者である綾瀬さんにしか分かりません。
完全に巻き込まれた形の木村さんも、ただただ戸惑うばかりで、スタッフに助けを求める視線を送っていたのだとか。
いきなり誘って1人で歌い出し、勝手に満足している綾瀬さん。
巻き込まれた木村さんは、本当に気の毒としか言いようがありません。
また、『嵐にしやがれ』という番組にに出演したとき、とんでもない記録を持っていると発言していました。
子供の頃に足が速かったという綾瀬さんに対して、「100m何秒くらいだったの?」と質問。
すると、なんと「7秒くらい」と真顔で答えていました。
ちなみに、100m走の世界記録は9秒台です。
おそらく50m走と勘違いしたのでしょう。
ただ、女の子が50m走で7秒台を出せるというのは、確かに足が速かったのだと思われます。
個人的に最も驚いたエピソードは、ニュージーランドでスパイ容疑で拘束されたこと。
映画『ハッピーフライト』にて、世界初の上空1万メートル試写会に参加した時のこと。
全身にホッカイロを貼っていたところ、スパイと間違えられてしまったそうです。
ちょうど同じ時期、綾瀬さんと同年代の女スパイがいるという情報が入っており、間違えられてしまったのです。
ニュージーランドの人はホッカイロを知らなかったため、
「自爆テロではないか?」と疑われてしまったのだとか。
紅白でも天然炸裂?
綾瀬はるかさんの天然ぶりは、NHK紅白歌合戦でも炸裂していました。
紅白歌合戦は入念なリハーサルを繰り返してはいますが、本番は生放送。
どんなハプニングが起こるかはわかりませんし、何か起きたときには司会のスムーズなフォローが必要不可欠となります。
綾瀬さんは本来なら『フォローする立場』ですが、『フォローされる側』になっていました。
たとえば、EXILEを『イグザイル』と呼んだり、小林幸子さんを『こばやしさつこ』と呼んだり。
これらの言い間違いは滑舌云々の話だとしても、寺田心君のことを『しんくん』と呼んでしまったのは致命的でした。
また、綾瀬さんは特別ゲストとして、紅白歌合戦で歌唱するシーンがあったのですが、マイクを持たないままステージに上がってしまいました。
そのため、ステージ上で「あれ、マイクどこ?」とマイクを探していました。
好き♡♡♡#綾瀬はるか pic.twitter.com/3y108gaa4K
— 𝙎𝙖𝙠𝙞 (@h_ayase_324) September 9, 2021
マイクを忘れるほど緊張していたのでしょうか?
さらにはこの時の紅白が終わった後の、年明けから始まる大河ドラマ『麒麟がくる』に出演する、長谷川博己さんと石川さゆりさんを紹介する時のこと。
「お2人は『未来の』大河ドラマで…」と発言。
すかさず周りが、「『来年の』ね。まぁ未来とも言えなくはないですが。」とフォローしていました。
確かに未来の話ではありますが、3週間後に初回放送が決まっている番組を
『未来の』と表現するのは、少々違うでしょう。
これには、紹介された長谷川さんと石川さんも、戸惑っていました。
まとめ
綾瀬はるかさんの、ド天然エピソードを紹介しました。
わざとやってるのでは、と思ってしまうほどの天然ぶりに驚いてしまいました。
紅白の司会に関しては、視聴者の間では呆れるどころか、
「綾瀬はるからしい」
「相変わらずだな」
と言った声が多く上がっており、むしろ彼女の天然発言はなんだかんだで楽しまれていたようです。
綾瀬はるかさんの、今後の活躍及び天然ぶりに期待します。