同じ1期生ですが、途中から活動を開始した秋元さんがいきなり選抜に選ばれたことに、西野さんが機嫌を悪くして1年4ヶ月間不仲となりましたが、2周年記念のライブで和解しました。
アイドルグループ『乃木坂46』の秋元真夏さんが、現在はグループを卒業した西野七瀬さんと以前まで不仲だったことがあるのです。
現在は和解したのですが、2人の間にはある確執がありました。
テレビで見る限りでは思いもしないことですが、2人は1年4ヶ月もの間、お互いに口も聞かない状態だったのです。
かなり溝が深かったようですが、いったい何があったのでしょう?
この2人が不仲だった原因について、ご紹介していきます。
プロフィール
秋元真夏さんは、幼稚園の頃から芸能界に憧れを抱いていました。
人より目立ちたいという気持ちが強く、高校2年の時には生徒会の会長を務めたこともあります。
高校3年の時に乃木坂46の1期生オーデションがあるのを知りましたが、はじめは応募する気持ちはなかったようです。
しかし、たまたまいじっていた携帯電話でそのオーデションの締め切りが近いことを知り、直感で応募しました。
西「ん〜〜」
秋「痛い痛い」
西「このやろぉぉ」
秋「ぎゃああああ」
白「ちょっとなぁちゃん
やり過ぎだよ」
西「え?」
秋「…」
西「真夏?」
秋「何でこんなことされなきゃいけないの?」
西「それは…いくちゃんが」
秋「いくちゃんのせい?」
西「うん」 pic.twitter.com/jth8ke7Vcg— nao◢⁴⁶ white ash (@nao_whiteash) August 14, 2019
2011年8月21日、見事に乃木坂の1期生オーデションに合格しました。
しかし、通っていた高校は芸能活動を許さない学校でした。
父親も学業優先の考え方でしたが、大学に合格してきちんと通学するならという条件のもとに合意しました。
このため、高校卒業までは芸能活動を休止していましたが、女子大へ進学すると親の反対を押し切り乃木坂の活動に復帰しました。2013年4月、日本テレビの『BAD BOYS J』でドラマに初めて出演。
幼い頃の夢を果たしたのです。
西野七瀬との不仲
せっかくオーデションに合格しながらも、学業の都合で活動休止することになった秋元さんは、さぞ悔しかったでしょう。
活動を休止している間、テレビ東京で放送されている乃木坂の冠番組、『乃木坂って、どこ?』を視聴していた彼女は、「自分もあの中にいたら…」と思いを募らせていたそうです。
そんな彼女も、女子大に進学すると矢も盾もたまらなくなったのでしょう。
親の反対を押し切って乃木坂に復帰。
4thシングル「制服のマネキン」の期間から活動を開始すると、いきなり八福神入りと大抜擢されたのです。
八福神とは、選抜メンバーのなかでもさらに選抜された上位の人気メンバーを指します。
このサプライズでの復帰は、グループに動揺を与える結果となりました。
音楽ナタリー 乃木坂46
西野七瀬&秋元真夏
「真夏、おかえり」で縮んだ2人の距離http://t.co/05IPNL5hwY
先日、乃木どこ?で触れられた2人のエピソード(இдஇ; ) pic.twitter.com/7OLlRn04rd— しょ~(タン)@とある推しへの一方通行 (@doratti_0610) January 26, 2015
押し出される形で中田花奈さんが選抜落ちし、福神から外されて3列目に後退した西野七瀬さんは、「大阪に帰る」とまで言い放ったのだとか。
それ以来、秋元さんと西野さんは一切口を聞かなくなりました。
西野さんにしてみれば、秋元さんに自分の地位を奪われたと思ったのでしょう。
初めから、汗をかきながら一緒にレッスンに励んだ相手ならいざ知らず、突然現れた彼女にしてやられたようなもの。
まるでトンビに油揚げをさらわれた気分だったのでしょう。
憤慨するのは当然ですね。
しかし秋元さんにしてみれば、それまで学業優先と言われてじっと我慢している状態でした。
その気持ちを抑えきれず、親の反対を押し切ってやっとの復帰。
その結果が八福神入りという、思いもしなかった幸運に巡り会えたのです。
彼女にとっては、天にも昇る気持ちだったでしょう。
2人の気持ちはぶつかったまま、1年4ヶ月という長い間、反目し合うことになってしまいました。
和解
そんな2人に、和解の時がやってきました。
2014年2月22日、横浜アリーナで行われた乃木坂46の『2ND YEAR BIRTHDAY LIVE』でのことです。
会場に映し出された映像に合わせて、西野さんがナレーションを担当しました。
乃木坂の今までの出来事を振り返るそのナレーションの最後に、彼女は秋元さんに対してのメッセージを伝えたのです。
「あの時は言えなかった言葉で、この曲を始めます。真夏、お帰り。一緒に頑張ろう!」
この言葉で、2人とも瞬間的に号泣。
そして抱き合い、それまでの全てのわだかまりが解けたのです。
そして、『制服のマネキン』へと突入していきます。
このシーンには、会場でも大歓声が上がりました。
【乃木坂46】「真夏、おかえり」西野七瀬 秋元真夏 https://t.co/vVHjWHiJ4B pic.twitter.com/NQOCMgY0wL
— 超JPOPフリープレイ (@bbk24a) April 18, 2017
2人の確執について、西野さんは「自分が子供だった」と反省しています。
自分が悪いと分かっていても、どうしようもなかったのでしょう。
どう接したら良いか分からなかったというのも、事実だったのかもしれません。
現在、2人はとても仲の良い友達となったそうです。
西野さんは乃木坂を卒業していますが彼女の卒業が明らかとなった時、秋元さんは震えが止まらなかったそうです。
それだけ、仲が深まっていた証と言えるでしょう。
秋元さんには、つらい1年4ヶ月だったと思います。
自分が復帰したせいで、人を選抜から落としてしまうことになったのです。
秋元さんは人を追い落とすなど、思いもかけないことだったはずです。
芸能界の厳しいところなのでしょう。
選抜されて嬉しい反面、秋元さんは仲間と不仲になってしまったことに困っていたのではないでしょうか?
西野さんも和解の時を待っていたのでしょう。
乃木坂の2周年の記念ライブの席で、和解のチャンスを与えられてお互いにホッとしたことでしょう。
西野さんは今後、女優やモデルへの道を歩んでいくとのこと。
また秋元さんは、2019年8月から乃木坂46の2代目キャプテンに就任しました。
わだかまりが解けた今、道は違っても友情を育んでいって欲しいですね。